堀口恭司vsマネル・ケイプ、約8年半ぶり再戦へ 6月UFC主要大会

堀口恭司とマネル・ケイプが、2026年6月20日に米ラスベガスのMeta APEXで開催されるUFC Vegas 119のメインイベントで再戦する方向だと、MMA FightingやeFightなど複数メディアが3月25日までに報じた。実現すれば、2017年大晦日のRIZIN以来、約8年半ぶりの再戦となる。
2017年RIZIN以来の因縁の再戦
両者は2017年12月31日、RIZINバンタム級ワールドグランプリ準決勝で初対戦している。この試合では、堀口が3Rに肩固めで一本勝ちを収めた。当時のケイプは23歳の新鋭だったが、その後UFCフライ級戦線で着実に実績を積み、現在はランキング2位につけている。世界最高峰の舞台で、両者が再び交わろうとしている。
フライ級タイトル挑戦に直結する一戦
今回の一戦は、単なる因縁の再戦にとどまらない。MMA Fightingは、勝者が次期タイトル挑戦に大きく近づく可能性があると伝えている。eFightもこのカードを「次期挑戦者決定戦」として紹介しており、フライ級タイトル戦線に直結する重要なマッチメイクとして注目される。なお、フライ級王座をめぐっては、4月11日のUFC 327で王者ジョシュア・ヴァンと平良達郎のタイトル戦が予定されている。
堀口恭司――UFC復帰後2連勝、8連勝中
堀口はUFC復帰後、2025年11月にタギル・ウランベコフに一本勝ちし、2026年2月にはアミール・アルバジに判定勝ち。現在は2連勝中で、キャリア通算36勝5敗、8連勝と勢いに乗っている。UFCフライ級ランキングは5位。ここでケイプを再び下せば、タイトル挑戦に大きく前進することになる。
マネル・ケイプ――3連続KO勝利の破壊力
一方のケイプは、直近3試合をすべてKO・TKOで勝利している。2024年12月にブルーノ・シウバを3R TKO、2025年3月にアス・アルマバエフを3R TKO、そして2025年12月にはブランドン・ロイバルを1R TKOで下し、フライ級屈指の破壊力を見せつけてきた。通算戦績は22勝7敗で、UFCフライ級ランキングは2位。スポニチによると、ケイプはタイトル戦を待つ選択肢もあった中で、「アクティブでいたい」としてこの再戦を選んだという。かつて敗れた相手への雪辱を果たし、タイトル挑戦権をつかみにいく。
見どころ
8年半の時を経て、両者はまったく違うファイターになった。堀口は総合力の高さとキャリアの円熟味を備え、ケイプは圧倒的なKOパワーと勢いを武器に頂点を狙う。日本のファンにとっては、RIZIN時代から知る両者が世界最高峰の舞台で再び交わるという意味でも見逃せない一戦だ。勝者が次期タイトル挑戦に大きく近づく可能性があるという構図も含め、2026年上半期のUFCフライ級戦線を占う重要カードの一つになりそうだ。
試合情報
大会名:UFC Vegas 119(UFC Fight Night)
日時:2026年6月20日(現地時間)
会場:Meta APEX(米ネバダ州ラスベガス)
メインイベント:マネル・ケイプ(#2)vs 堀口恭司(#5) フライ級5回戦
※本稿執筆時点では、UFCによる個別の試合発表記事は確認できていないが、複数メディアが同カードを報じている。
この記事をシェア



