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新世代が牙を剥く─ PROFESSIONAL SHOOTO 2026 Vol.2注目3番勝負

tyamat
新世代が牙を剥く─ PROFESSIONAL SHOOTO 2026 Vol.2注目3番勝負

3月29日・後楽園ホールで世代交代の火蓋が切られる

2026年3月29日、後楽園ホールで「プロフェッショナル修斗公式戦 2026 Vol.2」が開催される。
今大会の注目は、岡見勇信の王座返上に伴う世界ミドル級王座決定トーナメント1回戦2試合と、インフィニティリーグ女子スーパーアトム級の最終戦だ。
いずれもベテランと新鋭が激突する構図で、修斗の未来を占う重要な3試合となる。
本稿では第1・第2・第4試合を徹底プレビューする。

第1試合:荒井勇二 vs 沙門──ベテランの意地か新人王の勢いか

世界ミドル級王座決定トーナメント1回戦

第6代世界ミドル級王者・岡見勇信が2026年2月末に王座を返上したことで、4名によるトーナメントが開催されることとなった。
大会の幕開けを飾るこの1回戦は、パンクラスを主戦場としてきたベテラン荒井勇二と、2025年度修斗ミドル級新人王の沙門が対戦する。

荒井勇二(暁道場)──パンクラス育ちの堅実派

2002年デビュー、20年以上のキャリアを持つ42歳のベテランだ。
元環太平洋ウェルター級王者・村山暁洋が率いる暁道場で腕を磨き、パンクラスを中心に戦ってきた。
柔道の投げ技と寝技を武器とするグラップラーで、ベテランらしい慎重な試合運びが持ち味。
2020年にはネオブラッド・トーナメント ミドル級で優勝しており、トーナメント戦の経験も豊富だ。

沙門(Concilio)──柔道仕込みの新人王

2025年度修斗ミドル級新人王。
プロ戦績1勝0敗、デビュー戦を1R TKO勝利で飾った期待の新鋭だ。
柔道をバックボーンに持ちながら「倒す打撃も持ち合わせたファイター」と修斗公式からも評されている。
柔道仕込みの投げ技や崩しからグラウンドで極める力と、スタンドでのKOパワーを兼備。
キャリアは浅いが、フィジカルと若さで試合を支配する爆発力を秘めている。

見どころと展望

ともに柔道・寝技をベースに持つ者同士の対決だが、試合のアプローチは対照的だ。
荒井は打撃で距離を取りつつ、相手の組みを切るフェイントと寝技の揺さぶりで試合をコントロールしたい。
長いキャリアで培った駆け引きの巧さが最大の武器だ。
沙門はガンガン前に出て打撃を振るい、組み付いたら柔道の投げ技で一気に極めにいくだろう。
序盤から仕掛ける積極性と爆発力は、荒井にとって脅威となる。
中盤以降のスタミナ勝負になれば荒井に分があるが、序盤に沙門が勢いで押し切る可能性も十分。

第2試合:岩﨑大河 vs HENRY──覇王に挑む米軍フィニッシャー

世界ミドル級王座決定トーナメント1回戦

トーナメントもう一方の1回戦は、世界ランキング1位の岩﨑大河と、KO率100%の新星HENRYが激突する。

岩﨑大河(大道塾・パラエストラ東京・NAUGHTY HOUSE)──空道の覇王

プロ戦績は10勝2敗(KO4・一本3・判定3)。
空道世界選手権優勝、北斗旗3度制覇という輝かしい実績を持つ42歳のベテランだ。
「覇王」の異名どおり、打撃・組み技・寝技すべてを高水準でこなすバランス型ファイター。
特に寝技での極めは多彩で、パスワークからのサブミッションが最大の武器となる。
トーナメント優勝候補の筆頭と目される。

HENRY(米軍截空道ハンセン基地)──KO率100%の新星

沖縄のGFCミドル級王者で、プロ戦績3勝0敗・全KO勝利という22歳の新鋭だ。
現役米軍兵士として沖縄に駐留しながら格闘技に取り組んでおり、空道をバックボーンに持つ。
長身から繰り出す強打を武器に、相手を圧倒するフィニッシャー型のスタイルが特徴。

見どころと展望

岩﨑は老獪な試合運びでテイクダウンからグラウンドに持ち込み、得意の寝技で勝負を決めたい。
組み付くことさえできれば、パスワークやサブミッションで試合を支配できるだろう。
一方のHENRYは打撃中心で、序盤から前に出てパンチで試合を終わらせにくる。
グラウンドに持ち込めば岩﨑が有利となる。
HENRYの勢いと爆発力は脅威だが、経験値とグラウンド技術で上回る岩﨑が巧みにテイクダウンを奪い、トーナメント準決勝に駒を進めると見る。

第4試合:高本千代 vs 村上彩──リーグ優勝を懸けた最終戦

インフィニティリーグ女子スーパーアトム級

インフィニティリーグは「より早く勝った者がより多くのポイントを得る」独自のルールを採用した総当たりリーグ戦だ。
1R勝利で5点、2R勝利で4点、判定3-0で3点、判定2-0で2点、引き分けで1点が与えられる。
現在、高本千代(高本道場)が8ポイントで首位、村上彩(修斗GYM東京)が7ポイントで2位に付けており、この直接対決が事実上の決勝戦となる。

高本千代(高本道場)──粘りの判定ファイター

修斗公式戦績は6戦2勝1敗2分。
2016年デビューのベテランで、判定決着が多い粘り強いファイトスタイルが持ち味だ。
リーグ戦では安定した試合運びで8ポイントを積み上げ、首位でこの最終戦を迎える。

村上彩(修斗GYM東京)──元DEEP JEWELSミクロ級王者

MMA通算戦績は10勝3敗、サブミッション5勝を誇る柔術ベースのグラップラーだ。
DEEP JEWELSミクロ級王者の実績を持ち、修斗参戦後も片山智絵に腕十字で一本勝ちを収めるなど、極めの強さは折り紙付き。
修斗での経験はまだ浅いが、MMAキャリア全体で見れば実力は十分。
1ポイント差を逆転するには、早いラウンドでのフィニッシュが求められる。

見どころと展望

この試合の焦点は「高本が判定に持ち込めるか、村上が一本で仕留めるか」に尽きる。
高本はタックルと粘り強いグラウンドワークで試合をコントロールし、判定勝利を狙うだろう。
リーグのポイント計算上、判定3-0でも3点が入るため、無理にフィニッシュを狙う必要はない。
一方の村上は、1ポイントビハインドのため勝つだけでなく「大きく勝つ」ことが求められる。
早い段階で組み付いて腕十字やギロチンで極めにいく展開が予想される。
グラウンドでの攻防が試合の大半を占める技術戦となりそうだ。
高本が自分のペースで試合を進めれば判定で逃げ切る公算が高いが、村上の一本勝ちの怖さは最後まで消えない。

大会情報

大会名:プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2026 Vol.2
日時:2026年3月29日(日)開場17:00 / 開始17:30
会場:後楽園ホール(東京都文京区後楽1-3-61-5F)

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