チマエフvsストリックランド、UFC 328でミドル級タイトル戦

5月9日(土)、ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターでUFC 328が開催される。
メインイベントは、無敗の王者ハムザト・チマエフと元王者ショーン・ストリックランドによるUFCミドル級タイトルマッチ。
MMAファンが待ち望んだ頂上決戦がついに実現する。
SNSではこの試合を盛り上げるファンメイドの映像が話題を呼んでいる。
夜の森の中のキャビンに足を踏み入れるストリックランド。
中にはロバート・ウィテカーが倒れている。
恐る恐る奥へ進むと、暗闇の中で光る眼――そこからチマエフが姿を現す、というホラー映画仕立ての動画だ。
実際にウィテカーは1Rで極められており、「チマエフは倒せない怪物」というイメージを見事に映像化している。
無敗王者チマエフ――15戦全勝の怪物
ハムザト・チマエフは15勝0敗の無敗記録を持つ現UFCミドル級王者だ。
2025年8月のUFC 319でドリカス・デュ・プレシスを5R判定で下してベルトを奪取。
それ以前にも元ウェルター級王者カマル・ウスマンを判定で退け、元ミドル級暫定王者ロバート・ウィテカーを1Rで極めるなど、階級を超えた強さを見せつけてきた。
レスリングを土台にした圧倒的なテイクダウン力が最大の武器で、15分あたり平均5.29回のテイクダウンを記録する。
KO6勝・一本6勝・9試合で1Rフィニッシュと、どこからでも試合を終わらせる力を持つ。
初のタイトル防衛戦で、元王者の挑戦を受けて立つ。
元王者ストリックランド――打撃で王座奪還を狙う
挑戦者のショーン・ストリックランドは通算30勝7敗、ミドル級ランキング3位。
2023年9月のUFC 293でイスラエル・アデサニヤを判定で破り、UFCミドル級王座を獲得した実績を持つ。
その後デュ・プレシスにスプリット判定で敗れてベルトを失い、リマッチでもユナニマス判定で敗北と、2連敗を喫した。
しかし2026年2月、アンソニー・エルナンデスを3R TKOで仕留めて復活勝利を挙げ、タイトル挑戦権を掴み取った。
12のKO勝利を持つ打撃の精度が武器で、前王者のデュ・プレシスも「ストリックランドはチマエフに対して打撃で優位に立てる」と予想している。
チマエフのレスリングにどう対抗するかが、王座奪還の鍵を握る。
見どころ――レスリングvs.打撃の構図
この試合はスタイルの対比が明確だ。
チマエフの圧倒的なテイクダウン力とグラウンドコントロールに対し、ストリックランドはスタンドでの手数と精度で勝負するタイプ。
チマエフがテイクダウンを奪えばグラウンドで削る展開、ストリックランドが距離を保てばスタンドで打撃を当て続ける展開と、主導権の奪い合いが勝敗を分ける。
無敗記録を守る王者か、打撃で2度目の戴冠を果たす元王者か。
2026年のミドル級戦線を左右するビッグマッチだ。
UFC 328 主要カード
◆ハムザト・チマエフ(C)vs. ショーン・ストリックランド(#3)ミドル級タイトルマッチ5R
◆アレクサンダー・ヴォルコフ(#2)vs. ワルド・コルテス・アコスタ(#4)ヘビー級
◆ヤン・ブラホヴィッチ(#5)vs. ボグダン・グスコフ(#8)ライトヘビー級
◆ショーン・ブレイディ(#6)vs. ホアキン・バックリー(#9)ウェルター級
大会情報
大会名:UFC 328: Chimaev vs. Strickland
日時:2026年5月9日(土)メインカード 午前10時~(日本時間)
会場:プルデンシャル・センター(米ニュージャージー州ニューアーク)
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