ジーナ・カラーノ
フェザー級Gina Carano

ジーナ・カラーノは、女子MMAの黎明期を象徴するパイオニアの一人である。 ムエタイをバックボーンに持ち、MMA転向後はEliteXCやStrikeforceで活躍。 まだ女子格闘技が現在ほど大きな市場を持っていなかった時代に、実力とスター性の両方で注目を集め、“女子MMAの顔”とも呼ばれた存在だった。 ファイトスタイルの軸は、ムエタイ仕込みの打撃にある。 強いフィジカルを生かした前進力、パンチとキックを組み合わせた攻撃、そして打ち合いを恐れない姿勢が魅力だった。 MMAキャリアではジュリー・ケッジー、トーニャ・エヴィンガー、ケイトリン・ヤング、ケリー・コボルドらに勝利。 無敗のまま女子MMAの中心的存在となり、2009年にはクリス・サイボーグとの一戦でStrikeforce女子王座を争った。 結果は1R TKO負けとなったが、この試合は女子選手同士が大規模イベントのメインを務めた歴史的な一戦として記憶されている。 その後、カラーノはMMAから離れ、映画やドラマの世界へ活動の場を移した。 『Haywire』『Fast & Furious 6』『Deadpool』などに出演し、格闘技で培った身体能力と存在感をスクリーンでも発揮した。 競技者としてのキャリアは短かったが、女子MMAの認知を広げた功績は大きい。 そして2026年、ロンダ・ラウジーとの一戦で久々にMMAへ復帰する予定となっている。 両者とも全盛期から時間は経っているが、女子MMAの歴史を作った二人が同じケージに立つ意味は大きい。 ジーナ・カラーノは、勝敗だけで語る選手ではない。 女子格闘技がメジャーへ向かう過程で、その扉を開いた重要人物であり、今もなお“女子MMAの原点”を語るうえで欠かせない存在である。
戦績分析
MMA戦績:7勝1敗0分
ファイト傾向
戦績データから見える勝ち筋・注意点
FINISH IMPACT
勝利の決着傾向
57%
フィニッシュ率
43%
KO率
3勝
14%
一本率
1勝
43%
判定率
3勝
勝率
7/8
フィニッシュ率
4/7
KO率
3/7
一本率
1/7
負け方
直近5試合
左から新しい順
クリスチャン・サイボーグ
2009-08-15
ケリー・コボルド
2008-10-04
ケイトリン・ヤング
2008-05-31
トーニャ・エヴァンジャー
2007-09-15
ジュリー・ケッジー
2007-02-10
ラウンド別勝敗
どのラウンドで試合が決まったか
決着時間帯
各ラウンドを0:00-2:30 / 2:31-5:00で分類
決着方法
何で勝ち、何で負けたか
分類の目安
- 蹴り/ヒザ: キック、ハイキック、膝蹴りなど
- 絞め技: チョーク、裸絞め、ギロチンなど
- 関節技: 腕十字、アームロック、ヒールフックなど
- パンチ/TKO: パンチ、パウンド、ドクターストップなど
プロ戦績一覧
| 結果 | 対戦相手 | 大会 | 決着 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| LOSE | クリスチャン・サイボーグ | Strikeforce: Carano vs. Cyborg | R14:59TKO(パウンド) | 2009-08-15 |
| WIN | ケリー・コボルド | EliteXC: Heat | R33:00判定3-0 | 2008-10-04 |
| WIN | ケイトリン・ヤング | EliteXC: Primetime | 2R終了時 TKO(ドクターストップ) | 2008-05-31 |
| WIN | トーニャ・エヴァンジャー | EliteXC: Uprising | R12:53チョークスリーパー | 2007-09-15 |
| WIN | ジュリー・ケッジー | EliteXC: Destiny | R33:00判定3-0 | 2007-02-10 |
| WIN | エレーナ・マックスウェル | Strikeforce: Triple Threat | R32:00判定3-0 | 2006-12-08 |
| WIN | ロジー・セクストン | World Pro Fighting Championships 1 | R24:55KO | 2006-09-15 |
| WIN | レイティシア・ペストワ | WEF: Orleans Arena | R10:39KO | 2006-06-10 |
