フィジエフがトーレスを2R KO バクーで復活を告げる鮮烈フィニッシュ

UFC Fight Night: フィジエフ vs トーレスのメインイベントで、ラファエル・フィジエフがマヌエル・トーレスを2ラウンド開始15秒、KOで下した。
試合前時点でライト級ランキング11位のフィジエフと、同15位のトーレスによる一戦は、初回は打撃の応酬に加え、フィジエフがテイクダウンを奪う場面もある競った展開となった。
トーレスも前に出て攻撃を返し、フィジエフに簡単な展開を与えない。
フィジエフ自身も試合後、1ラウンドにトーレスのパンチで視界が二重に見える状態になったことを明かしている。
それでも、勝負を決めたのはフィジエフの爆発力だった。
2ラウンド開始直後のスピニング・ホイールキック
2ラウンド開始直後、フィジエフは回転系のハイキック、いわゆるスピニング・ホイールキックをヒットさせ、トーレスをぐらつかせる。
ぐらついたトーレスに追撃のパンチを浴びせ、最後はグラウンド&パウンドでレフェリーストップを呼び込んだ。
2ラウンド開始からわずか15秒で、バクーの観客を大きく沸かせた。
直近では黒星が続き、ライト級上位での立場が揺らいでいたフィジエフにとって、今回のKO勝利はライト級上位戦線に踏みとどまるための大きな再浮上のきっかけになった。
しかも相手はUFCで5勝1敗、勝利はすべて1ラウンドフィニッシュだった勢いのあるトーレス。
ランキング上でも近い位置にいる相手を、明確なフィニッシュで退けたことは大きい。
BMF戦線にも名乗り
試合後、フィジエフはこの勝利を喜びながら、BMFベルトにも言及した。
フィジエフは試合後、「BMFになりたい」と語り、チャールズ・オリベイラとのBMF王座戦にも関心を示した。
単なるランキング争いだけでなく、ハイライトを作れるストライカーとしての存在感も強調した形だ。
ライト級上位戦線へ再浮上
ライト級は常に層が厚く、王座戦線、上位ランカー同士の潰し合い、BMF路線が絡み合う階級だ。
その中でフィジエフは、再び自分の名前を強く刻んだ。
トーレスを沈めた2ラウンド開始15秒のKOは、フィジエフがまだライト級上位で危険な存在であることを示す一撃だった。



