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ONE SAMURAI 1記者会見、武尊とロッタンが火花 チャトリ代表も日本格闘技の再興に期待

tyamat
ONE SAMURAI 1記者会見、武尊とロッタンが火花 チャトリ代表も日本格闘技の再興に期待

4月29日(水・祝)に東京・有明アリーナで開催される「ONE SAMURAI 1」を前に、4月24日、都内で記者会見と公開練習が行われた。
大会のメインイベントは、ロッタン・ジットムアンノン vs 武尊
ONEフライ級キックボクシング暫定世界王座を懸けた再戦であり、武尊にとっては現役ラストマッチとなる。

ただ、今回の会見で伝わってきたのは、単なる“武尊の引退試合”という空気だけではない。
ONE Championship創設者兼CEOのチャトリ・シットヨートン代表も登壇し、地上波放送の実現や日本格闘技の盛り上がりについて言及。
ONE SAMURAI 1が、日本におけるONEの新シリーズ第1弾であり、今後の日本格闘技市場に向けた重要な一歩であることを強く印象づけた。

そして何より、カードが豪華だ。
武尊 vs ロッタンというメインイベントだけでも十分に話題性はある。
だが、それに加えて若松佑弥の世界王座戦、吉成名高のムエタイ世界タイトルマッチ、与座優貴のジョナサン・ハガティー戦、海人 vs マラット・グレゴリアン、三浦彩佳 vs 澤田千優、平田樹 vs リトゥ・フォガットなど、好カードがずらりと並んでいる。
ONEが日本大会の第1弾から出し惜しみしていないことは、このカード編成からも伝わってくる。

武尊、ロッタンにKO勝利を宣言

会見で最も注目を集めたのは、やはり武尊とロッタンのやり取りだった。
ロッタンは武尊に対し、試合が何ラウンドで決着すると思うかを問いかけた。
これに対して武尊は、迷うことなく「必ずロッタン選手をKOして勝ちます」と宣言した。

前回の対戦では、武尊はロッタンに短時間で敗れている。
何もできずに終わった敗戦だったからこそ、今回の再戦には大きな意味がある。

武尊にとって、この試合はただの引退試合ではない。
最後にベルトを獲る。
最後にリベンジを果たす。
最後に日本のファンの前で、世界レベルの強さを証明する。
そのすべてが懸かった一戦になる。

武尊はこれまでも、ONE SAMURAIを日本の格闘技を盛り上げる大きなイベントにしたいと語ってきた。
現役最後の試合でありながら、個人の物語だけでなく、次世代につなげる大会にしたいという思いもにじませている。

ロッタン、武尊の最後の相手として余裕と緊張感

一方のロッタンも、会見では余裕を見せながら武尊と向き合った。
ロッタンにとっても、この試合は特別だ。
前回は武尊を圧倒したが、今回は日本の有明アリーナで、武尊の現役最後の相手としてリングに立つことになる。

しかも今回は、ONEフライ級キックボクシング暫定世界王座が懸かった一戦だ。
ただの再戦ではなく、タイトルマッチであり、武尊のラストマッチでもある。
会見ではフェイスオフでも緊張感が漂い、両者の間に早くも試合前の火花が散った。

ロッタンは武尊に対して試合展開を問いかけるなど、王者級の余裕を見せた。
一方で、武尊もKO勝利を明言。
前回とは違う自分を見せるという強い意志を言葉にした。

前回はロッタンが圧倒した。
今回は武尊が最後に意地を見せるのか。
それともロッタンが再び日本のファンの前で強さを証明するのか。
この構図だけで、十分すぎるほどドラマがある。

チャトリ代表、日本格闘技の“メインストリーム復帰”に期待

今回の会見では、チャトリ代表の発言も大きな意味を持っていた。
ONE SAMURAI 1は、U-NEXTでライブ配信されるだけでなく、フジテレビ系列全国ネットでディレイ放送されることも決定している。
番組名は「U-NEXT presents ONE SAMURAI 1 ~武尊引退試合 運命のリベンジマッチ~」。
地上波で武尊のラストマッチが放送されることは、日本格闘技にとって大きな出来事だ。

チャトリ代表は、今回の地上波放送について、日本の格闘技が再びメインストリームに戻るきっかけになるという趣旨の発言をした。
近年の格闘技は、配信プラットフォームを中心に熱を広げてきた。
一方で、地上波を通じて一般層に届く機会は限られていた。

だからこそ、武尊のラストマッチが地上波で放送される意味は大きい。
そしてONEが日本オリジナルシリーズとしてONE SAMURAIを立ち上げたことは、日本市場に本格的に踏み込む意思表示とも言える。

若松佑弥、吉成名高、与座優貴 日本勢が並ぶ豪華カード

ONE SAMURAI 1を武尊 vs ロッタンだけで語るのはもったいない。
若松佑弥は、ONEフライ級MMA世界王者としてアバズベク・ホルミルザエフを迎え撃つ。
武尊のラストマッチに注目が集まる中で、MMAの世界王者として日本人がどんな試合を見せるのかは、大会全体の価値を左右する大きなポイントになる。

吉成名高は、ONEアトム級ムエタイ世界王者としてソンチャイノーイ・ゲッソンリットと対戦する。
日本が誇るムエタイの天才が、ONEの舞台でどこまで存在感を広げるのかも見どころだ。

さらに与座優貴は、ジョナサン・ハガティーとのONEバンタム級キックボクシング世界タイトルマッチに挑む。
与座は以前の会見で、外国人選手に挑戦するだけでなく全員倒す、そして自分がONE SAMURAIのエースになりたいという趣旨の発言をしている。
武尊が最後の試合を迎える大会で、与座が“次の日本人エース”を狙う。
この構図も非常に面白い。

海人、三浦彩佳、澤田千優、平田樹も大会を厚くする

海人は、マラット・グレゴリアンとの大一番に臨む。
グレゴリアンは世界トップ級の実力者であり、海人にとっては自分の立ち位置を証明する重要な試合になる。
武尊 vs ロッタンとはまた違う形で、日本立ち技の現在地が問われるカードだ。

女子MMAでは、三浦彩佳 vs 澤田千優、平田樹 vs リトゥ・フォガットも組まれている。
三浦と澤田は、日本女子MMAの実力者同士の対戦。
平田樹にとっても、ONEでの再浮上を狙う重要な一戦になる。

こうして見ると、ONE SAMURAI 1はかなり層が厚い。
メインイベントの話題性に頼るのではなく、MMA、キックボクシング、ムエタイ、それぞれのジャンルで見応えのあるカードをそろえている。
まさに、出し惜しみなしの日本大会と言っていい。

ONE SAMURAI 1は“武尊の最後”であり“日本格闘技の次”でもある

今回の記者会見で改めて見えたのは、ONE SAMURAI 1が複数の意味を持つ大会だということだ。
武尊にとっては、現役最後の試合。
ロッタンにとっては、日本のファンの前で再び武尊と向き合う大一番。
若松佑弥にとっては、日本開催で王者として強さを示す舞台。
吉成名高にとっては、ムエタイの天才としてさらに世界へ届く機会。
与座優貴にとっては、武尊の後を担う存在へ名乗りを上げるチャンス。
そしてチャトリ代表にとっては、日本格闘技をもう一度メインストリームへ押し上げるための第一歩でもある。

ONE SAMURAI 1は、武尊のラストマッチとして語られる大会だ。
だが、それだけでは終わらない。

出し惜しみなく並べられた好カードの数々。
日本人王者たちの世界戦。
次世代エース候補の挑戦。
そして、武尊とロッタンの再戦。

4月29日、有明アリーナ。
日本格闘技の一つの時代が終わり、次の主役たちが同じリングに立つ。
ONE SAMURAI 1は、その始まりを目に焼き付けるべき大会になる。

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