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和田良覚レフェリーのミス裁定、KOで結果が覆る

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和田良覚レフェリーのミス裁定、KOで結果が覆る

異例の裁定変更、主催者が「レフェリーの過失」と認定

2026年2月15日、後楽園ホールで開催されたKNOCK OUT.61(2.15大会)第7試合、壱・センチャイジム対前田大尊戦で、レフェリーを務めた和田良覚氏の判定が問題となった。
2ラウンド序盤、壱のパンチで前田が倒れた場面を、和田レフェリーはフラッシュダウンと判断した。
しかし壱側から「スリップではなくダウンではないか」との異議が出され、主催者が協議・検証を実施した。

KNOCK OUTプロモーションは、その結果を「当該レフェリーの和田良覚はダウンをフラッシュダウンと判断したが、レフェリーの過失によるミスジャッジとし、ノックダウンであると認める」と説明している。
ジャッジ3名に2ラウンドの採点をやり直させ、双方1回ずつのダウンを反映したうえで、試合結果は検証前の前田の判定勝ち(0-3)から、壱の判定勝ち(3-0、いずれも30-29)へと覆った。
主催者の全文はKNOCK OUT公式サイトの告知(2026年3月5日付)で確認できる。

解説・選手コメントのまとめはBOUTREVIEWの報道も参照。

選手の反応

裁定変更後、壱はXで「きわめて異例なパターンで賛否があると思う」「検証で結果が変わることがある。僕は今回検証に救われた立場の人間です」と述べ、プロ競技としての検証のあり方にも言及した。

前田は「勝ちが負けになりました。必死で勝ち取りに行ったのに、こんなにもあっさり勝敗が覆っていいものなんですか?」と不満を吐露しつつ、「受け入れるしかない。この経験がまた俺を成長させてくれる」とも綴っている。

和田良覚氏とは

和田良覚氏は1963年生まれ。
1991年5月のUWFインターナショナル旗揚げ戦でレフェリーデビューし、キングダム、リングス、パンクラス、PRIDE、K-1、RIZINなど、日本の格闘技史を代表する舞台のなかで長年レフェリーを務めてきたベテランだ。
パンクラス審判団入団や、日本MMA審判機構の相談役就任の経歴も持つ。

辞任報道について

本件を受け、和田氏がレフェリーを辞任したとの話も聞かれる。
今後の和田氏の審判活動や団体からのコメントが出れば、改めて追っておきたい。

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