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元PANCRASE二階級王者が、RIZIN仙台大会で問われるもの

tyamat
元PANCRASE二階級王者が、RIZIN仙台大会で問われるもの

2026年6月6日、宮城・ゼビオアリーナ仙台で開催される「RIZIN LANDMARK 14 in SENDAI」で、矢地祐介 vs ISAOのライト級戦が4月27日のRIZIN公式Instagramライブで追加発表されたと報じられた。
試合はライト級5分3R。発表記事上の戦績では、矢地が28勝16敗2分、ISAOが27勝8敗2分とされている。

このカードで注目されるのは、どうしても矢地祐介の再起という文脈だ。
榊原信行CEOが「この試合に負けたらRIZIN出禁にします。それくらいの覚悟を持って臨んでもらいたい」と発言した、もちろん冗談であると思うが、矢地にとって背水の陣の一戦という見方が強い。
だが、相手のISAOもまた、決して"受け役"で片づけられる選手ではない。

ISAOというファイターについて

ISAOは、国内MMAを長く見てきたファンにはおなじみの実力者だ。
PANCRASE公式プロフィールでは、第5代ライト級キング・オブ・パンクラシスト、第8代フェザー級キング・オブ・パンクラシスト、さらに2009年ネオブラッド・トーナメント ライト級優勝というタイトル歴が記載されている。
つまり、ライト級とフェザー級の両方で実績を残してきた、元PANCRASE二階級王者である。

出身は宮城県古川市、現在の大崎市。
幼い頃から柔道を学び、高校時代には岩手県高校総体73kg級で優勝した経歴を持つ。
今回の仙台大会は、ISAOにとっても地元・東北に近い場所で行われる大きな舞台になる。

選手としてのISAOを一言で表すなら、"派手さよりも強さで評価されてきた職人型のMMAファイター"だろう。

打撃だけ、組みだけ、寝技だけの選手ではない。
相手の入り際に合わせる打撃、テイクダウンディフェンス、ケージ際の攻防、トップコントロール、スクランブル対応を高いレベルでまとめる総合力がある。
2020年のアキラ戦では、相手のテイクダウンを切り、逆にテイクダウンを奪い、バックやトップポジションで試合を支配する内容で判定勝ちしている。
MMAPLANETはその試合を「合気MMA」と表現しており、相手の動きを読んで先回りするような戦い方が印象的だった。

直近は3連敗、しかし侮れない理由

一方で、現在のISAOが全盛期の勢いそのままかと言えば、そこは慎重に見る必要がある。
2023年にはBellatorでイブ・ランドゥーにスプリット判定負け。
その後、2025年7月のPANCRASE復帰戦でカリベク・アルジクル ウルルにKO負け、同年12月にはライト級に戻して粕谷優介と対戦するも、リアネイキッドチョークで一本負けを喫している。
直近では3連敗中という厳しい状況だ。

それでも、ISAOが危険な相手であることに変わりはない。

矢地 vs ISAOの見どころ

矢地にとっては、名前のあるベテランを相手にしっかり勝ち切らなければならない試合。
一方のISAOにとっては、RIZINという大きな舞台で、自分がまだ国内トップ戦線に絡める選手であることを証明するチャンスになる。

特に見どころは、矢地の打撃とフィジカルを、ISAOがどう受け止めるかだ。
矢地が前に出て試合を作る展開になれば、ISAOはその入り際に打撃を合わせたり、組みで流れを切ったりする場面が増えるはずだ。
逆にISAOがケージ際で主導権を握れば、矢地にとっては嫌な時間が長くなる。

この試合は、単なるベテラン同士のサバイバルマッチではない。

矢地祐介にとっては、RIZINライト級で生き残るための一戦。
ISAOにとっては、元PANCRASE二階級王者としての意地を見せる一戦。
そして宮城・仙台という舞台を考えれば、東北にゆかりのあるISAOがどんな姿を見せるのかも大きな注目点になる。

派手な煽りだけでは見えにくいが、これは国内MMAを長く支えてきた実力者同士の、かなり味わい深いカードだ。

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