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DEEP 131中盤戦、実力者たちのサバイバル 泉武志が山本颯志に初黒星、瀧澤謙太は復活TKO

EasyFight運営
DEEP 131中盤戦、実力者たちのサバイバル 泉武志が山本颯志に初黒星、瀧澤謙太は復活TKO

2026年5月4日、神奈川・横浜BUNTAIで開催された「宗明建設Presents DEEP 131 IMPACT 25th Anniversary」。
序盤からフィニッシュが相次いだ今大会は、第6試合から第10試合にかけても、ベテラン、再起を懸ける選手、元王者クラスがぶつかる濃い中盤戦となった。

第6試合では泉武志が山本颯志を判定で下し、山本にプロ初黒星をつけた。
第7試合では狩野優が中村大介とのグラップリング勝負を制し、第8試合では瀧澤謙太が雅駿介を3R TKOで撃破。
第9試合は関原翔が猿寿健太に競り勝ち、第10試合では角野晃平が阿部大治をフルマークの判定で退けた。

第6試合 泉武志、山本颯志に初黒星をつける

第6試合のDEEPライト級5分3Rでは、泉武志と山本颯志が対戦した。
結果は泉の判定3-0勝利。
採点は3者とも30-27で、泉がフルマークの判定勝ちを収めた。

この試合は、泉のMMAファイターとしての完成度が見えた一戦だった。
山本は柔道をベースに、デビューから無敗で勝ち上がってきたJAPAN TOP TEAM期待の選手。
対する泉はグレコローマンレスリングで全日本選手権優勝、アジア選手権優勝の実績を持ち、MMAに転向後は国内外で強豪と戦ってきた実力者だ。

1R、山本がサウスポーから先に出る場面もあったが、泉はストレートを当てて盛り返す。
組みの展開でも山本に簡単には主導権を渡さず、離れ際のミドル、詰めてのヒザ蹴りで印象を作った。
2Rには泉がクリンチからアッパー、フックで山本を押し込み、背後に回ってコントロール。
サッカーボールキックを見せる場面もあり、組みと打撃を混ぜながら試合を進めた。

3Rも泉は組んでバックに回り、山本が離れてもすぐにパンチから組み直す。
打撃戦になってもヒザ、前蹴りで距離を作り、最後まで山本に流れを渡さなかった。
結果はフルマークの判定勝ち。
山本にとってはプロ初黒星となり、泉にとってはライト級戦線で改めて存在感を示す勝利となった。

第7試合 狩野優、中村大介との攻防を制す

第7試合のDEEPフェザー級5分3Rでは、中村大介と狩野優が対戦した。
結果は狩野の判定3-0勝利。
採点は3者とも29-28で、狩野がベテラン中村を下した。

中村は45歳のベテランで、昨年5月にはRIZIN東京ドーム大会で桜庭大世に腕十字で一本勝ちしている。
一方の狩野は、ここ2戦を一本、TKOで勝利しており、勢いを持ってこの試合に臨んだ。

1R、中村は右ストレート、左フックを当て、組みから崩しを狙う。
しかし狩野はそれを潰してバックへ。
4の字ロックで中村を固定し、背後から細かいパンチを当てて主導権を握った。
2Rには中村がガードを下げて圧をかけ、狩野を押し倒して腕十字を狙う場面もあったが、狩野は脱出し、逆に下から腕十字を仕掛けて攻め返した。

3R、狩野はノーガードの中村に対してタックルで押し込み、再びバックを奪う。
背後からヒジ、鉄槌を当て、ブレーク後もスクランブルからバック、スリーパー、最後はマウントからのパウンドで攻め切った。
中村らしい腕十字の怖さは随所にあったが、試合全体を通してバックコントロールとグラウンドの攻勢で上回ったのは狩野だった。

第8試合 瀧澤謙太、雅駿介を3Rパウンドで沈める

第8試合のDEEPバンタム級5分3Rでは、瀧澤謙太と雅駿介が対戦した。
結果は瀧澤の3R2分22秒、パウンド連打によるTKO勝ち。
瀧澤にとっては、連敗を止める大きな勝利となった。

瀧澤は2024年4月のDEEPでCOROに判定勝ちした後、福田龍彌、平松翔にいずれも初回KO負けを喫していた。
対する雅はムエタイ三冠王からMMAに転向し、連続KO勝利を収めていた選手。
再起と上位浮上を懸けた意味でも、両者にとって重要な一戦だった。

1R、雅はジャブとカーフから入り、瀧澤はカウンターのフックを狙う展開。
序盤は雅が細かいパンチを当てて優勢に進めたが、終盤に瀧澤が右クロスでダウンを奪い、一気にパウンドで襲いかかる。
2Rは雅が組みに出る場面もあったが、瀧澤が上を取り、スタンドでも前蹴りやフックで流れを引き寄せた。

3R、雅が前に出ようとしたところに瀧澤がタックルを合わせてテイクダウン。
雅が立ち上がろうとしたところにパンチを打ち込み、さらにストレート、フックを打ち込んで倒す。
最後は上からパウンドを連打し、レフェリーが試合を止めた。

この勝利は、単なるフィニッシュ以上に意味がある。
瀧澤は打撃だけでなく、組み、テイクダウン、トップコントロールを混ぜながら雅を崩した。
バンタム級の中で、再浮上へ向けて強いアピールとなる内容だった。

第9試合 関原翔、猿寿健太との接戦を判定で制す

第9試合のDEEP 59kg以下5分3Rでは、猿寿健太と関原翔が対戦した。
結果は関原の判定3-0勝利。
採点は3者とも29-28で、関原が接戦をものにした。

試合は序盤から激しい組み合いになった。
1R、関原がプレッシャーをかけると、猿寿は組みついて投げを狙う。
猿寿は内股で豪快に投げる場面を作り、関原も組み返してケージ際で削る。
投げの迫力では猿寿、押し込みや立ち際の攻防では関原という構図が見えたラウンドだった。

2Rには猿寿が右フックを合わせ、関原にスリップダウンを奪う場面もあった。
だが関原は崩されてもすぐに立て直し、バックに回ってラウンドを終えた。
最終3R、関原はタックルからテイクダウンを奪い、猿寿のギロチンを外すと、再び倒して背後につき、パンチを重ねて試合を終えた。

猿寿は投げと右の打撃で見せ場を作ったが、勝負どころでテイクダウンとグラウンドコントロールを積み重ねたのは関原だった。
僅差の29-28ながら、最終ラウンドを明確に取り切ったことが判定につながった。

第10試合 角野晃平、阿部大治をフルマークで下す

第10試合のDEEPウェルター級5分3Rでは、阿部大治と角野晃平が対戦した。
結果は角野の判定3-0勝利。
採点は3者とも30-27で、角野が元王者対決を制した。

この試合は、角野の距離管理が光った。
サウスポーの角野に対し、阿部は構えをスイッチしながら前に出る展開。
阿部は構えを変えながら右ストレートや関節蹴りで前に出るが、角野は距離を外して左を返した。

2R以降も、阿部は打ち合いを求めて前に出るが、角野は距離を外しながら左クロス、左カーフ、左ストレートを当て、阿部の打ち終わりにも左を返す。
打撃の正確性と間合いの取り方で主導権を握った。
3Rも角野はジャブ、左ストレート、左フックを当て続け、阿部の攻撃を空振りさせながら試合をコントロールした。

阿部にとっては元王者として再浮上を狙う一戦だったが、角野は最後まで自分の距離を崩さなかった。
派手なフィニッシュではないものの、30-27が並ぶ完勝。
ウェルター級戦線で再び存在感を示す勝利になった。

第6〜10試合 結果一覧

試合

階級

勝者

結果

第6試合

DEEPライト級 5分3R

泉武志

判定3-0

第7試合

DEEPフェザー級 5分3R

狩野優

判定3-0

第8試合

DEEPバンタム級 5分3R

瀧澤謙太

TKO 3R2分22秒 パウンド連打

第9試合

DEEP 59kg以下 5分3R

関原翔

判定3-0

第10試合

DEEPウェルター級 5分3R

角野晃平

判定3-0

中盤戦総括

DEEP 131の第6試合から第10試合は、タイトルマッチ前の中盤戦でありながら、非常に意味のあるカードが並んだ。

泉武志は無敗の山本颯志を相手に、打撃と組みを織り交ぜてフルマーク勝利。
狩野優は中村大介の腕十字の怖さを乗り越え、バックコントロールで判定勝ちを収めた。
瀧澤謙太は雅駿介を3Rにパウンドで沈め、復活を印象づけた。
関原翔は猿寿健太との接戦をグラウンドコントロールで制し、角野晃平は阿部大治を相手に距離と左ストレートで完勝した。

第6〜10試合は、フィニッシュこそ第8試合のみだったが、内容はどれも濃かった。
無敗ストップ、ベテラン撃破、連敗脱出、接戦の制圧、元王者対決の完勝。
25周年大会の中盤戦として、十分に見応えのある5試合だった。

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