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DEEP TOKYO IMPACT 2nd ROUND前半戦総括 藤井連vsマイティ・sawが生んだ熱

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DEEP TOKYO IMPACT 2nd ROUND前半戦総括 藤井連vsマイティ・sawが生んだ熱

前半戦から熱を作った大会

4月19日に東京・ニューピアホールで開催された「SOUMEI Presents DEEP TOKYO IMPACT 2026 2nd ROUND」は、メイン以降だけでなく前半戦からしっかり熱を作った大会だった。
公式カードでは第1試合から第6試合までに、中尾響vs山田葵生、藤井連vsマイティ・saw、寉岡樹記vs川口海翔、トミー渡部vs井上竜旗、朝比奈龍希vs井上セナ、安永吏成vs高橋健斗が並び、若い選手や伸び盛りの選手たちがそれぞれ違う形で存在感を残した。
中でも最も余韻を残したのは、第2試合の藤井連vsマイティ・sawだったと言っていい。

第1試合:中尾響vs山田葵生 組みの圧力で口火を切る

中尾が判定3-0で勝利した。
1ラウンドは山田がジャブや前蹴り、さらにキムラを使った崩しから鉄槌を見せる場面もあり、簡単には流れを渡さなかった。
しかし中尾は組みの圧力を切らさずに試合を進めた。
2ラウンドには崩しからバックに回り、下になってからもスイープを見せて再び主導権を取り返すなど、組みの強さと粘りで上回った。
派手なフィニッシュではないが、前半戦の口火としては十分に意味のある勝利だった。

第2試合:藤井連vsマイティ・saw この日最も"試合を見た感"が残る一戦

結果は藤井の判定2-1勝ちだが、数字以上に中身が濃い。
1ラウンド、マイティ・sawは前に圧力をかけ、組みも混ぜながら藤井に簡単に距離を作らせなかった。
一方の藤井はテンカオやミドルを差し込み、組みを切ってから右、左とつないでダウンを奪い、一気に試合を終わらせかける場面を作った。
この一瞬の爆発力が、まず試合の印象を強くした。

ただ、この試合が面白かったのはそこで終わらなかったことだ。
2ラウンドは今度はマイティ・sawがハイクロッチやバックテイクで巻き返し、ボディトライアングルからチョークやパウンドを狙って藤井を追い込んだ。
藤井は1ラウンドのダウン奪取で強い印象を残し、マイティ・sawは2ラウンドに組みの強さとしぶとさを見せた。
どちらの時間も明確にあり、だからこそ判定2-1という割れ方にも納得感がある。
前半戦の中でただ勝敗がついただけではなく、「次も見たい」と思わせたのがこのカードだった。
藤井にとっては打撃の破壊力を示した勝利であり、マイティ・sawにとっても負けたことで評価を落とす内容ではなかった。

第3試合:寉岡樹記vs川口海翔 忙しい展開の中で光った右ヒザ

判定3-0で寉岡が勝利した。
内容は一方的というより、川口がテイクダウンで試合を動かし、寉岡が打撃で流れを引き戻す、かなり忙しい展開だった。
1ラウンドには川口が組みで前に出る一方、寉岡は右ヒザでダウンを奪う場面を作る。
2ラウンドも川口の組みは機能したが、寉岡はカーフやミドル、打ち合いで存在感を示し続けた。
判定は3-0でも、試合の中身は接戦で、前半戦のテンポを落とさない好カードだった。

第4試合:トミー渡部vs井上竜旗 一本勝ちで存在感を刻む

トミー渡部が井上竜旗を1ラウンド1分22秒、リアネイキドチョークで仕留めた。
試合は早かったが、内容は鮮明だった。
トミーは立ち上がりから圧力をかけて組みに入り、バックを奪うとそのまま一気に極め切った。
前半戦は判定で競る試合も続いた中で、この一本勝ちはかなり目を引いた。
短い時間で自分の形に持ち込んで終わらせたことで、トミーの存在感はかなり大きく残った。

第5試合:井上セナvs朝比奈龍希 押されて耐えて、ひっくり返す

井上セナが朝比奈龍希を2ラウンド2分41秒、リアネイキドチョークで下した。
1ラウンドは朝比奈がテイクダウンを重ね、JTT勢らしい組みの強さで試合を作っていたが、2ラウンドに流れが変わる。
朝比奈の攻めに付き合いながらスクランブルで上を取り、そこから肩固め狙いを経由してバックを奪い、最後はリアネイキドチョークでタップを奪った。
押される時間を耐えて、ひっくり返して終える。
この勝ち方は強い。
井上にとっては内容のある一本勝ちだった。

第6試合:高橋健斗vs安永吏成 組みの積み重ねで勝つ実戦的な強さ

高橋健斗が安永吏成に判定3-0で勝利した。
1ラウンドから高橋は投げやテイクダウンで試合を動かし、2ラウンドには再びテイクダウンから足関節、さらにバックコントロールへとつないで優位を築いた。
安永も打撃や終盤の切り返しで粘りを見せたが、トータルでは高橋の組みの積み重ねが上回った。
見栄えのするフィニッシュではないが、ラウンドごとの支配を積み上げて勝つ、実戦的な強さが出た試合だった。

前半戦のハイライトは藤井連vsマイティ・saw

こうして振り返ると、DEEP TOKYO IMPACT 2026 2nd ROUNDの前半6試合は、単なる"前座"ではなかった。
中尾の堅実な勝利で始まり、藤井連vsマイティ・sawの熱戦で空気が一段上がり、寉岡vs川口の接戦、トミーの一本、井上セナの逆転一本、高橋のコントロール勝ちと、それぞれ違う種類の見どころが続いた。
中でも藤井連vsマイティ・sawは、打撃の一撃性とグラップリングのしつこさが両方出たことで、前半戦のハイライトと呼ぶにふさわしい内容だった。
勝った藤井の価値はもちろんだが、負けたマイティ・sawも含めて印象を残したからこそ、この一戦は面白かったと言える。

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