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キックボクシングフェス「GOAT」、SBIグループと年間スポンサーシップ契約を締結 "団体を超える舞台"に追い風

EasyFight運営
キックボクシングフェス「GOAT」、SBIグループと年間スポンサーシップ契約を締結 "団体を超える舞台"に追い風

キックボクシングフェス「GOAT」が、SBIグループと年間スポンサーシップ契約を締結した。
GOATの面白さは、K-1やRISE、シュートボクシングのような既存団体とは違い、"団体"ではなく"フェス型イベント"として設計されている点にある。

SBIグループとの年間スポンサーシップ契約

SBIホールディングスは2026年5月26日、株式会社マーシャルアーツテクノロジーズと、キックボクシングフェス「GOAT」に関する年間スポンサーシップ契約を締結したと発表した。
SBI側は今回の契約について、世界を目指す選手の育成や次世代アスリート支援につなげる狙いを示している。
SBIグループはスポーツ・メディア・エンターテインメント領域での取り組みも進めており、その流れの中でキックボクシング支援に踏み込んだ形だ。
単発の大会協賛ではなく、年間を通じた支援として位置づけられている。

「団体ではなくイベント」というGOATの設計

「GOAT」は、GOAT実行委員会が主催し、株式会社マーシャルアーツテクノロジーズが運営するキックボクシングイベントだ。
公式サイトでは、GOATについて「新たなキックボクシング団体ではなくイベント」と説明されており、各団体やジムと協力しながら、普段は異なる舞台で戦う選手たちが集まる場として打ち出されている。

この点は、GOATの大きな特徴だ。
キックボクシング界にはK-1、RISE、KNOCK OUT、シュートボクシングなど複数の舞台が存在する。
選手がそれぞれの団体で実績を積む一方で、団体ごとの興行や契約、スケジュールの事情もあり、横断的なカードは常に実現するわけではない。
GOATは、そうした垣根を越えてトップ選手や注目選手を集める"フェス"型のイベントとして立ち上がった。

今回のSBIグループとの年間スポンサーシップ契約は、その方向性を継続していくうえで、大きな後押しになりそうだ。
単発の冠協賛ではなく、年間契約になったことで、GOATは継続開催を前提としたイベント設計を進めやすくなる。

GOAT.2 後楽園ホール大会の見どころ

すでにGOATでは、SBIホールディングスが試合スポンサーとして大会に関わってきた。
公式サイトに掲載されている「キックボクシングフェス.2 GOAT」でも、笠原友希 vs 軍司泰斗の一戦が「SBIホールディングス株式会社 presents」として組まれており、KOボーナス100万円も設定されている。

笠原友希はシュートボクシングを主戦場に実績を積んできた選手であり、軍司泰斗はK-1 WORLD GPフェザー級王者として知られる実力者だ。
各団体・ジムと協力し、普段は異なる舞台で戦う選手が集まるイベントというGOATのコンセプトを象徴するカードのひとつと言える。

また、GOAT.2は2026年5月28日に東京・後楽園ホールで開催予定。
大会では笠原 vs 軍司に加え、寺田匠 vs ドミニク・リードのISKAユニファイドルール世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、白鳥大珠 vs アンソニー・ヴェレイのISKAユニファイドルール世界ライトウェルター級王座決定戦なども予定されている。

さらに、武尊がゲスト解説として参加し、引退セレモニーや引退10カウントゴング、サイン会も実施される予定だ。
競技性だけでなく、イベントとしての話題性も含めて、GOATはキックボクシングをより広い層に届ける舞台を目指している。

地上波放送も、GOATの特徴のひとつだ。
公式サイトでは、GOATについて、PPVやインターネット配信が主流となる中で、地上波テレビを通じてキックボクシングの魅力を届けるイベントであることも説明されている。
GOAT.2もテレビ東京系列全国6局ネットで、2026年5月31日に放送予定となっている。

継続開催と次世代育成への布石

近年、立ち技格闘技は選手個人の発信力や団体ごとのブランド力が重要になる一方で、継続的な大会運営や選手育成には、安定したスポンサーシップも欠かせない。
SBIグループのような大手企業が年間スポンサーとして加わることは、GOATにとって、継続開催に向けた追い風になる可能性がある。

特にGOATは、NEXT GOAT枠にもKOボーナスを設定するなど、次世代の選手に光を当てる仕組みを取り入れている。
トップ選手のスーパーファイトだけでなく、これからのキックボクシング界を担う選手たちにチャンスを与える場としても機能していく可能性がある。

今回の年間スポンサーシップ契約によって、GOATは単発の話題性だけではなく、継続的なイベントとしての土台を強めた。
団体を超えたカード、地上波放送、若手育成、そして大手スポンサーの支援。
これらがかみ合えば、GOATは日本のキックボクシング界において、既存団体とは異なる役割を担うイベントになっていくかもしれない。

GOATは、立ち上がったばかりのイベントでありながら、団体の垣根を越えて選手とファンをつなぐ舞台として存在感を高めつつある。

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