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HEARTS優勝 KNOCK OUT常葉3vs3の衝撃

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HEARTS優勝 KNOCK OUT常葉3vs3の衝撃

KNOCK OUTが常葉で打ち出した「ジム対抗3vs3トーナメント」は、単なる特別企画では終わらなかった。

UNLIMITEDルールをジムの総合力で競う

4月4日に福島・KNOCK OUT常葉アリーナで開催された「U-NEXT presents THE KNOCK OUT FIGHTER.7」。
このトーナメントは、KNOCK OUTクロスポイント、Battle-Box、和術慧舟會HEARTS、THE BLACKBELT JAPANなどを含む8ジムが参加する3vs3勝ち抜き戦として企画された。
1回戦を勝ち抜いた4チームが常葉での1DAY決戦に進み、優勝と賞金100万円を争う形式だ。
しかも舞台は、打撃に加えて、タックル、投げ、パウンドなども認められるUNLIMITEDルール。
ただし寝技・関節技は禁止。
もともと消耗の激しいルールを、さらに勝ち抜き方式で回す。
企画の時点で、相当な過酷さと混沌が約束されていた。

下田蓮、圧巻の3人抜き

準決勝から大会は一気に熱を帯びた。
最初の準決勝では、木村フィリップミノル率いるBattle-BoxがKNOCK OUTクロスポイントを相手に3-0で勝利。
その中心にいたのが下田蓮だった。
下田は石原海星、古仲丈太、藁谷兼介との3試合をいずれも接戦で制し、一人で3人抜きを達成。
Battle-Boxを決勝へ導く圧巻の働きを見せた。
打撃、投げ、立ち際の攻防まで使いながら、短い1Rの中で印象を積み上げて勝ち切る姿は、このルールの難しさと面白さをそのまま映していた。

HEARTSはチーム力で準決勝突破

もう一方の準決勝では、和術慧舟會HEARTSがTHE BLACKBELT JAPANを3-2で下した。
こちらは一人の爆発力というより、チームの対応力が光った試合だった。
先鋒戦では武井大将が高木逞に判定勝ちし、TBJが先行。
だがHEARTSは高梨玲次郎が武井大将、小林桜大に連勝して流れを引き戻し、最後は市尾宗太郎が横山桔平にレフェリーストップ勝ちを収めて決勝進出を決めた。
武井に先行を許しながらも、高梨の連勝と市尾のTKOで3-2の逆転勝ち。
HEARTSは相手の強みを受け止めながら最後に競り勝つ、チーム戦としての強さを見せていた。

決勝──個の爆発力 vs チームの厚み

決勝は、2つの勝ち上がり方の違いがそのまま表れた。
Battle-Boxは決勝で輝龍、清水村健人、下田蓮の順で起用した。
一方のHEARTSは岩田虎之輔が先勝したあと、清水村健人に一度取り返されたが、高木逞が清水村と下田蓮を連破してHEARTSが3-1で優勝を決めた。
下田のような突出した個の爆発力も勝ち抜き戦では大きな武器になるが、最終的にトーナメントを制したのは、複数人で勝ち筋を分散できるジムの厚みだった。

ジムの色がむき出しになる面白さ

この大会が面白かったのは、ジムの色がそのまま試合に出たことだ。
Battle-Boxの木村フィリップミノルは「一撃必殺のパンチと誰にも負けないフィジカル」を前面に出し、1月31日の抽選会ではTHE BLACKBELT JAPANの鶴屋浩が「全員高校生で、勢いは一番ある」と語っていた。
KNOCK OUTクロスポイントの渡慶次幸平も、勝ち抜き戦にはセオリーがないと話しており、誰も完成された正解を持たないままぶつかるからこそ、各ジムの思想や色がむき出しになった。

普通の試合なら、焦点はどうしてもこの選手が強いかどうかに集まりやすい。
だが今回は、「このジムはどんな育成をしているのか」「どんな局面に強いのか」「勝ち抜き戦でどう順番を組むのか」といった、選手個人を超えた戦略性が見えた。
格闘技でありながら、団体戦らしい読み合いがあった。

新しい格闘技の可能性を見た

BOUTREVIEWの大会レポートによれば、大会後に山口元気代表は「新しい格闘技の可能性を見た」と語った。
実際に今大会では、下田蓮の3人抜きというヒーロー的展開があり、HEARTSの総合力での優勝があり、さらに高校生主体のTBJやKNOCK OUTクロスポイントもそれぞれの色を出した。
個の強さ、チームの厚み、ジムの哲学、勝ち抜き戦ならではの消耗と逆転。
そうした複数の要素が、1日の中に凝縮されていた。

優勝した和術慧舟會HEARTSはもちろん称賛に値する。
一方で、大会を象徴する存在として名前が残ったのは、準決勝で3人抜きを成し遂げた下田蓮かもしれない。
勝者だけでなく、敗れた側にも鮮明な印象を残す。
それもまた、この形式が持つ強みだ。

KNOCK OUT常葉で行われたこの大会は、誰が強いかだけでなく、どのジムが、どんな格闘技を育てているかまで見せた大会だった。
そして、その視点があるからこそ、このジム対抗3vs3トーナメントは今後も広がる余地がある。
常葉で生まれたのは、ひとつの優勝チームだけではない。
KNOCK OUTが次に広げていける、新しい見せ方そのものだった。

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