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小野正之助がRAF12でデビューへ 8月22日にクリーブランドでベン・ダビノと対戦

EasyFight運営
小野正之助がRAF12でデビューへ 8月22日にクリーブランドでベン・ダビノと対戦
Photo: RAF Wrestling

日本レスリング界の若き世界王者・小野正之助が、米国のプロ・フリースタイルレスリング団体Real American Freestyle(RAF)の舞台に立つ。

小野は、8月22日に米オハイオ州クリーブランドのRocket Arenaで開催されるRAF12で、Ben Davino(ベン・ダビノ)と対戦する。
小野にとってはこれがRAFデビュー戦となる。

RAF12は、同団体の1周年イベントとして開催される大会だ。
会場はRocket Arenaで、現地時間8月22日20時開始予定。
配信はFOX Nationで行われる予定となっている。

61kg級で世界を制した小野正之助

小野正之助は、2024年に一気に世界のレスリングファンへ名前を広げた存在だ。

2024年のU20世界選手権フリースタイル61kg級で優勝すると、同年のシニア非オリンピック階級世界選手権でもフリースタイル61kg級を制した。
さらに、シニアアジア選手権では65kg級で3位に入っている。

シニア世界選手権では、相手を合計55-2で上回って金メダルを獲得したとされている。
スピード、展開力、連続得点能力の高さはすでに世界トップクラス。
単なる「日本の若手有望株」ではなく、世界の強豪を相手に結果を出してきた選手が、米国の新しいプロレスリング舞台に登場することになる。

相手はオハイオ州立大のベン・ダビノ

対戦相手のベン・ダビノも、米国レスリング界で注目される若手だ。

ダビノはオハイオ州立大学の133ポンド級レスラーで、イリノイ州サウスエルジン出身。
2025-26シーズンは31勝2敗、キャリア通算では45勝3敗という成績を残している。
2026年のBig Ten選手権では優勝し、NCAA選手権では2位。
All-Americanにも選ばれている。

高校時代から評価は高く、2024年クラスの全米4位リクルートとして紹介されていた。
Fargo、Who’s Number One、Super 32、Ironmanなどで実績を残し、オハイオ州立大へ進んだ選手である。

今回のカードは、日本の世界王者と、米国NCAAシーンで台頭するトップ若手がぶつかる構図になる。

RAF12の中でも見逃せない日米対決

RAF12では、ジョーダン・バローズ vs ショーン・ブレイディもメインイベントとして組まれている。
五輪金メダリストのバローズと、UFCウェルター級で戦うブレイディの対戦は、レスリングファンだけでなくMMAファンにも届きやすいカードだ。

その中で、小野 vs ダビノは派手なMMAクロスオーバー枠とは違う意味を持つ。

小野は世界のフリースタイルで結果を残した日本の若き王者。
ダビノは米国大学レスリングの強豪・オハイオ州立大で実績を積むトッププロスペクト。
競技レスリングの文脈で見れば、かなり純度の高い実力者対決といえる。

RAFは、五輪メダリスト、世界王者、NCAAのスター、MMAファイターを同じ舞台に上げることで、レスリングを興行として見せようとしている。
小野の参戦は、日本人レスラーがその流れの中に入っていくという点でも注目される。

小野正之助の米国での評価を高める一戦に

小野はすでに世界王者だが、米国のレスリングファンに向けて存在感を示すという意味では、今回のRAFデビューは重要な機会になる。

相手のダビノは、米国の観客にとって分かりやすいスター候補だ。
NCAAで結果を残し、オハイオ州立大のレスラーとして、会場のあるオハイオ州のファンにも伝わりやすい存在である。
小野にとっては、米国の大学レスリングファンが多く集まる環境で、現地のトッププロスペクトを相手にする試合になる。

ここで強さを見せれば、小野の評価はさらに世界へ広がる。

日本のレスリングファンにとっても、MMAファンにとっても、この試合は見ておきたい一戦だ。
UFCやPFLとは違う舞台ではあるが、RAFにはピュアなレスリングでの攻防があり、また違った魅力がある。
レスリングの技術、身体能力、展開の速さを知るうえでも、小野正之助のRAFデビューは大きな意味を持つカードになりそうだ。

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