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RIZIN.53後半戦、太田忍が復活の一本勝ち 高木凌はカイウェンをKO、平本蓮は皇治とドロー

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RIZIN.53後半戦、太田忍が復活の一本勝ち 高木凌はカイウェンをKO、平本蓮は皇治とドロー

RIZIN.53の第8試合から第10試合には、太田忍 vs 金太郎高木凌 vs リー・カイウェン平本蓮 vs 皇治という注目カードが並んだ。
第8試合では太田忍が金太郎を肩固めで下し、第9試合では高木凌がリー・カイウェンを1ラウンドTKOで撃破。
そして第10試合では、平本蓮と皇治がRIZINスタンディングバウト特別ルールで対戦。KO決着はつかず、3ラウンド終了により勝敗なしのドローとなった。

太田忍、金太郎を肩固めで下し復活

第8試合では、太田忍と金太郎が61.0kg契約のRIZIN MMAルールで対戦した。
試合は2ラウンド終盤、太田が肩固めで一本勝ちを収めた。
約1年ぶりの実戦復帰となった太田が、バンタム級戦線へ戻るための大きな白星をつかんだ。

太田にとって、この試合はただの復帰戦ではなかった。
前戦となった2025年5月のダニー・サバテロ戦でTKO負けを喫し、その後は首や膝の怪我もあってリングから離れる時間が続いていた。
レスリングで世界の頂点を争ってきた太田が、MMAの中で再び上位戦線へ戻れるのか。
その意味でも、金太郎戦は重要な一戦だった。

1ラウンド、太田はパンチから両足タックルにつなげ、テイクダウンを奪う。
上からパウンドを落とし、コーナー際で金太郎を削る時間を作った。
ただ、金太郎も終盤にパンチをまとめて反撃。
太田が優勢に進めながらも、打撃では金太郎の危険性が残るラウンドだった。

2ラウンドに入ると、太田はよりはっきりと自分の展開に持ち込んだ。
距離を修正し、金太郎を寝かせると、上からパウンドと肩パンチで削っていく。
金太郎は耐えようとしたが、太田は強引に肩固めへ。
最後は絞めを深く入れ、金太郎からタップを奪った。

試合後、太田はチームや関係者、ファンへの感謝を述べたうえで、現在RIZINバンタム級王者となっているサバテロへのリベンジを口にした。
怪我明けの復帰戦で、金太郎を相手に判定ではなく一本勝ち。
内容としても結果としても、太田忍がまだRIZINバンタム級で終わっていないことを示す勝利だった。

高木凌、リー・カイウェンを右ストレートで仕留める

第9試合では、高木凌とリー・カイウェンが66.0kg契約のRIZIN MMAルールで対戦した。
結果は高木の1ラウンド1分38秒、右ストレートからのKO/TKO勝ち。

この試合は、高木にとって大きな試金石だった。
相手のリー・カイウェンは、中国の強豪で、海外で実績を積んできたアグレッシブなファイター。
前に出る圧力と荒々しい打撃を持つ相手に対して、高木がどこまで自分の距離を保ち、得意の右を当てられるかが焦点だった。

試合が始まると、高木はすぐに打ち急がず、相手の入り方を見ながら距離を探った。
カイウェンは圧力をかけようとしたが、高木は冷静にタイミングを見極める。
そして、距離が合った瞬間、高木の右ストレートがヒット。
ダウンしたカイウェンにパウンドを放ったところで、レフェリーが試合を止めた。

荒々しい相手に付き合って乱戦に巻き込まれるのではなく、見て、待って、正確に倒した。
RIZINフェザー級で存在感を高めてきた高木が、海外勢を相手にも自分の武器を通せることを証明した試合だった。

試合後、高木は9月大会への出場をアピールした。
今回の勝ち方を見れば、その言葉にも説得力がある。
国内フェザー級のサバイバルを超えて、より大きな舞台へ進むのは当然だろう。
高木凌にとって、神戸でのKO勝ちは次のステージにつながるゴールデンライトになった。

平本蓮、皇治と勝敗なし 約1年9カ月ぶりの実戦復帰

第10試合では、平本蓮と皇治がRIZINスタンディングバウト特別ルールで対戦した。
ルールは3分3ラウンド、10オンスグローブ着用の無差別級。
判定決着はなく、KO決着のみのルールだったため、3ラウンド終了時点でドローとなった。

平本にとっては、長期離脱明けの復帰戦だった。
MMAではなくスタンディングバウトではあるものの、久々にRIZINのリングで実戦を行うという意味で注目度は高かった。
対する皇治も、体格差のある相手にどこまで前に出られるか、そして最後まで倒れずに戦えるかが問われる一戦だった。

1ラウンドは、互いに大きなリスクを取らない立ち上がりとなった。
平本は体格差を活かしながら前手でペースを作り、無理に倒しに行くよりも距離と感覚を確認するような入り方を見せた。
皇治は頭を低くしながらボディを狙い、懐に入り込む機会を探った。

2ラウンドは、皇治が距離を潰そうとする展開が増えた。
平本はバックステップとサークリングで大きな被弾を避けながら、カウンターを狙う。
皇治もボディを交えながら前に出て、ただ受けるだけではなく、自分から手を出す場面を作った。

3ラウンド、皇治は捨て身気味に前へ出たが、平本はフックを合わせて迎撃する。
皇治も前に出て手を返す場面はあったものの、決定打には至らない。
平本も最後まで倒し切ることはできず、試合は3ラウンド終了。
ルール上、判定は行われず、両者ドローとなった。

試合後、平本は試合内容の意図に触れつつ、久保優太への宣戦布告も行った。
皇治は体重差のある相手に最後まで倒れず、タフさを見せた。
KO決着を期待したファンにとっては、消化不良に映る部分もあったかもしれないが、平本がリングに戻り、次のストーリーを動かしたという意味では、大会後半の大きな話題になった。
ただし肝心の試合内容は少しエキサイトにかける内容になった、お互いを尊重しリスペクトがない試合には一抹の寂しさも残る、二人の次戦にも期待したい。

「復活」と「次」につながる3試合

第8試合から第10試合は、それぞれ違う意味で"次"につながる3試合だった。

太田忍は、怪我明けの復帰戦で金太郎を一本で下し、バンタム級戦線への再浮上を印象づけた。
高木凌は、危険な海外勢を相手に右ストレートからのKO/TKO勝ちを収め、フェザー級での存在感をさらに高めた。
そして平本蓮は、勝敗こそつかなかったものの、約1年9カ月ぶりの実戦復帰を果たし、9月へ向けた流れを作った。

RIZIN.53の第8試合から第10試合は、単に勝敗が並んだだけではない。
メインイベントへ向かう流れの中で、太田の復活、高木のステップアップ、平本の実戦復帰がそれぞれ示された。

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