マロットが地元カナダで3R TKO勝利、バーンズは引退表明

マロット、ホームで最大の勝利
4月18日、カナダ・ウィニペグのCanada Life Centreで行われたUFCファイトナイトのメインイベントで、マイク・マロットがギルバート・バーンズに3ラウンド2分08秒TKO勝ちを収めた。
ESPNの試合データではマロットが2度のダウンを奪い、最終的にパンチでフィニッシュ。
試合後にはバーンズがグローブをオクタゴン中央に置き、引退を表明した。
打撃で完全に主導権を握ったマロット
試合は序盤から、マロットが冷静に距離を管理した。
バーンズは打撃を振りながら組みも狙ったが、テイクダウン成功は0/7。
対するマロットは打撃数でも上回り、トータルストライク56-42、シグニフィカントストライク56-40と主導権を握った。
派手に前へ出て一気に倒すというよりも、ジャブとコンビネーションで少しずつバーンズを削り、反撃の形を作らせなかった。
3Rに決着、アッパーからの連打でフィニッシュ
決着がついたのは3ラウンドだ。
マロットはアッパーからの連打でバーンズを崩し、さらに右フックで再びダウンを奪ってラッシュ。
レフェリーが試合を止めた。
地元カナダの大歓声の中で挙げたこの勝利は、「キャリア最大の勝利」と位置づけられており、マロットはこれで4連勝。
UFC戦績も7勝1敗となり、ウェルター級戦線で一気に存在感を高めた。
バーンズ、12年間のUFCキャリアに幕
一方のバーンズにとっては、あまりにも重い敗戦になった。
試合後のバーンズは「これで終わりだと思う」と語り、感情をあらわにしながらキャリアの終わりを示唆した。
バーンズはUFCで12年間戦い、2021年にはウェルター級タイトルにも挑戦。
通算戦績は22勝10敗で、長くトップ戦線を支えた一人だった。
今回の敗戦で5連敗となったが、タイトル挑戦経験者としての実績と、誰とでも戦ってきたキャリアの重みは変わらない。
ウェルター級の新たな名前
この一戦の焦点は、単なる"世代交代"だけではない。
マロットが勝ったというよりも、勝ち方まで含めて評価を上げた試合だった。
バーンズの組みに付き合いすぎず、打撃で崩し、最後はしっかり止め切った。
ランキング上位常連だったバーンズを相手に、地元メインでこの内容を見せたのは大きい。
ウェルター級の新しい名前として、次戦は一気に上位とのマッチメイクが現実味を帯びる。
逆にバーンズは、敗戦で終わったとしても、この夜の涙まで含めて"トップを走り続けたファイターの終幕"として強く記憶されるはずだ。
大会情報
大会名:UFCファイトナイト(UFC on ESPN 65)
日時:2026年4月18日
会場:Canada Life Centre(カナダ・ウィニペグ)
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