ROAD TO UFC Day1、日本勢は田嶋椋が初戦突破 栁川唯人はボディへの膝蹴りで無念の1R KO負け

2026年5月28日、中国・マカオのギャラクシー・アリーナで「ROAD TO UFCシーズン5 オープニングラウンドDay1」が行われた。
今季のROAD TO UFCには日本勢11人が参戦。
初日となるDay1には、フェザー級とバンタム級に日本人選手5人が登場した。
国内王者や無敗選手も含まれ、UFC契約へ向けた重要な一日として注目されたが、結果は厳しいものとなった。
Day1の日本勢で唯一勝利を挙げたのは、バンタム級の田嶋椋だった。
田嶋はティ・ハイタオと対戦。
序盤から簡単な展開ではなかったが、打撃戦の中で右を当て、最後まで勝負を諦めない姿勢を見せた。
試合は判定までもつれ込み、田嶋が2-1のスプリット判定で勝利。
接戦をものにし、トーナメント初戦突破を果たした。
一方で、他の日本勢には厳しい結果が続いた。
フェザー級の栁川唯人は、ジョージ・マンゴスと対戦した。
栁川は第12代フェザー級キング・オブ・パンクラシストとしてROAD TO UFCに乗り込んだが、初戦で強烈な壁にぶつかった。
1R、マンゴスの強烈な膝蹴りがボディに突き刺さり、そこから追撃を受けて試合はストップ。
ゴングと同時にお互い出力の高い攻防が続きフロントチョークの見せ場も作ったが、記録上は1R3分19秒、膝蹴りとパンチによるTKO負けとなった。
国内王者として期待を背負っていた栁川にとっては、悔しい初戦敗退となった。
相手のマンゴスは試合前から決定力の高さを警戒されていた選手だったが、そのフィニッシュ力を大舞台でそのまま示す形になった。
栁川としては、UFCへの道を懸けた挑戦がわずか1Rで終わる、非常に苦い結果となった。
同じくフェザー級では、青井人がソン・ヨンジェと対戦した。
青井は現DEEPフェザー級王者として2度目のROAD TO UFCに挑んだが、2R3分39秒、リアネイキッドチョークで一本負け。
ソンは打撃だけでなく、組みと寝技でも青井を崩し、最後はバックから仕留めた。
バンタム級の南友之輔は、カシブ・マードックに3R3分46秒、肩固めで敗れた。
南はGLADIATOR王者として、無敗同士の対決に臨んだが、マードックの組みとトップコントロールに苦しめられた。
序盤に打撃で見せ場を作る場面もあったが、試合が進むにつれて相手のペースに引き込まれ、最後は一本を奪われた。
明らかにグラウンド技術での差が出た試合だった、終始コントロールを奪われて自身の動きができなかったように見える、スタンドでは有利に進めていたので課題が残った試合になった。
宮口龍鳳も、チュングレン・コレンに2R4分00秒、リアネイキッドチョークで敗れた。
コレンは前日計量でバンタム級リミットを超過しており、試合前からモヤモヤとした感情を抱えた一戦だった。
宮口は無敗のままROAD TO UFCに挑んだが、2Rにダウンを奪われ、そこからバックを許して一本負け。
勢いを持って臨んだ国際戦で、初黒星を喫することになった。
とはいえ体重差があった試合だったので結果を素直に受け止めるのはファンにとっても難しいはずだ、次戦にも期待したい。
結果として、Day1の日本勢は田嶋椋が勝利し、栁川唯人、青井人、南友之輔、宮口龍鳳が敗退。
5人中4人がフィニッシュ負けという、非常に厳しいスタートになった。
ROAD TO UFCは、アジア太平洋地域の有望選手にUFC契約への道を開くトーナメントだ。
しかし、国内で実績を残してきた選手であっても、国際戦のフィジカル、決定力、局面ごとの強度に対応できなければ一気に飲み込まれる。
Day1は、その現実を強く突きつける一日となった。
それでも、田嶋が接戦を勝ち切った意味は大きい。
スプリット判定という薄氷の勝利ではあったが、この舞台で一つ勝ったことは、次戦に向けて大きな経験になる。
日本勢全体としては苦しい初日となったが、田嶋が勝ち残ったことで、まだUFC契約への道はつながっている。
Day2にも日本人選手が多数登場する。
Day1で突きつけられた厳しさを、日本勢がどう跳ね返すのか。
今季ROAD TO UFCの流れを左右する意味でも、2日目の戦いにさらに注目が集まりそうだ。
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