ゲイブル・スティーブソンがUFCデビュー戦で1R TKO勝利 五輪金メダリストが鮮烈な第一歩

現地時間7月11日、米国ネバダ州ラスベガスのT-Mobile Arenaで「UFC 329: MCGREGOR VS HOLLOWAY 2」が開催された。
プレリムのヘビー級マッチでは、レスリングの五輪金メダリストであるゲイブル・スティーブソン(Gable Steveson)が、イライシャ・エリソン(Elisha Ellison)と対戦した。
UFCデビュー戦となったスティーブソンは、第1ラウンド2分32秒、打撃によるTKO勝利。
世界最高峰のレスリングで実績を残してきた注目選手が、MMAの舞台でも鮮烈なスタートを切った。
五輪金メダリストが打撃で示した可能性
注目すべき点は、スティーヴソンがテイクダウンを一度も成功させることなく、打撃だけで試合を終わらせたことだ。
テイクダウンを狙う場面はあったものの、エリソンに防がれると、前蹴りやボディキック、パンチを使った攻撃へ切り替えた。
レスリングを警戒する相手に対し、打撃でプレッシャーをかけてフィニッシュまでつなげている。
一方で、ハイキックを空振りしてバランスを崩した場面や、組み際でエリソンのパンチや肘を受ける場面もあった。
完成された内容とは言い切れないが、打ち合いのなかで相手を後退させ、最後は自らの強打で試合を終わらせた。
世界最高峰のレスリング実績を持つスティーヴソンが、UFC初戦では打撃によるTKO勝利を収めた。
得意分野を使わずに勝てたことは、今後のヘビー級での可能性を示す結果となった。
フィニッシュボーナスも獲得
スティーブソンは試合後、今大会のフィニッシュボーナスも獲得した。
UFCデビュー戦で勝利するだけでなく、第1ラウンドで相手を仕留め、さらにボーナスまで手にしたことで、ヘビー級の新たな注目選手として強烈な印象を残している。
UFCヘビー級で注目の存在に
UFCヘビー級では、一発の打撃によって試合が決まることも多い。
そのなかで、高いレスリング能力を持つスティーブソンは、他の選手とは異なる強みを持っている。
もちろん、今回の勝利だけで上位選手との実力差を判断することはできない。
それでも、UFC初戦を第1ラウンドTKOで突破したことは、今後のマッチメイクへの期待を高めるには十分な内容だった。
五輪金メダリストが、MMAファイターとしてどこまで成長していくのか。
ゲイブル・スティーブソンのUFCでの挑戦は、最高の形で始まった。
UFC 329 試合結果
ヘビー級
ゲイブル・スティーブソン ○第1ラウンド 2分32秒 TKO(打撃)イライシャ・エリソン ●



