ロバート・ウィテカーがライトヘビー級初戦でTKO勝利 クリロフを3Rに撃破

現地時間7月11日、米国ネバダ州ラスベガスのT-Mobile Arenaで「UFC 329: MCGREGOR VS HOLLOWAY 2」が開催された。
プレリムでは、元UFCミドル級王者ロバート・ウィテカー(Robert Whittaker)がニキータ・クリロフ(Nikita Krylov)と対戦。
第3ラウンド1分1秒、打撃によるTKO勝利を収めた。
ウィテカーにとってはライトヘビー級転向後の初戦。
新たな階級で迎えた重要な一戦をフィニッシュで制し、再出発を強く印象づけた。
ライトヘビー級初戦でクリロフと対戦
長くミドル級のトップ戦線で戦ってきたウィテカーは、今回からライトヘビー級へ階級を上げた。
初戦の相手となったクリロフは、ライトヘビー級で豊富な経験を持つ選手だ。
打撃だけでなくグラウンドでも試合を決められる危険なファイターであり、ウィテカーにとって新階級への適応力が問われるマッチアップとなった。
階級を上げた選手には、相手のパワーや体格への対応が求められる。
一方でウィテカーには、ミドル級で培ってきたスピード、フットワーク、正確な打撃という武器がある。
試合は第3ラウンドまで進んだが、最後はウィテカーが打撃でクリロフを追い込み、レフェリーが試合を止めた。
第3ラウンドに打撃でフィニッシュ
公式結果は、第3ラウンド1分1秒、ウィテカーの打撃によるTKO勝利となった。
判定ではなくフィニッシュで勝利したことは、ライトヘビー級でもウィテカーの打撃が十分に通用することを示す結果となった。
ミドル級時代からウィテカーは、踏み込みの速さと角度を変えながら放つパンチ、相手の動きを止めるキックを武器としてきた。
体格の大きな選手がそろうライトヘビー級でも、その機動力は大きな強みになる可能性がある。
新階級初戦で経験豊富なクリロフを倒したことで、ウィテカーはライトヘビー級戦線に一気に名前を刻んだ。
フィニッシュボーナスも獲得
ウィテカーは、この勝利によってUFC 329のフィニッシュボーナスも獲得した。
階級変更後の初戦には、常に不確定な要素が伴う。
減量の負担が軽くなる一方で、相手のフィジカルや打撃の重さは増す。
そのなかで3ラウンドを戦い、最後は自ら試合を終わらせた点は大きい。
元王者としての経験と技術に加え、ライトヘビー級の体格にどこまで適応できるかが今後の焦点となる。
今回の勝利によって、ウィテカーは新階級での可能性を示した。
次戦では、さらに上位のライトヘビー級選手との対戦が組まれる可能性もありそうだ。
新階級で再び王座を目指すのか
ウィテカーはミドル級で王座を獲得し、長年にわたってトップクラスに位置してきた。
ライトヘビー級では初戦を終えたばかりであり、すぐに次戦の話にはならなだろう。
それでも、実績のあるクリロフをTKOで下したことで、新階級でも無視できない存在となった。
元ミドル級王者が、ライトヘビー級で再びタイトルを目指すのか。
ロバート・ウィテカーの新たな挑戦は、フィニッシュ勝利という最高の形で始まった。
UFC 329 試合結果
ライトヘビー級
ロバート・ウィテカー ○第3ラウンド 1分1秒 TKO(打撃)ニキータ・クリロフ ●



