ウルフ1000万円企画に把瑠都参戦 RIZIN選手も!? 4月11日ABEMA特番

ABEMAの「ウルフアロンから3カウント取ったら1000万円」は、最初に聞けばインパクト先行の企画に見える。
だが4月8日時点の続報まで追うと、これは単なる話題作りではない。
柔道金メダリストであり、いまはプロレスラーとして歩み始めたウルフアロンをどう“見せるか”まで計算された大型企画だ。
番組はABEMA開局10周年特番「30時間限界突破フェス」の目玉として4月11日に放送される。
「1000万円シリーズ」としては2021年の朝倉未来企画以来、5年ぶりの復活となる。
特殊ルールが企画の肝
今回のルールは「柔道×プロレス ハイブリッド」の特別形式で、4分1ラウンド。
勝利条件はマットに背中をつけて3カウントを奪うか、投げ技で一本を取ること。
主な禁止行為は打撃・関節技・絞め技・急所攻撃・噛みつき・スラム技で、消極的に組み合わない姿勢も反則となる。
両者とも柔道着を着用し、4分間で決着がつかなければドローだ。
総合格闘技でも純粋な柔道でもない。
ウルフアロンの柔道の強さと、プロレスラーとしての「3カウントを取る/取られない」感覚の両方が試される設計だ。
誰がこの特殊ルールにいちばんハマるかを見る、という企画になっている。
把瑠都参戦で空気が変わった
最新情報として一気に注目を集めたのが、元大関・把瑠都の参戦決定だ。
4月8日に1人目の挑戦者として発表された。
身長197センチ、体重200キロの規格外サイズに加え、相撲だけでなくRIZINでの実戦経験も持つ。
重量感と格闘技経験を兼ね備えた相手の参戦で、この企画は「一般参加者が夢を追う番組」から「本当にウルフが崩される可能性を含んだ勝負」へと変わった。
ウルフ側が「投げちゃえば終わり」と強気に語っているのも含めて、把瑠都戦はわかりやすい目玉カードだ。
RIZIN公式も反応 残る2人の伏せ方がうまい
4月8日時点では残る2人の挑戦者のシルエットも公開されている。
1人はウルフと同じく柔道で世界を制した“金メダリスト”、もう1人は“RIZIN選手”だ。
名前こそ未発表だが、RIZIN公式アカウントがこのポストに反応しており、RIZIN選手の参戦は事実上確定とみていい。
把瑠都だけでも十分強いのに、そこへ柔道トップ層と現役RIZINファイターを加えることで、企画全体が一気に“格闘技ファンの予想遊び”に変わっている。
制作側は、ただ大きい相手や素人を並べるのではなく、ウルフアロンの強さをいろんな角度から試す並べ方をしている。
オーディション組の顔ぶれ
オーディションの顔ぶれも企画の方向性をよく表している。
ベンチプレス400キロをうたう藤本竜希、ノッコン寺田、ボディビル日本一経験者の榎田大人、ホストでありながら格闘技経験もある夜王刃牙、柔道六段の参加者など、“ただ強そう”ではなく何か一芸や背景を持つ人物が集められた。
ただし彼らはまだオーディション段階の存在だ。
名前付きで正式発表されているのは把瑠都のみ。
だからこそ今は“誰が出るか”そのものが企画の熱源になっている。
ウルフアロンという人選がちょうどいい
この企画が面白いのは、ウルフアロンという人選がちょうどいいからだ。
東京五輪100キロ級の金メダリストで柔道世界王者の実績を持ちながら、2025年6月に柔道を引退し、同月23日に新日本プロレス入りを発表。
2026年1月4日の東京ドームでのデビュー戦でいきなり王座戴冠まで果たした。
柔道家の延長線でも、完全なプロレスラーとしての完成形でもない。
いまちょうど“競技者としての幅”が広がっている途中のウルフを見る企画でもある。
その状態の彼に「3カウント」というプロレスの条件を背負わせるのが、この企画の絶妙な設計だ。
見どころ:「どうせ返り討ち」では終わらない
「1000万円シリーズ」は過去5作で賞金獲得者が出ていない。
今回も基本線は“ウルフが返り討ちにする番組”として見るのが自然だろう。
だが、把瑠都の参戦が決まり、さらに金メダリストと現役RIZIN選手が控えているとなると、その前提が少し揺らぐ。
「どうせ勝てない企画」として笑うより、どの相手がこの特殊ルールの穴を突けるかを考えながら見る方がずっと面白い。
4月11日の放送は第1部が15時30分から、第2部が21時からの予定だ。
ABEMA30時間特番の中でもかなり注目度の高いパートになりそうだ。
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