

ドリカス・デュ・プレシ
ミドル級Dricus du Plessis
ドリカス・デュ・プレシは、南アフリカMMAを世界の頂点へ押し上げたミドル級ファイターである。 EFC、KSWなどで王座を獲得した後、UFCへ参戦。 荒々しい打撃、強靭なフィジカル、そして極めまで持ち込めるグラップリングを武器に、ミドル級トップ戦線を駆け上がった。 デュ・プレシの魅力は、きれいに整った技術よりも、相手を飲み込むような圧力にある。 構えや動きは独特で、時に粗く見える場面もあるが、前進を止めず、パンチ、蹴り、タックル、スクランブルを連続して仕掛けることで相手のリズムを崩していく。 打撃戦では強い右、左フック、ミドルキックで流れを作り、組みになればパワーで倒し、隙があればチョークで仕留める。 勝利の多くをKO/TKOと一本で挙げている点も、彼の決定力を物語っている。 UFCでは、デレク・ブランソン、ロバート・ウィテカーを下して一気に評価を高めた。 特にウィテカー戦の勝利は、デュ・プレシが単なる勢いのある選手ではなく、元王者クラスにも通用する実力者であることを示した一戦だった。 その後、2024年にストリックランドを破ってUFCミドル級王座を獲得し、南アフリカ出身選手として大きな歴史を作った。 王者時代には、アデサニヤを4R一本で下し、さらにストリックランドとの再戦にも判定勝利。 打撃の巧者やタフなプレッシャーファイターを相手に勝ち切り、ミドル級王者としての価値を高めた。 一方で、2025年のハムザト・チマエフ戦ではレスリングの圧力に苦しみ、判定で敗れて王座を失った。 それでも、デュ・プレシの評価が大きく落ちるわけではない。 彼は倒す力、極める力、削り合いに耐える精神力を兼ね備えたファイターであり、ミドル級上位にとって今なお危険な存在である。 王座から陥落した今、次に問われるのは再び頂点へ戻る力だ。 南アフリカ初のUFC王者として歴史を作ったデュ・プレシが、ここからどのように再起するのか。 ミドル級戦線の大きな注目点である。
獲得タイトル
Record Analysis
戦績分析
Fight Tendencies
ファイト傾向
88%
勝率
23勝 / 26試合
87%
フィニッシュ率
20フィニッシュ / 23勝
Recent Form
直近5試合
2025.08.16
2025.02.08
2024.08.18
2024.01.20
2023.07.08
Breakdown
ラウンド別勝敗
どのラウンドで試合が決まったか
決着時間帯
各ラウンドを0:00-2:30 / 2:31-5:00で分類
決着方法
何で勝ち、何で負けたか
分類の目安
- 蹴り/ヒザ: キック、ハイキック、膝蹴りなど
- 絞め技: チョーク、裸絞め、ギロチン、肩固めなど
- 関節技: 腕十字、キムラ、アームロック、ヒールフックなど
- パンチ/TKO: パンチ、肘、パウンド、ドクターストップ、詳細不明のKO/TKOなど
団体別戦績
主要団体ごとの勝敗
※ 各種比率の母数はプロ戦績(26試合・23勝)
プロ戦績一覧
| 結果 | 対戦相手 | 大会 | 決着 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| L | ハムザト・チマエフKhamzat Chimaev | UFC 319: du Plessis vs. Chimaev | R55:00判定0-3 | 2025-08-16 |
| W | ショーン・ストリックランドSean Strickland | UFC 312: du Plessis vs. Strickland 2 | R55:00判定3-0 | 2025-02-08 |
| W | イズラエル・アデサニヤIsrael Adesanya | UFC 305: du Plessis vs. Adesanya | R43:38リアネイキドチョーク | 2024-08-18 |
| W | ショーン・ストリックランドSean Strickland | UFC 297: Strickland vs. du Plessis | R55:00判定2-1 | 2024-01-20 |
| W | ロバート・ウィテカーRobert Whittaker | UFC 290: Volkanovski vs. Rodríguez | R22:23TKO(スタンドパンチ連打) | 2023-07-08 |
| W | デレク・ブランソン | UFC 285: Jones vs. Gane | R24:59TKO(コーナーストップ) | 2023-03-04 |
| W | ダレン・ティル | UFC 282: Błachowicz vs. Ankalaev | R32:43リアネイキドチョーク | 2022-12-10 |
| W | ブラッド・タヴァレス | UFC 276: Adesanya vs. Cannonier | R35:00判定3-0 | 2022-07-02 |
| W | トレヴィン・ジャイルズ | UFC 264: Poirier vs. McGregor 3 | R21:41KO(右ストレート→パウンド) | 2021-07-10 |
| W | マルクス・ペレス | UFC Fight Night: Moraes vs. Sandhagen | R13:22KO(左フック→パウンド) | 2020-10-10 |
| W | ブレンダン・レサール | EFC Africa 83 | R14:15ギロチンチョーク | 2019-12-14 |
| W | ジョイルトン・サントス | KSW 50: London | R23:04TKO(パンチ連打) | 2019-09-14 |
| L | ロベルト・ソルディッチ | KSW 45: De Fries vs. Bedorf | R32:26TKO(左ストレート→パウンド) | 2018-10-06 |
| W | ロベルト・ソルディッチ | KSW 43: Soldić vs. Du Plessis | R21:38KO(左フック→パウンド) | 2018-04-14 |
| W | ヤニック・バハティ | EFC Africa 62 | R11:30ギロチンチョーク | 2017-08-19 |
| W | ホセ・ダ・ロシャ・ジュニア | EFC Africa 59 | R13:58TKO(パンチ連打) | 2017-05-13 |
| W | ラファル・ハラティ | EFC Africa 56 | R23:34ギロチンチョーク | 2016-12-09 |
| W | マーティン・ヴァン・ステイデン | EFC Africa 50 | R33:59ギロチンチョーク | 2016-06-17 |
| W | ブルーノ・ムクル | EFC Africa 46 | R22:50リアネイキドチョーク | 2015-12-12 |
| W | ディノ・バガッティン | EFC Africa 40 | R23:33リアネイキドチョーク | 2015-06-06 |
| W | ダレン・ダニエル | EFC Africa 37 | R14:50リアネイキドチョーク | 2015-02-21 |
| L | ガレス・マクレラン | EFC Africa 33 | R32:12ギロチンチョーク | 2014-08-30 |
| W | ドナヴィン・ホーキー | EFC Africa 27 | R14:50TKO(パウンド) | 2014-02-27 |
| W | バリー・ブリッツ | EFC Africa 24 | R31:54KO(パンチ連打) | 2013-10-10 |
| W | ブルーノ・ムクル | EFC Africa 23 | R12:34リアネイキドチョーク | 2013-09-12 |
| W | ツカング・マクエボ | EFC Africa 21 | R11:18TKO(膝の負傷) | 2013-07-25 |
ドリカス・デュ・プレシの関連記事


【UFC 328】チマエフvsストリックランド徹底プレビュー
5月10日UFC 328でチマエフvsストリックランドのミドル級王座戦。セミは平良達郎が世界フライ級王座へ挑戦する歴史的大会の全論点。

チマエフvsストリックランド、UFC 328でミドル級タイトル戦
UFC 328のメインイベントで無敗王者チマエフが元王者ストリックランドを迎え撃つ。5月9日、ニュージャージーでミドル級頂上決戦。
