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ピコがピットブルを撃破、UFCで本物の存在感

tyamat
ピコがピットブルを撃破、UFCで本物の存在感

4月11日(現地時間)、米フロリダ州マイアミのKaseya Centerで開催されたUFC 327で、パトリシオ・ピットブルはアーロン・ピコに判定負けを喫した。
裁定は3R終了、30-27、30-27、29-28のユナニマスデシジョン。
長くBellatorを彩ってきた2人の元看板選手による対戦は、最終的にピコがUFC初勝利をつかむ形で決着した。

プレリムの注目カード、Bellatorで交わらなかった主力同士の対戦

この試合が特別だったのは、ただの元Bellator対決ではなかったからだ。
ピットブルは長年Bellatorの象徴として君臨してきた実績を持つ元王者。
一方のピコは「才能は本物だが、まだ完全には形になり切っていない選手」として見られてきた。
だからこそ、この一戦には過去の実績を持つ王者と、いよいよ完成形に近づく挑戦者が交差する空気があった。
プレリムの注目カードだった。

1Rはピットブルが先に流れをつかんだ、2Rで変わった

試合序盤、ピットブルは簡単には飲まれなかった。
1Rはカウンターの左やローでピコを止め、序盤のテイクダウンにもすぐ立ち直って対応した。
先に流れをつかんだのはピットブルだった。

だが、均衡を崩したのが2Rだった。
ピコは左フックで流れを変え、ボディ、アッパー、そして強烈な右ストレートまでつなげて主導権を奪う。
終盤にはテイクダウンも重ね、試合を完全に自分のテンポへ引き込んだ。

3Rで完全制圧、3者一致の判定

3Rに入ると、試合の景色はさらに明確になった。
3Rは打撃とレスリングを織り交ぜ、金網際のコントロールと終盤のテイクダウンで押し切った。
ボディへの攻撃も効いており、MMA Fightingはこのラウンドのピットブルの顔面ダメージにも触れている。
最終的にジャッジ3者すべてがピコを支持したことは、競り勝っただけでなく内容でも明確に上回っていたことを示している。

「期待の選手」から「現実的な脅威」へ

この勝利の意味は大きい。
ピコはUFCデビュー戦でレローン・マーフィーに敗れ、期待の大きさに結果が追いつかない印象も残していた。
だが今回は違った。
元王者ピットブルを相手に、打撃の爆発力だけでなく、試合運び、組みの使い方、ラウンドごとの修正力まで見せた。
MMA Fightingもピコを"将来の王者候補に見える内容"と評しており、この一勝でピコの見え方は大きく変わった。

ピットブルには重い敗戦

一方で、ピットブルにとってはかなり重い敗戦だ。
UFCでのキャリアを前へ進めるには、ここでピコを止めて上位戦線へ食い込む必要があった。
しかし実際には、1Rの見せ場のあとで主導権を失い、そのまま取り返せなかった。
名前の大きさや実績だけでは、もう押し切れない。

UFC 327で見えたのは、ピットブルが落ちたというより、ピコがついに「期待の選手」から「上位を脅かす現実的な存在」へ変わったという事実だった。
Bellatorでは交わり切らなかった2人の物語は、UFCでようやく決着した。
そして勝ったのは、過去ではなく、これからを背負う側だった。

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