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クリスティアン・リロイ・ダンカンがジャレッド・キャノニアに判定勝利 多彩な打撃で元タイトル挑戦者を攻略

EasyFight運営
クリスティアン・リロイ・ダンカンがジャレッド・キャノニアに判定勝利 多彩な打撃で元タイトル挑戦者を攻略
© Getty Images / UFC

日本時間2026年7月19日、米国オクラホマ州オクラホマシティのペイコム・センターで「UFC Fight Night: Du Plessis vs. Usman」が開催された。

コメインイベントのミドル級マッチでは、ランキング12位のクリスティアン・リロイ・ダンカン(Christian Leroy Duncan)と同10位のジャレッド・キャノニア(Jared Cannonier)が対戦。
ダンカンが判定3-0で勝利し、元UFCミドル級タイトル挑戦者を相手にキャリア最大の白星を挙げた。

採点は30-27、30-27、29-28。
若さと多彩な攻撃を武器にするダンカンが、キャノニアの経験やケージレスリングに苦しめられながらも、打撃で大きな場面をつくって勝利を手にした。

第1ラウンドは前蹴りと回転系の攻撃で主導権

試合開始から軽快に動いたダンカンは、前蹴りを使ってキャノニアの脚とボディを狙った。

キャノニアは蹴り足をキャッチすると、そのままダンカンをケージまで運んで動きを止めた。
ダンカンは片脚を持たれた状態から膝蹴りを狙ったものの、大きなダメージを与えることはできなかった。

ケージ際から離れたダンカンは、再び距離を取りながら攻撃を開始。
回転エルボーを放つと、キャノニアはこれをかわして再び組みつき、ダンカンをケージへ押し込んだ。

しかし、ダンカンは体勢を入れ替えると、自らテイクダウンに成功した。
キャノニアはすぐに立ち上がったが、ダンカンはケージを背負わせてパンチとエルボーをまとめた。

強烈なエルボーを受けたキャノニアが距離を取ると、ダンカンは追いかけながら回転系の大技を狙った。
最後の一撃は空振りに終わったものの、攻撃の種類と有効打で上回ったダンカンが第1ラウンドを取った。

ダンカンが連続攻撃でキャノニアをぐらつかせる

第2ラウンドもダンカンが派手な攻撃を仕掛けた。
スピンキックをキャノニアの胸に当て、バランスを崩させる。

立ち上がろうとするキャノニアには膝蹴りを狙った。
その後はキャノニアがダンカンをケージへ押し込み、密着した状態で試合を落ち着かせようとする。

ダンカンはケージ際の組みを外すと、至近距離からエルボーを命中させた。
さらにパンチの連打をまとめ、キャノニアの足元をぐらつかせた。

キャノニアもすぐに強打を返し、ダンカンに一方的な追撃を許さない。
それでもダンカンは、前へ出てくるキャノニアに回転系の打撃を合わせ、再び有効打を残した。

ラウンド後半にはキャノニアがダンカンをケージへ押し込み、テイクダウンに成功した。
しかし、ダンカンはグラウンドで素早く体勢を入れ替え、キャノニアの背後へ回ってバックポジションを奪うと、細かいパンチを当てた。

キャノニアも組みで反撃したが、ダンカンは打撃で大きな場面をつくり、グラウンドでも不利な体勢を切り返した。

ケージ際で制御されながらも終盤に反撃

第3ラウンドは、それまでよりも試合のペースが落ちた。

キャノニアはダンカンとの距離を潰し、ケージ際で密着する展開を増やした。
ダンカンを押し込みながら自由な動きを封じ、回転技や長い距離からの蹴りを出させないようにした。

ダンカンは最初の2ラウンドで多くの攻撃を放った影響からか、キャノニアにケージ際で制御される時間が長くなった。

それでも終盤に再び動きを取り戻すと、首相撲からパンチ、エルボー、膝蹴りを放って反撃した。
キャノニアがケージ際の攻防で巻き返したものの、ダンカンも打撃を返し、最後までフィニッシュを許さないまま試合終了を迎えた。

元タイトル挑戦者を破りミドル級上位へ

ジャッジ2者は全3ラウンドをダンカンに与えて30-27と採点し、残る1人は29-28をつけた。
ダンカンが判定3-0でキャノニアを下した。

試合後、ダンカンはキャノニアへの敬意を示したうえで、当初は距離を保ちながら冷静に戦う計画だったと説明した。

「まず何より、ジャレッド・キャノニアに心から感謝したい。
彼はこの競技のベテランであり、私は彼をとても尊敬している。
その敬意を持って戦った。
作戦は辛抱強く、自分の距離を保つことだった。
ただ、試合中に少し欲が出てしまった。
自分はまだ学び、進化している途中だ」

さらに、今後については「自分は間隔を空けずに試合をしたい。
試合を断ることはない。
誰を用意されても、その機会を受け入れ、自分の存在を示す」と語った。

多彩な蹴りやエルボーで序盤の主導権を握り、キャノニアのケージレスリングにも対応したダンカン。
経験豊富な上位ランカーを破ったことで、ミドル級トップ10入りへ大きく前進した。

試合結果

ミドル級:5分3ラウンド

WINNER:クリスティアン・リロイ・ダンカン判定3-0(30-27、30-27、29-28)ジャレッド・キャノニア

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