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ドリカス・デュ・プレシ対カマル・ウスマン 元UFC王者同士がミドル級で激突

EasyFight運営
ドリカス・デュ・プレシ対カマル・ウスマン 元UFC王者同士がミドル級で激突
© Getty Images / UFC

現地時間7月18日、米国オクラホマ州オクラホマシティのペイコム・センターで開催される「UFC Fight Night: Du Plessis vs. Usman」のメインイベントで、ドリカス・デュ・プレシ(Dricus Du Plessis)とカマル・ウスマン(Kamaru Usman)がミドル級で対戦する。

UFCミドル級ランキング2位の元同級王者デュ・プレシと、ウェルター級で5度の王座防衛を果たした元王者ウスマンによる一戦。
両者にとって、再びUFCの頂点を目指すための重要なメインイベントとなる。

王座陥落後の再起戦に臨むデュ・プレシ

デュ・プレシはプロ通算23勝3敗。
23勝のうち9勝をノックアウト、11勝を一本で挙げており、判定勝利は3試合だけ。
打撃とサブミッションの両方で試合を終わらせられ、テイクダウンも織り交ぜるフィニッシャーだ。

2023年にロバート・ウィテカーをTKOで破ると、2024年1月にはショーン・ストリックランドにスプリット判定で勝利し、UFCミドル級王座を獲得。
その後はイスラエル・アデサニヤを第4ラウンドに一本で仕留め、ストリックランドとの再戦にもユナニマス判定で勝利した。

しかし、2025年8月のUFC 319ではカムザット・チマエフにユナニマス判定で敗れ、王座から陥落。
UFC参戦後から続いていた連勝も止まり、今回は約11カ月ぶりの復帰戦となる。

前戦ではチマエフの執拗なテイクダウンとグラウンドコントロールに苦しんだ。
その敗戦後の復帰戦で、レスリングを大きな武器とするウスマンと対戦するため、デュ・プレシが組みへの対応をどこまで修正してきたかも大きな注目点となる。

ウスマンが再びミドル級へ

ウスマンはプロ通算21勝4敗。
2019年にタイロン・ウッドリーを破ってUFCウェルター級王座を獲得すると、コルビー・コビントン、ホルヘ・マスヴィダル、ギルバート・バーンズらを相手に5度の王座防衛を成功させた。
王座在位期間は1267日に及び、ウェルター級で長期政権を築いた元王者だ。

2022年と2023年にレオン・エドワーズへ連敗した後、2023年10月には欠場者の代役として、わずか9日前のオファーを受けてチマエフとミドル級で対戦。
マジョリティ判定で敗れたものの、第2、第3ラウンドには打撃で盛り返し、短期オファーながら接戦に持ち込んだ。

2025年6月にはウェルター級へ戻り、6連勝中だったホアキン・バックリーにユナニマス判定で勝利。
自身の連敗を3で止め、約3年7カ月ぶりの白星を挙げた。

ホアキン・バックリーに左を打ち込むカマル・ウスマン
© Getty Images / UFC

今回はそれ以来、約13カ月ぶりの試合となる。
UFCでの前回のミドル級戦とは異なり、短期オファーではなく準備期間を設けて臨む一戦となる。

ウスマンのレスリングか、デュ・プレシの圧力か

試合の焦点は、ウスマンがデュ・プレシをテイクダウンし、得意のコントロールを展開できるかだ。

ウスマンはUFCウェルター級で15連勝を記録し、高いテイクダウン防御率とケージ際での支配力を武器に王座を守ってきた。
相手を金網へ押し込みながら動きを制限し、テイクダウンや細かなパンチを積み重ねる戦いは、デュ・プレシにとって警戒すべき武器となる。

一方のデュ・プレシは、ミドル級を主戦場としてきた体格とフィジカルを持つ。
独特のリズムから大きく踏み込み、左右のパンチや蹴り、テイクダウンを連続して仕掛けるため、ウスマンが常に自分のペースで組み立てられるとは限らない。

デュ・プレシがテイクダウンを防ぎ、前へ出て乱戦をつくれば、打撃の威力とフィニッシュ能力で優位に立つ可能性がある。
反対にウスマンが序盤から組みで体力を削り、試合の速度を管理できれば、5ラウンドを通して元ウェルター級王者の経験が生きる展開となる。

デュ・プレシが王座奪還へ向けた再出発を飾るのか。
それともウスマンがミドル級の元王者を破り、新たな階級でタイトル戦線へ進出するのか。

南アフリカ出身のデュ・プレシと、ナイジェリア出身のウスマン。
アフリカ出身の元UFC王者2人による、実績、技術、意地がぶつかるメインイベントとなる。

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