8勝のうち7勝がKO・TKO クバンザが9位ミクサンと激突 【PFLワシントンD.C.】

現地時間2026年7月25日、米国ワシントンD.C.のケアファースト・アリーナで開催される「PFL Washington D.C.」のメインカードで、エリエゼル・クバンザ(Eliezer Kubanza)と、PFLウェルター級ランキング9位のクリス・ミクサン(Chris Mixan)が対戦する。
プロ戦績8勝1敗で7勝をKO・TKOで挙げているクバンザと、PFLで3勝を記録しているミクサンによるウェルター級戦。
勝てばランキング入りが視野に入るクバンザに対し、ミクサンは前戦の判定負けから再起を狙う。
8勝のうち7勝がKO・TKO コンゴ民主共和国のクバンザ

コンゴ民主共和国出身のクバンザは、プロ戦績8勝1敗。
身長約180cm、リーチ約189cmの体格を持ち、8勝のうち7勝をKO・TKOで挙げている。
アマチュア時代にはIMMAFアフリカ選手権で2度の金メダルを獲得。
強烈な打撃に加え、テイクダウンから相手を押さえ込み、パウンドで仕留める攻撃も持つ。
2025年9月に出場した「Dana White's Contender Series」では、クリストファー・アルビドレス(Christopher Alvidrez)に1ラウンド4分44秒、打撃によるTKOで敗れた。
プロ初黒星を喫し、UFCとの契約には至らなかった。
しかし、同年12月のPFLアフリカ大会ではフランシス・モズー(Francis Mozou)を1ラウンド3分18秒でTKO。
テイクダウン後にサイドポジションからマウントへ移行し、パンチ、肘、ハンマーフィストを浴びせて再起に成功した。
今回がクバンザにとってPFLでの2試合目となる。
9位のミクサンを破れば、ウェルター級ランキング入りへ大きく前進する一戦だ。
PFLで3勝 右ストレートを武器とするミクサン
ウクライナ出身のミクサンは、米国コロラド州を拠点とする27歳。
プロ戦績は7勝2敗で、PFLでは3勝1敗を記録している。
身長約185cm、リーチ約188cm。
クバンザより約5cm高い一方、リーチではクバンザがわずかに上回っている。
2022年のPFLチャレンジャーシリーズではネイサン・ピアース(Nathan Pierce)にフィニッシュ勝ち。
その後、クリスチャン・スティゲンバーグ(Christian Stigenberg)にも判定で勝利し、PFLで連勝を収めた。
2025年8月には、当時8連勝中だったケンドリー・セントルイス(Kendly St. Louis)と対戦。
前進してくる相手に右ストレートを合わせてダウンを奪うと、再び右で倒してパウンドへ移行し、1ラウンド4分36秒でTKO勝利した。
一方、2026年4月の前戦では、無敗のエオイン・シェリダン(Eoin Sheridan)に判定0-3で敗れた。
スコアは3者とも29-28という接戦で、今回が再起戦となる。
勝負のポイント
最大の焦点は、クバンザが序盤から持ち前の爆発力を発揮し、打撃やテイクダウンから主導権を握れるか。それともミクサンがクバンザの前進を受け止め、カウンターを合わせられるかだ。
クバンザは強打だけを武器とする選手ではない。
モズー戦では自らテイクダウンを奪うと、サイドコントロールやマウントへとポジションを進め、パウンドと肘を重ねて1ラウンドTKO勝ちを収めた。
ミクサンにとっては、立ち技での打ち合いだけでなく、クバンザに組みつかれて下のポジションに回らないことも重要になる。
クバンザが早い段階でトップポジションを奪えば、そのまま強烈なグラウンド・アンド・パウンドにつなげる可能性がある。
打撃からテイクダウン、グラウンドでの攻撃までつなげられるクバンザと、PFLで4試合を経験し、相手の前進に右を合わせて仕留めた実績を持つミクサン。
クバンザにとってはランキング入りへ前進する機会となり、ウェルター級9位のミクサンにとっては上位に残るために落とせない一戦となる。



