勝っても残らない、でも倒した事実は消えない 萩原京平、メヘウラの猛攻に沈むも記録はノーコンテスト

4月12日、マリンメッセ福岡A館で開催された「RIZIN LANDMARK 13 in FUKUOKA」で、萩原京平とアバイジャ・カレオ・メヘウラが対戦した。
試合はメヘウラが1RでTKO勝ち相当の内容を見せたが、前日計量でメヘウラが66.0kg契約を1.5kgオーバーしていたため、公式記録はノーコンテストとなった。
RIZIN公式は事前に、メヘウラの勝利は記録されず、萩原が負けるか引き分けた場合はノーコンテストとすること、さらにメヘウラに減点2を課して試合を行うことを発表していた。
計量オーバーが歪めた構図
この一戦が重かったのは、ただの一試合ではなかったからだ。
萩原にとっては流れを変えたい一戦であり、メヘウラにとっては日本初戦で強烈な印象を残す舞台だった。
ただ、その前提を大きく狂わせたのが計量オーバーだった。
試合前から勝敗の扱いに条件が付く、いびつな構図のままゴングが鳴った。
首相撲と膝が試合を支配した
試合はメヘウラのフィジカルと首相撲が大きく目立った。
序盤から萩原に圧力をかけ、組みの場面では首相撲から膝を狙う形を何度も作る。
萩原もパンチとローで応戦したが、メヘウラは距離を詰めると再び首をとらえ、最後は左膝の連打でダウンを奪取。
追撃のパウンドでレフェリーが試合を止めた。
メヘウラが首相撲からの膝で主導権を握り、1Rストップに持ち込んだ。
記録と現実がズレた一戦
ただし、試合内容と公式記録は一致しない。
会場で起きたことだけを見れば、萩原にとっては厳しいTKO負けのような結末だった。
それでも記録上は黒星ではなくノーコンテスト。
逆にメヘウラも、インパクトのある勝ち方を見せながら「勝者」としては残らなかった。
強さとルール違反が同時に並んだことで、この試合は勝敗以上に、計量という競技の前提を改めて浮き彫りにした一戦になった。
大会情報
大会名: RIZIN LANDMARK 13 in FUKUOKA
日時: 2026年4月12日
会場: マリンメッセ福岡A館
配信: RIZIN LIVE / U-NEXT
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