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ジョニー・エブレン対インパ・カサンガナイ PFL史上初の暫定王座を懸け、約2年5カ月ぶりに再戦

EasyFight運営
ジョニー・エブレン対インパ・カサンガナイ PFL史上初の暫定王座を懸け、約2年5カ月ぶりに再戦
© PFL MMA

現地時間7月18日、米国テキサス州オースティンのムーディー・センターで開催される「PFL Austin」のメインイベントで、ジョニー・エブレン(Johnny Eblen)とインパ・カサンガナイ(Impa Kasanganay)が対戦する。

試合はPFL暫定ミドル級世界王座決定戦として行われる。
PFLで暫定世界王座が設けられるのは、今回が初めてだ。

当初、ランキング1位のエブレンは、正規王者コステロ・ファン・ステーニスとの再戦に臨む予定だった。
しかし、ファン・ステーニスが負傷により欠場。
代わってランキング3位のカサンガナイが起用され、2024年2月に接戦を演じた両者が暫定王座を争うことになった。

前回はエブレンがスプリット判定で勝利

エブレンとカサンガナイは、2024年2月24日に開催された「PFL Champions vs. Bellator Champions」で一度対戦している。

第1ラウンドはエブレンがレスリングとトップコントロールで主導権を握った。
しかし、第2ラウンドにはカサンガナイがパンチの連打でエブレンからダウンを奪い、試合の流れを引き戻した。

エブレンは直後に組みへ移行して危機をしのぐと、第3ラウンドでは再びテイクダウンを成功させ、トップポジションから試合を進めた。

判定は29-28、29-28、28-29。
エブレンがスプリット判定で勝利したものの、カサンガナイも打撃で大きなダメージを与え、接戦に持ち込んだ。

カサンガナイにとって今回は、暫定世界王座と前回の雪辱を同時に狙う再戦となる。

正規王座への再挑戦を目指すエブレン

エブレンは17勝1敗の戦績を持つ元Bellator世界ミドル級王者だ。

前進圧力とレスリングを軸に、相手をケージ際へ追い込みながらテイクダウンを重ねる。
倒した後は相手の立ち上がりを妨げながらトップポジションを維持し、試合をコントロールする力に優れている。

2025年7月には、ファン・ステーニスとの初代PFLミドル級世界王座決定戦に出場した。

エブレンは優位に試合を進めていたが、最終第5ラウンドの終了間際にリアネイキッドチョークを仕掛けられて失神。
第5ラウンド4分51秒、テクニカルサブミッション負けとなり、プロ初黒星を喫した。

しかし、2026年3月のPFLピッツバーグ大会では、ブライアン・バトルを第1ラウンド4分10秒、リアネイキッドチョークで下して再起。
再びタイトル戦線へ戻ってきた。

今回の暫定王座を獲得すれば、ファン・ステーニスが持つ正規王座への再挑戦に大きく近づくことになる。

2階級目のタイトルを目指すカサンガナイ

対するカサンガナイは20勝6敗。
2023年にはPFLライトヘビー級トーナメントを制し、100万ドルの優勝賞金を獲得した実績を持つ。

現在はミドル級を主戦場としており、積極的なパンチのコンビネーションと、一気に試合を終わらせる決定力を武器としている。

直近のPFLピッツバーグ大会では、ダルトン・ロスタを第1ラウンド3分18秒でノックアウト。
エブレンがバトルに勝利した同じ大会で、カサンガナイも鮮烈な勝利を収めた。

その後、ファン・ステーニスの欠場を受けて暫定王座戦への出場が決定。
ライトヘビー級に続く、2階級目のタイトル獲得を目指すことになった。

エブレンの組みをカサンガナイが止められるか

試合の焦点は、エブレンが前回と同じようにレスリングを軸とした展開を作れるかどうかだ。

エブレンが序盤から距離を詰め、カサンガナイをケージ際へ追い込むことができれば、テイクダウンとトップコントロールで自身の持ち味を発揮しやすくなる。

一方のカサンガナイは、単にテイクダウンを切るだけではなく、エブレンが組みに入る瞬間にパンチや膝を合わせたい。

前回は第2ラウンドに打撃でダウンを奪っており、エブレンに大きなダメージを与えられることはすでに示している。

エブレンとしては、前回のように打撃戦で不用意な被弾を許さず、自分の距離まで安全に入れるかが重要になる。
カサンガナイは組み際の攻防を制し、立ち技の時間が長い展開へ持ち込みたい。

勝者はPFL史上初の暫定ミドル級世界王者となり、正規王者ファン・ステーニスとの王座統一戦へ進む立場を手にする。

エブレンのレスリングと試合支配力か、カサンガナイの打撃と決定力か。
前回の接戦から約2年5カ月を経て、PFLミドル級の今後を左右する再戦が行われる。

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