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菊入正行、PFL再起戦で惜しいマジョリティ判定負け

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菊入正行、PFL再起戦で惜しいマジョリティ判定負け

僅差の判定で再起戦を落とす

3月28日(現地時間)、米国ペンシルベニア州ピッツバーグのUPMCイベンツセンターで開催された「PFL Pittsburgh」に、日本の菊入正行が出場した。
ウェルター級で約9ヶ月ぶりの再起戦に臨んだ菊入だったが、キューバ出身のエルネスト・ロドリゲスにマジョリティ・デシジョン(28-28、29-28、29-28)で敗れた。

ジャッジ1人が28-28のドローを付けたことが示す通り、紙一重の勝負だった。
「2026年は突き抜ける」と意気込んでいた菊入にとって、悔しい結果となった。

9ヶ月ぶりの実戦、PFL初参戦の強豪が立ちはだかる

菊入(11勝4敗1分)は、2025年のPFLウェルター級ワールドトーナメントで準決勝まで進出した実力者だ。
1回戦でヤニス・バサールをTKOで仕留めたが、準決勝でローガン・ストーリーに判定負け。
そこから約9ヶ月間試合から遠ざかり、今回が待望の復帰戦だった。

対するロドリゲス(11勝1敗)は、ラスベガスを拠点とするTuff-N-Uffウェルター級王者。
今回がPFL初参戦ながら、9連勝中の勢いそのままに判定勝利をもぎ取った。
28歳のキューバ人ファイターにとっては、大舞台でのデビュー戦を白星で飾る最高のスタートとなった。

3Rのニアフィニッシュ、仕留めきれず

惜しまれるのは3R目の展開だ。
菊入はフィニッシュ目前まで追い詰める場面を作ったが、あと一歩のところで仕留めきれなかった。
逆にそこを凌いだロドリゲスが残り時間をコントロールし、判定に持ち込んだ格好だ。
あのチャンスをモノにできていれば結果は変わっていた可能性が高く、菊入のフィニッシュ力がより試される今後の課題となるだろう。

菊入「力及ばず申し訳ない」

試合後、菊入はXで率直な思いを綴った。

「朝から応援ありがとうございました!力及ばず申し訳ないです。試合まで力を貸してくれた方々、スポンサー様本当にありがとうございました!」と、支えてくれた関係者やファンへの感謝を述べている。

元パンクラス王者の今後に注目

菊入はパンクラスウェルター級王座を獲得後、Bellatorで2連続KO勝利を収め、PFLの世界トーナメントでも準決勝まで進んだ日本を代表するウェルター級ファイターだ。
今回の敗北で戦績は11勝4敗1分となったが、ジャッジ1名がドローを付けるほどの僅差だった点は見逃せない。

PFLウェルター級9位として、次戦でどう巻き返すか。
「2026年は突き抜ける」という言葉を自ら証明するための戦いは、まだ始まったばかりだ。

大会情報

大会名:PFL Pittsburgh
日時:2026年3月28日(土)現地19:00開始 / 日本時間3月29日(日)8:00〜
会場:UPMCイベンツセンター(ペンシルベニア州ピッツバーグ)
配信:日本ではU-NEXTで独占配信

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