“Wild Chanco”マゴメド・ザイヌコフがUFCデビューへ 無敗のダミアン・ジェペツキと7月25日アブダビで対戦

UFCライト級に、また一人注目の無敗プロスペクトが加わる。
マゴメド・ザイヌコフ(Magomed Zaynukov)が7月25日のUFCアブダビ大会でUFCデビューを果たし、ダミアン・ジェペツキ(Damian Rzepecki)と対戦すると告知した。
ザイヌコフは8勝0敗、ジェペツキは10勝0敗。
ともにプロMMAで黒星を知らないままUFCに到達した選手であり、UFC初戦から無敗同士がぶつかる注目カードになる。
“Chanco”がついにUFCへ
ザイヌコフは、“Wild Chanco”のニックネームでも知られるロシア出身のライト級ファイターだ。
ザイヌコフは2025年10月、Dana White's Contender Seriesでルーカス・カルダスに判定勝ちし、UFCとの契約を獲得した。
ムエタイ、キックボクシングを背景に持つストライカーとして知られており、レスリング色の強い選手が多い地域から出てきた選手でありながら、打撃面で注目されてきたタイプでもある。
また、イスラム・マハチェフのトレーニングパートナーとしても知られ、UFCデビュー前からMMAファンの間で話題性を持っていた。
マハチェフが名前を紹介した際の聞き間違いから“John Pork”というミームが広がったほか、ディロン・ダニスをめぐるケージサイドの騒動でも名前が取り上げられた。
ただし、UFCで問われるのは話題性ではなく、オクタゴンの中での実力だ。
8勝無敗のレコードを持つザイヌコフが、層の厚いUFCライト級でどこまで通用するのか。
今回のデビュー戦は、競技者としての評価を一段上げるための重要な一戦になる。
相手のジェペツキも10戦無敗
対戦相手のジェペツキも、簡単なUFCデビュー戦の相手ではない。
ジェペツキはポーランドの無敗ライト級で、元FENライト級王者。
戦績は10勝0敗で、そのうち9勝がフィニッシュ勝利とされている。
Dana White's Contender Seriesを経由せずUFC入りしたプロスペクトであり、こちらもUFC初戦から大きなインパクトを狙ってくる存在だ。
つまり今回のカードは、単なる“ザイヌコフの顔見せ”ではない。
8勝0敗のザイヌコフと、10勝0敗のジェペツキ。
どちらも黒星を知らないままUFCに到達した選手であり、勝者はライト級の新たな注目株として一気に名前を上げる可能性がある。
UFCアブダビのライト級注目カードに
大会は7月25日、アラブ首長国連邦アブダビのエティハド・アリーナで開催されるUFC Fight Night。
メインイベントには、マゴメド・アンカラエフ vs カリル・ラウントリーJrのライトヘビー級戦が組まれている。
さらにウマル・ヌルマゴメドフ vs デビッド・マルティネスなども予定されており、アブダビ大会らしく、ロシア圏やコーカサス周辺の選手にも注目が集まりそうなカード構成になっている。
その中で、ザイヌコフはUFC初参戦ながら、すでにファンの関心を集める存在になっている。
だが、ミームや話題性だけでUFCライト級を生き残ることはできない。
無敗のままUFCに入ってきた“Wild Chanco”が、本当にライト級の新戦力なのか。
それとも、同じく無敗のジェペツキがその勢いを止めるのか。
7月25日のUFCアブダビで、注目のデビュー戦が行われる。


