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元王者・三宅輝砂の帰還、濱田巧の再出発 PANCRASE 362で問われる“もう一度上へ”

EasyFight運営
元王者・三宅輝砂の帰還、濱田巧の再出発 PANCRASE 362で問われる“もう一度上へ”

2026年5月31日、立川ステージガーデンで開催される「PANCRASE 362」。
大会がメインカード終盤へ向かう中で、注目したいのが遠藤来生 vs 三宅輝砂、そして濱田巧 vs ジョセフ・カマチョの2カードだ。

この2試合に共通しているのは、単なるランキング戦ではないということだ。
そこには、元王者の帰還、王座剥奪を経た元王者の再出発、そしてその相手として立ちはだかる実力者たちの意地がある。

フェザー級 遠藤来生 vs 三宅輝砂——王座返上を経た三宅の再起戦

まずフェザー級では、10位の遠藤来生と元第11代キング・オブ・パンクラシストの三宅輝砂が対戦する。
三宅は2024年12月に平田直樹を破って王座を獲得し、初防衛戦では中田大貴をKOで下した。
その時点で5試合連続フィニッシュという勢いを見せ、パンクラス・フェザー級の中心に立った存在だった。

しかし、勢いはRIZINの舞台で一度止まることになる。
RIZIN.51では高木凌の前に判定で敗れ、パンクラス王者として臨んだ一戦で結果を残すことはできなかった。
その後、一時は引退を表明し、王座返上という決断にも至った。
だからこそ、今回の遠藤戦は三宅にとって単なる復帰戦ではない。
その後の高木の躍進ぶりを見ていると羨む気持ちもあるはずだ。
もう一度、自分がフェザー級のトップ戦線で戦えることを証明するための一戦になる。

対する遠藤来生は、17勝16敗5分という戦績が示す通り、長いキャリアの中で数々の激闘を経験してきた選手だ。
昨年は木下尚祐、オタベク・ラジャボフに敗れている一方で、RIZIN北海道大会ではザーシバーディンに判定勝利を収めている。
勝敗を重ねながらも、簡単には崩れないタフさと粘りを見せてきた選手であり、元王者の復帰戦をそのまま通させるほど甘い相手ではない。

三宅が元王者として再び存在感、再スタートを切れるのか。
それとも遠藤がその帰還を阻み、フェザー級戦線で自らの価値を示すのか。

この試合は、三宅の“復活”を見る試合であると同時に、遠藤にとっては元王者超えを果たす大きなチャンスでもある。

フライ級 濱田巧 vs ジョセフ・カマチョ——王座剥奪を経た元王者の再出発

続くフライ級では、濱田巧とジョセフ・カマチョが対戦する。

濱田は第10代キング・オブ・パンクラシストであり、2022年ネオブラッドトーナメント同級優勝者。
2025年11月には大塚智貴との激闘を制して王座に就いたが、その後、パンクラスへの事前承認を得ないままBraking Downへのコンタクトを進めていたことが契約違反と判断され、王座剥奪となった。

王座を失った濱田にとって、今回の試合は“ゼロからの再出発”になる。

肩書きだけを見れば元王者。
しかし今の濱田に求められるのは、過去の実績ではなく、ケージの中で何を見せるかだ。
濱田にとっては、勝利そのものはもちろん、パンクラスのケージで再び信頼を取り戻せる内容を見せられるかが問われる。
その意味で、カマチョ戦は勝敗以上に中身が試される試合になる。

一方のジョセフ・カマチョは、濱田にとって決して調整相手と呼べるような存在ではない。
戦績は8勝3敗。
前戦では元フライ級王者の猿飛流をリアネイキッドチョークで下しており、3月大会では伊藤盛一郎戦が流れていた経緯もある。
2024年12月以来の試合となるが、流れた試合への悔しさも含め、存在感を示したい一戦になる。

濱田が元王者として再びフライ級戦線に踏みとどまるのか。
それともカマチョが、その再出発をさらに厳しいものにするのか。

肩書きではなく、今の強さが問われる2試合

遠藤 vs 三宅、濱田 vs カマチョ。
この2試合は、どちらも“過去の肩書き”だけでは勝てないカードだ。
ケージ上では肩書きは何も意味をなさない。

三宅は元王者として、もう一度強さを証明しなければならない。
濱田は王座剥奪を経て、ケージの中で再評価を勝ち取らなければならない。
一方で、遠藤とカマチョにとっては、元王者の物語を自分の勝利で塗り替える大きなチャンスでもある。

PANCRASE 362のメインカード後半は、ここから一気に重みを増していく。

大会情報

大会名:PANCRASE 362
日時:2026年5月31日(開場13:00/開始13:30予定)
会場:立川ステージガーデン
主催:株式会社FEN パンクラス事業部

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