PFL Belfastメインで波乱 ウィルソンがケリーを37秒KO

ウィルソンが37秒KO、ベルファストのメインで波乱
PFL Belfastのメインイベントで、会場の空気を一瞬で変える結末が待っていた。
4月16日、北アイルランド・ベルファストのSSEアリーナで行われたライト級戦で、ジェイジェイ・ウィルソンが地元期待のダラー・ケリーを1ラウンド37秒KOで下した。
無敗のままメインを任されたケリーにとっては初黒星、ウィルソンにとっては存在感を一気に取り戻すインパクト十分の勝利になった。
地元の新鋭に用意された大舞台
この試合は、本来はポール・ヒューズが絡む予定だったベルファスト大会の流れの中で、ケリーがメインに抜てきされた一戦だった。
PFL公式も開催前から、このカードを"注目のライト級ヘッドライナー"として打ち出しており、地元アイルランドの新鋭ケリーにとっては一気に評価を上げる絶好の舞台だった。
だが、その舞台で主役になったのはウィルソンだった。
左フック一閃、37秒の衝撃
決着はあまりにも早かった。
試合開始後、ケリーがローを見せて距離を測る中、ウィルソンは間合いに入った瞬間に左フックを合わせ、一撃で流れを奪った。
ケリーはそのまま崩れ、追撃のパウンドでレフェリーストップ。
37秒という短さ以上に、内容の衝撃が大きかった。
地元メインで期待を集めた無敗ファイターを、ウィルソンがほぼ何もさせずに沈めた形だった。
ウィルソン、立て直しの一発
この勝利の意味は大きい。
ウィルソンは直近でアーチー・コルガンに敗れており、今回は立て直しを懸けた一戦でもあった。
その中で、PFLがプッシュする地元の有望株を相手に最速級のKOを決めたことで、ライト級戦線での立場を一気に引き戻した。
ケリーにとっての初黒星
一方のケリーにとっては、初黒星以上に痛い敗戦になった。
ここまで無敗で積み上げてきた期待と勢いを、メインイベントの大舞台で止められたからだ。
ただ、こうした経験も含めて、トップ戦線に入っていく過程では避けて通れない。
ベルファストの大歓声を背に受けながら、今回はウィルソンの爆発力がその上を行った。
PFL Belfastはアイルランド勢を前面に押し出した大会だったが、メインの最後に最も強い印象を残したのはニュージーランドのウィルソンだった。
37秒KOという結果は、単なるアップセットでは終わらない。
ライト級戦線の空気を一発で動かす、強烈なメインイベントだった。
この記事をシェア


