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QUINTET.6は“奇跡の舞台”へ 京都・旧武徳殿で5対5グラップリングチーム戦が開催

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QUINTET.6は“奇跡の舞台”へ 京都・旧武徳殿で5対5グラップリングチーム戦が開催

QUINTETが、再び大きな話題を呼びそうな大会を用意した。

2026年7月25日(土)、京都・旧武徳殿で「A FESTIVAL OF PEACE QUINTET.6」が開催される。
旧武徳殿は国の重要文化財に指定されている歴史的建造物であり、日本武道の聖地とも呼ばれる場所だ。

今回まず注目したいのは、対戦カード以前に“会場そのもの”だ。

QUINTET公式アカウントは6月12日、QUINTET.6の開催決定を発表。
投稿では、プロ格闘技史上初となる国の重要文化財での開催であることを強調し、京都・旧武徳殿という特別な舞台でチーム戦が行われることを伝えた。

あわせて公開されたPVでも、「奇跡の舞台」という言葉とともに、旧武徳殿で行われるQUINTET.6の特別感が打ち出されている。

旧武徳殿で行われる意味

QUINTETは、5対5の勝ち抜き形式で行われるグラップリングチーム戦だ。
勝者が残り、相手チームの次の選手と続けて戦う“抜き試合”形式で進む。

個人の強さだけでなく、出場順、体格差、残り時間、チーム全体の戦略が勝敗に直結する。
通常のワンマッチとは違い、ひとりの選手が複数人を抜くこともある。
さらに、引き分けになれば両者退場となるため、相手の強豪を道連れにすることもチーム戦略の一つになる。

そのQUINTETが、今回は旧武徳殿という歴史ある空間で開催される。

単なる格闘技イベントではなく、日本の武道文化と現代グラップリングが重なる大会になる。
QUINTET.6が特別なのは、出場メンバーの豪華さだけではない。
舞台そのものが、今回の大会の価値を押し上げている。

出場4チームが正式発表

6月23日、QUINTET公式アカウントはQUINTET.6に出場する全4チームを発表した。

発表されたのは、TEAM NINJA、TEAM Iwamoto Adventures、TEAM Bogdanove United、TEAM K-TOP BJJの4チーム。
全チームが優勝候補と紹介する、ハイレベルな顔ぶれだ。

TEAM NINJA

TEAM NINJAは、イゴール・タナベを中心としたチームだ。

メンバーは、イゴール・タナベ、横山武司、大嶋聡承、ホベルチ・オダ、クレイグ・ハッチソン。

イゴールは日本のグラップリング界でも存在感の大きい選手であり、QUINTETの舞台でも主役候補になる。
そこに横山、大嶋、ホベルチ・オダが加わることで、個の強さとチーム戦の経験がそろった布陣になった。

特にQUINTETでは、どの選手をどの順番で出すかが重要になる。
一本を取りにいく選手、相手のエースを止める選手、体格差を利用する選手。
TEAM NINJAは、その組み合わせの幅が広いチームだ。

TEAM Iwamoto Adventures

TEAM Iwamoto Adventuresは、岩本健汰を中心とするチーム。

メンバーは、岩本健汰、石黒翔也、二ノ宮寛斗、竹浦正起、米倉大貴。

このチームでは、岩本健汰と石黒翔也の存在感が特に大きい。
現代グラップリングの文脈で見ても、日本人グラップラーが世界で勝負できることを示してきた選手たちだ。

QUINTET.6が「日本のトップグラップラー中心の大会」として語られるなら、このチームはその象徴に近い。
個々の実績だけでなく、寝技の完成度、試合運び、勝ち抜き戦への対応力が問われる。

TEAM Bogdanove United

TEAM Bogdanove Unitedは、グラント・ボグダノフを中心とするチーム。

メンバーは、グラント・ボグダノフ、森戸新士、シャビエル・シウバ、須藤拓真、有松息吹。

グラントと森戸は、QUINTET FIGHT NIGHT 7 in TOKYOでの優勝経験を持ち、QUINTETの勝ち抜き戦を熟知する存在だ。
勝ち抜き戦では、単に一本を狙うだけではなく、どの相手にどれだけ消耗させるか、どこで流れを切るかが重要になる。

さらに、須藤拓真、有松息吹、シャビエル・シウバといった個性のあるメンバーも加わる。
足関節、フィジカル、展開力と、それぞれの武器がはっきりしている。
チームとしての色がはっきり出れば、優勝争いに大きく絡んでくるだろう。

TEAM K-TOP BJJ

唯一の海外チームとして出場するのが、韓国のTEAM K-TOP BJJだ。

メンバーは、ノ・ヨンアム、チョ・ヨンスン、キム・ジョンヨン、キム・ヒスン、チェ・ワンキ。

韓国柔術界の実力者、ベテランがそろったチームであり、日本勢にとっては分かりやすい対抗軸になる。
QUINTET特有のルールにどこまで適応できるかが鍵になるが、海外チームが入ることで大会全体の緊張感は一気に増す。

日本のトップチーム同士の争いだけでなく、日本勢と韓国チームの対抗軸という構図も生まれる。
QUINTET.6を国際的なグラップリングチーム戦として見るうえで、TEAM K-TOP BJJの存在はかなり重要だ。

チケットは全席桟敷席、旧武徳殿ならではの注意事項も

6月25日には、チケット情報も発表された。

チケットは全席桟敷席で、券種はSVIP、VVIP、VIPの3種類。
さらに、オリジナル座布団のお土産付きとなっている。

価格は税込で、SVIPが10万円、VVIPが5万円、VIPが3万円。

発売日は、AXS.comが7月1日(水)18時から、ローソンチケットが7月8日(水)18時からとなっている。

また、会場が国の重要文化財であるため、通常の格闘技イベントとは違う注意事項もある。
6歳以上はチケットが必要。
建物内への飲食物の持ち込みは禁止されており、水のみ持ち込み可能。
ただし、水も蓋付きのものに限られる。

さらに、旧武徳殿は冷房機器のない建物のため、空調機器は導入されるものの、来場者自身でも熱中症対策をしておきたい。

このあたりも、QUINTET.6が通常のアリーナ大会とはまったく違うイベントであることを示している。

QUINTET.6は、グラップリングの“見せ方”を変える大会になるか

今回のQUINTET.6は、単に強い選手を集めた大会ではない。

旧武徳殿という歴史的な舞台。
日本のトップグラップラーを中心とした4チーム。
唯一の海外チームとして参戦する韓国勢。
そして、全席桟敷席という特別な観戦環境。

これらが重なることで、QUINTET.6はグラップリングイベントとしてかなり独自の色を持つ大会になる。

MMAやキックボクシングに比べると、グラップリングは一般層に伝わりにくい部分もある。
しかし、QUINTETはチーム戦という分かりやすい形式によって、寝技の攻防をエンターテインメントとして見せることに挑んできた。

今回の旧武徳殿大会は、その方向性をさらに押し広げるものになるかもしれない。

誰が一本を取るのか。
どのチームが勝ち抜くのか。
そして、旧武徳殿という特別な空間で、QUINTETがどのような景色を作るのか。

7月25日のQUINTET.6は、グラップリングファンだけでなく、日本の格闘技イベントの見せ方を考えるうえでも注目したい大会だ。

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