UFC Bakuがファイトウィークへ フィジエフ凱旋戦の熱気が高まる

UFC Bakuのファイトウィークが盛り上がってきた。
2026年6月27日(土)、アゼルバイジャン・バクーのNational Gymnastics Arenaで開催される「UFC Fight Night: Fiziev vs. Torres」。
メインイベントでは、地元アゼルバイジャンにルーツを持つラファエル・フィジエフが、勢いに乗るマヌエル・トーレスとライト級5分5ラウンドで対戦する。
日本時間では6月28日(日)午前1時開始となる。
今回の大会でUFC公式アカウントが強く打ち出しているのは、やはりフィジエフの“ホーム帰還”だ。
バクーの観客の前でフィジエフがどのような試合を見せるのか。
フィジエフ、ホームで勝つことへの高揚感
地元開催の大会でメインイベントを任されることは、選手にとって大きな名誉であると同時に、大きなプレッシャーでもある。
フィジエフはライト級でも屈指の打撃技術を持つ選手だ。
鋭いキック、速いカウンター、そして一瞬で試合の流れを変える爆発力がある。
今回のフィジエフに求められるのは、ただ勝つことだけではない。
ホームの観客の前で、メインイベンターとして大会を締めること。
さらに、ライト級戦線で再び存在感を示すことだ。
その意味でも、UFCがフィジエフの“凱旋”を前面に出しているのは自然な流れだろう。
トーレスは“ノックダウンキング”としてバクーへ
印象的なのが、「ノックダウンキング」という見せ方だ。
UFC公式は、トーレスの15分あたり3.93回というノックダウン率を紹介し、危険なフィニッシャーとしての存在感を強調している。
トーレスは、試合を一気に終わらせる力を持つタイプだ。
長いラウンドを使ってポイントを積み重ねるというよりも、隙を見つけた瞬間に倒し切る。
だからこそ、フィジエフにとっては非常に危険な相手になる。
フィジエフがホームの声援を背に主導権を握るのか。
それとも、トーレスが一撃で会場の空気を変えるのか。
このメインイベントは、まさに「技術と爆発力」がぶつかるライト級の重要戦だ。
コメインはシャラ・マゴメドフ vs ミシェル・ペレイラ
コメインイベントにも、強烈な個性を持つ2人が並んでいる。
シャラ・マゴメドフ、通称“シャラ・バレット”。
トレーニング映像を投稿し、独特の存在感を持つストライカーとして大会前の空気を作っている。
対するミシェル・ペレイラも、ファイトウィーク中から気合十分だ。
シャラ・マゴメドフは打撃の圧力と独特のリズム。
ペレイラは身体能力と爆発力、そして予測しにくい攻撃が持ち味だ。
メインイベントがフィジエフのホーム凱旋なら、コメインは“個性派ストライカー対決”として大会の熱をさらに上げるカードになる。
ブルンノ・フェヘイラ、ファイトウィークの熱量も上昇
その他の注目ポストでは、ブルンノ・フェヘイラにもスポットが当たっている。
強烈なフィジカルとパワーを前面に出した投稿で、メインカードの一角として存在感を示している。
UFC Bakuは、メインとコメインだけの大会ではない。
打撃戦、フィニッシュ、地域色、ファンとの距離感。
そうした要素が、ファイトウィークの熱気をあげている。
公式プロモーション動画も公開
UFC公式YouTubeでは、UFC Bakuに向けたプロモーション動画も公開されている。
試合前の段階で、UFCはフィジエフのホーム凱旋、トーレスのフィニッシュ力、そしてメインカード全体の打撃色を強く打ち出している。
日本のファンにとっては、土曜夜から日曜未明、そして早朝にかけての観戦になるが、ライト級戦線の流れを考えるうえでも見逃せない大会だ。



