マリオ・バティスタがサンドヘイゲンに判定勝利 ダウンとテイクダウンで再戦を制す

現地時間7月11日、米国ネバダ州ラスベガスのT-Mobile Arenaで「UFC 329: MCGREGOR VS HOLLOWAY 2」が開催された。
メインカードのバンタム級マッチでは、ランキング7位のマリオ・バティスタ(Mario Bautista)が同4位のコーリー・サンドヘイゲン(Cory Sandhagen)と対戦。
ジャッジ3者が29-28をつけ、バティスタが判定3-0で勝利した。
両者は2019年にも対戦しており、その際はサンドヘイゲンが第1ラウンドに腕ひしぎ十字固めで一本勝ちしていた。
約7年ぶりの再戦では、バティスタが脚への攻撃、打撃、テイクダウンを組み合わせ、過去の敗戦を取り返した。
第1ラウンド終盤にサンドヘイゲンの右脚を狙う
試合序盤、サンドヘイゲンは左右に動きながらローキックやパンチを当て、バティスタとの距離を保った。
バティスタのテイクダウンを防ぎ、クリンチでは肘や左フックを返すなど、サンドヘイゲンが持ち味の多彩な打撃を見せる。
一方のバティスタも前進を続け、左フックや連打で対抗。
ラウンド終盤にはテイクダウンを奪い、立ち上がろうとしたサンドヘイゲンの右脚を捕らえた。
バティスタは背後から脚を伸ばすように関節を狙い、サンドヘイゲンの右膝に圧力をかける。
サンドヘイゲンはパンチを返しながら耐え、ラウンド終了まで逃げ切ったが、立ち上がった後は右脚を引きずりながらコーナーへ戻った。
サンドヘイゲンが第2ラウンドに巻き返す
第2ラウンドに入ると、バティスタは負傷したサンドヘイゲンの右脚へキックを集めた。
1Rのダメージがあるのか、サンドヘイゲンは前足に体重を乗せにくくなり、本来の軽快なフットワークを使いづらい状態となる。
それでもサンドヘイゲンは、ダブルジャブから右ストレートを当て、左フックでバティスタの右目付近をカット。
前進してくるバティスタに対して直線的なパンチを返し、打撃で試合の流れを引き戻した。
バティスタの攻撃数が落ちたこともあり、第2ラウンドはサンドヘイゲンが取り返したと見られる展開となった。
第3ラウンドに右でダウンを奪う
勝敗を左右する最終第3ラウンド、バティスタは開始から積極的に前へ出た。
サンドヘイゲンの動きはやや回復していたが、バティスタが強烈な右パンチを当ててダウンを奪う。
サンドヘイゲンは倒れながらバティスタの脚を捕らえ、下から脚関節を狙って反撃した。
しかし、バティスタは足を抜いて脱出すると、再びテイクダウンを奪って背後へ回った。
サンドヘイゲンは何度も立ち上がり、終盤にはパンチと肘で逆転を狙ったものの、バティスタは組みついて動きを止める。
ダウンとグラウンドでのコントロールによって、最終ラウンドの主導権を握った。
バティスタが7年越しのリベンジ
判定はジャッジ3者ともに29-28でバティスタを支持した。
バティスタは第1ラウンドに脚への攻撃でサンドヘイゲンの動きを制限し、第3ラウンドには右パンチでダウンを奪った。
さらにテイクダウンとバックコントロールを重ね、接戦の最終ラウンドを明確にものにした。
サンドヘイゲンも負傷を抱えながら第2ラウンドに巻き返し、最後まで逆転を狙った。
しかし、バティスタが初回と最終回を獲得し、約7年前の敗戦をリベンジした。
ランキング4位のサンドヘイゲンを破ったことで、バティスタはバンタム級の上位戦線で大きく前進することになる。
UFC 329 試合結果
バンタム級
マリオ・バティスタ ○判定3-0(29-28、29-28、29-28)コーリー・サンドヘイゲン ●



