鈴木千裕「悔いなく」先輩・渡慶次の引退エキシへ

「最初で最後の先輩との戦い」
鈴木千裕が3月31日、自身のXを更新した。
「最初で最後の先輩との戦い」「悔いなく戦わせてもらいます」と綴り、KNOCK OUT公式をメンションしている。
短文だが、込めた熱量が伝わってくる。
沖縄の地で、同門の先輩がラストマッチ
舞台は2026年4月18日(土)、沖縄コンベンションセンターで開催される「KNOCK OUT.63 KNOCK OUT SPRING FES IN OKINAWA」。
渡慶次幸平の引退記念スペシャルマッチとして、鈴木とのエキシビション(2分2ラウンド)が組まれている。
両者ともKNOCK OUT クロスポイント吉祥寺所属。
リング上はライバルでも、ジムでは先輩と後輩だ。
渡慶次幸平のキャリア―ラウェイの王から吉祥寺の柱へ
渡慶次幸平は1988年6月4日生まれ、沖縄県豊見城市出身。
身長170cm。
高校時代にテレビで観た山本徳郁に憧れ格闘技を始め、19歳で上京した。
2012年、パンクラスで総合格闘技のプロデビュー。
一度は家庭の事情で競技から離れるも、「30歳までに格闘技で食べられるようにならなければ辞める」という条件で復帰したというエピソードでも知られる。
その後はラウェイのリングで名を上げた。
殴り合いとタイムアウトが許される激しいルールのなか、2018年12月の第5回エアKBZグランドファイナル・ミャンマーチャンピオンシップでトゥン・ミン・ラットをKOし、75kg級チャンピオンに輝いた。
三日月蹴りやローキックからのパンチで畳み掛けるスタイルで、キャッチフレーズの「暴走タコライス」が象徴するように、常に前のめりのファイトを貫いてきた。
ラウェイでの通算戦績は19戦8勝4敗7分(引き分け多数の激闘歴)。
MMAではRIZIN・DEEP・パンクラスなどに参戦し、プロ戦績は18戦7勝11敗(Wikipedia掲載ベース)。
キックボクシングのKNOCK OUTでは、公式プロフィール上5戦2勝(2KO)3敗。
現在はクロスポイント吉祥寺で柔術・MMAの指導も担い、後輩たちの育成とジムの柱として活動してきた。
引退エキシへの意気込み
対戦が発表されるなか、渡慶次は「ハンパな試合はしない。三日月蹴りをぶっ刺す」と闘志を口にした。
エキシビションでも「勝ちに行く。本気の戦いを見せる」という姿勢を崩さない。
鈴木は「敬意を持って思い切りいく」と応じ、「僕の腹筋はそんなに簡単に貫けない」と三日月蹴りへのカウンターを示唆した。
先輩がラストを飾る舞台で、後輩が全力をもって応える構図だ。
エキシビションとはいえ、口火からしてメイン級の熱さになる。
RIZIN王者が先輩の引導に全身で応える
鈴木は元RIZINフェザー級王者にして、キックでもKNOCK OUTの看板を担うKO至上主義のスターだ。
渡慶次は長く道場の柱として後輩を支えてきた存在で、引退試合で同門のエースをマットに招いた意味は大きい。
沖縄初のKNOCK OUT大会という記念の夜に、師弟の因縁がどう爆発するか。
観客のボルテージは間違いなく天井を突き抜ける。
キックボクシングファンは、4月18日を丸で囲んでおきたい。
大会情報
大会名:KNOCK OUT.63 KNOCK OUT SPRING FES IN OKINAWA
日時:2026年4月18日(土)
会場:沖縄コンベンションセンター
KNOCK OUT公式サイト。
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