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栃木から世界へ 手塚裕之が宇都宮に開く「TGFC Jiu-Jitsu & MMA」

EasyFight運営
栃木から世界へ 手塚裕之が宇都宮に開く「TGFC Jiu-Jitsu & MMA」

2026年6月15日、栃木県宇都宮市に「TGFC Jiu-Jitsu & MMA」がグランドオープンする。

代表を務めるのは、元パンクラス・ウェルター級王者で、ONE Championshipを主戦場とする手塚裕之

柔術、MMA、ストライキング、S&Cを、それぞれ専門コーチから学べる環境を宇都宮に作り、初心者からプロ志望までを受け入れる。

手塚が米国やタイなどで学んできた技術と、各分野の専門コーチによる指導を地元・栃木で提供することが、TGFCの目的の一つだ。

6月15日、宇都宮市にTGFC Jiu-Jitsu & MMAをオープンします。
柔術・MMA・キックボクシング・フィジカルS&C すべてを1箇所で
初心者からプロ選手まで、それぞれのレベルに合わせた指導を行います。
見学・体験受付中です!

📍宇都宮市下荒針町3299-1
公式LINEはこちら👇https://t.co/G0EkybqT7A pic.twitter.com/hqihebxNQB— 手塚裕之 HIROYUKI TETSUKA (@Hiro_tgfc)

米農家と格闘家を続けてきた手塚裕之

手塚は栃木県塩谷町の米農家に生まれ、現在も父親とともに米作りに携わりながら格闘家として活動している。

学生時代にキックボクシングを始め、農業研修で渡米した際にMMAへ本格的に取り組んだ。
アメリカではチェール・ソネンのもとでも練習し、帰国後の2015年にプロデビューした。

2019年6月には高木健太をチョークスリーパーで破り、パンクラス・ウェルター級暫定王座を獲得。
後に第13代王者となった。
その後はONEへ参戦し、強靱なフィジカルと高いフィニッシュ力を武器に海外の選手と戦ってきた。

2025年11月のONE 173では、元ONEライト級王者の青木真也と対戦。
2ラウンド開始直後に右ボディーでダウンを奪い、パンチと膝の連打でTKO勝利を収めた。

日本MMAを代表する青木を破ったことで、手塚は選手としての評価を高めた。

ただし、手塚はその後、2026年5月にONEライト級サブミッション・グラップリング世界王者ケイド・ルオトロと対戦。
組みの攻防では簡単に主導権を渡さなかったものの、2ラウンドに右ストレートでダウンを奪われ、パウンドによるKO負けを喫した。

TGFCのオープンは、手塚自身のリスタートにもなる。

各分野の専門コーチによる指導体制

TGFCでは、手塚がすべての分野を一人で教えるのではなく、それぞれの競技で実績を持つ専門家をコーチに迎えている。

ストライキングを担当する二瓶卓郎は、空手の世界選手権・アジア大会でともに3位入賞の実績を持つ。
柔術では、IBJJFアジア選手権や全日本選手権の優勝歴を持つ塚田市太郎が指導に入る。

MMA、キック、グラップリングの指導は、元プロ総合格闘家で長年指導に携わってきた梅田恒介が担当する。
柔術やノーギ、S&Cを含め、それぞれの分野を専門的に学べる体制が整えられている。

複数の専門コーチをそろえることで、打撃や寝技の一分野に偏らず、選手が総合的に成長できる環境を作ろうとしている。

初心者からプロ志望まで利用できる施設

TGFCは宇都宮市下荒針町にあり、広いマットスペースを2面備える。

男女別の更衣室とシャワーを備え、駐車場を約20台分用意。
車での移動が中心となる地域でも通いやすい施設を目指している。

初心者や女性も参加でき、キッズクラスも設けられる。
MMA、キックボクシング、柔術、グラップリング、S&Cなど複数のクラスを実施する。

6月1日からはグランドオープンに先立ってプレオープンを開始し、MMAストライキングや柔術などの体験クラスを実施してきた。

競技者の練習場所としてだけでなく、運動不足の解消や体力づくりを目的とする人にとっても、格闘技へ触れる入口としての役割を担う。

海外で培った技術を栃木で伝える

国内の有力なジムの多くは、東京や首都圏にある。

栃木県内の若い選手が高いレベルの練習環境を求める場合、長距離の移動や上京が必要になる場合がある。

TGFCが宇都宮に誕生することで、北関東の選手が地元を離れずに専門的な指導を受けられる可能性が広がる。

オープン前には現役選手が出稽古に訪れた例もあり、一般会員向けのジムであると同時に、競技者の練習拠点としても期待されている。

手塚裕之の次の挑戦

手塚は2026年の年頭に、ONEライト級王座の獲得を目標として掲げた。

代表者が現在進行形で世界と戦い、その経験をすぐに練習へ持ち帰ることは、TGFCにとっても大きな価値になるだろう。

TGFCが目指すのは、手塚裕之個人のためだけの練習場所ではないはずだ。

初心者が格闘技を始め、子どもが身体を動かし、地域の選手がプロを目指す。
その中から世界へ進むファイターが生まれる場所だ。

農業を続けながら世界へ挑んできた手塚が、今度は地元・栃木に新たな選択肢を作る。

TGFCは、宇都宮から新たな格闘技の流れを生み出そうとしている。

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