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アウメイダ撃破のクニエフがBellator出身フォーチュンと対戦 ヘビー級上位の新勢力対決【UFCファイトナイト・アブダビ】

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アウメイダ撃破のクニエフがBellator出身フォーチュンと対戦 ヘビー級上位の新勢力対決【UFCファイトナイト・アブダビ】
© Getty Images / UFC

現地時間2026年7月25日、アラブ首長国連邦・アブダビのエティハド・アリーナで開催される「UFCファイトナイト・アブダビ」。
メインカードのヘビー級では、リズヴァン・クニエフ(Rizvan Kuniev)とタイレル・フォーチュン(Tyrell Fortune)が対戦する。

UFCのメディアランキングではクニエフが8位、フォーチュンが9位。
クニエフはジャイルトン・アウメイダ(Jailton Almeida)、フォーチュンはマルチン・ティブラ(Marcin Tybura)を破り、ヘビー級上位戦線へ浮上した。
さらに上を目指す新勢力同士が直接対決する。

強豪グラップラーを退けたクニエフ

クニエフは、UFC参戦後の2試合でヘビー級上位の実力者と続けて対戦している。

2025年6月のUFCデビュー戦では、元暫定王座挑戦者カーティス・ブレイズ(Curtis Blaydes)と対戦。
ジャッジが割れる接戦となったが、スプリット判定で敗れた。
それでも、UFC屈指のレスリング力を持つブレイズを相手に3ラウンドを戦い抜いている。

続く2026年2月には、ジャイルトン・アウメイダを30-27、30-27、29-28のユナニマス判定で破り、UFC初勝利を挙げた。

アウメイダはテイクダウンから相手を制圧する試合を得意としてきたが、この試合では8度のテイクダウンをすべて防がれた。
クニエフはケージ際の攻防でも主導権を握り、有効打数で43対31、総打撃数でも102対50とアウメイダを上回った。
派手な内容ではなかったものの、相手の最大の武器を機能させずに勝利したことは大きい。

少なくともUFC本戦の2試合では、クニエフは自らテイクダウンを重ねるより、相手の組みを受け止めて打撃戦へ持ち込んでいる。
ブレイズとアウメイダという、UFCでも高いテイクダウン能力を持つ相手との経験は、フォーチュン戦でも重要な材料となる。

レスリングを土台にUFCへ乗り込んだフォーチュン

フォーチュンは、長くBellatorを主戦場としてきたレスリング出身のヘビー級だ。

学生時代には2013年のNCAAディビジョン2選手権を制するなど、レスリングで実績を残した。
MMAでもレスリングを土台に勝利を重ねており、UFC公式プロフィールでは11度のKO・TKO勝ちを記録。
組みでポジションを取るだけでなく、重量級らしい決定力も備えている。

UFCデビュー戦となった2026年3月のマルチン・ティブラ戦では、30-27、29-28、29-28のユナニマス判定で勝利した。

ティブラはUFCヘビー級で長くランキングを維持してきた経験豊富な選手だ。
フォーチュンはそのティブラを相手に3ラウンドを戦い抜き、参戦初戦からランキング上昇につながる白星を手にした。

ただし、フォーチュンのUFCでの試合はまだ1試合だけだ。
ティブラ戦で実力の一端を示したことは間違いないが、クニエフは直近2試合で、ブレイズとアウメイダという高いテイクダウン能力を持つ相手を経験している。
フォーチュンにとって今回は、自身のレスリングがヘビー級上位戦線でも通用することを証明する一戦となる。

フォーチュンはクニエフを倒せるか

最大の焦点は、フォーチュンがクニエフからテイクダウンを奪えるかどうかだ。

クニエフはアウメイダの8度のテイクダウンをすべて防ぎ、その前にはブレイズとも3ラウンドを戦っている。
フォーチュンが組みついたとしても、簡単にトップポジションを取れるとは限らない。

一方で、アウメイダ戦のクニエフは、ケージ際で相手を止めることには成功したものの、試合全体を通じて大きなダメージを与えたわけではなかった。
フォーチュンがテイクダウンを完成させられなくても、組み際から先に打撃を出し、離れた局面で攻撃数を確保できれば、判定で競り勝つ余地はある。

クニエフとしては、フォーチュンの最初の組みを防いだ後に、どれだけ自分の攻撃へつなげられるかが重要になる。
組みを防ぐだけの展開が続けば、ジャッジの支持を得るのは難しくなる。
ケージ際から離れた直後にパンチを当てられれば、フォーチュンに再び組ませる前にポイントを重ねられる。

反対にフォーチュンは、組みを繰り返すだけでは、アウメイダ戦と同様にテイクダウンを切られ、打撃戦を強いられる可能性がある。
テイクダウンへの警戒を利用して打撃を当てるのか、最初の仕掛けから一気に倒し切るのか。
クニエフの守備を突破するためには、組みと打撃をどのように組み合わせるかが問われる。

上位進出を懸けた一戦

クニエフはUFCでまだ1勝1敗、フォーチュンも参戦から1試合を終えたばかりだ。
それでも両者は、ランキング上位の実力者を破り、短期間のうちにヘビー級上位戦線へ浮上した。

クニエフが勝てば、ブレイズとの接戦とアウメイダ撃破に続き、ヘビー級上位に定着するための大きな勝利となる。
フォーチュンが勝てば、UFC参戦後にティブラ、クニエフを連破することになり、さらに上位との対戦へ大きく近づく。

クニエフのテイクダウンディフェンスが再び機能するのか。
それともフォーチュンがアウメイダにもできなかったテイクダウンを成功させるのか。
ヘビー級上位戦線へ浮上した両者の現在地が明らかになる一戦だ。

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