FIGHT WEEK

UFC Fight Night: ケイプ vs 堀口 6/21(日)   /   DEEP OSAKA IMPACT 2026 3rd ROUND 6/21(日)   /   PFL MENA 10 6/19(金)   /   UFC Fight Night: ケイプ vs 堀口 6/21(日)   /   DEEP OSAKA IMPACT 2026 3rd ROUND 6/21(日)   /   PFL MENA 10 6/19(金)   /   UFC Fight Night: ケイプ vs 堀口 6/21(日)   /   DEEP OSAKA IMPACT 2026 3rd ROUND 6/21(日)   /   PFL MENA 10 6/19(金)   /   UFC Fight Night: ケイプ vs 堀口 6/21(日)   /   DEEP OSAKA IMPACT 2026 3rd ROUND 6/21(日)   /   PFL MENA 10 6/19(金)   /   UFC Fight Night: ケイプ vs 堀口 6/21(日)   /   DEEP OSAKA IMPACT 2026 3rd ROUND 6/21(日)   /   PFL MENA 10 6/19(金)   /   UFC Fight Night: ケイプ vs 堀口 6/21(日)   /   DEEP OSAKA IMPACT 2026 3rd ROUND 6/21(日)   /   PFL MENA 10 6/19(金)   /   UFC Fight Night: ケイプ vs 堀口 6/21(日)   /   DEEP OSAKA IMPACT 2026 3rd ROUND 6/21(日)   /   PFL MENA 10 6/19(金)   /   UFC Fight Night: ケイプ vs 堀口 6/21(日)   /   DEEP OSAKA IMPACT 2026 3rd ROUND 6/21(日)   /   PFL MENA 10 6/19(金)   /   

UFC Freedom 250直前③ ペレイラ3階級制覇か、ゲイジー悲願か 二つの王座戦

EasyFight運営
UFC Freedom 250直前③ ペレイラ3階級制覇か、ゲイジー悲願か 二つの王座戦

2026年6月14日、ホワイトハウス南庭で開催される「UFC Freedom 250」。

直前スペシャル最終回では、大会後半に組まれた二つのタイトルマッチを展望する。

コーメインイベントでは、ミドル級とライトヘビー級を制したアレックス・ペレイラがヘビー級へ進出。
元暫定王者シリル・ガーヌとヘビー級暫定王座を争い、UFC史上初となる3階級での王座獲得を狙う。

メインイベントでは、17戦無敗のライト級王者イリア・トプリアと、暫定王者ジャスティン・ゲイジーが王座統一戦で激突する。

ペレイラが前例のない歴史をつくるのか。
ゲイジーが長年追い続けてきた正規王座を手にするのか。

特別大会を締めくくるのは、いずれも勝者の名前がUFC史へ深く刻まれる2試合だ。

コーメインイベント アレックス・ペレイラ vs シリル・ガーヌ

コーメインイベントでは、アレックス・ペレイラとシリル・ガーヌがヘビー級暫定王座を争う。

ペレイラはUFC参戦後、驚異的な速度で歴史を動かしてきた。

キックボクシングで世界王者となった打撃を武器に、UFCではミドル級王座を獲得。
その後ライトヘビー級へ階級を上げ、2階級制覇を達成した。
前戦ではマゴメド・アンカラエフを1ラウンド1分20秒で止め、ライトヘビー級王座を奪回している。

今回勝利すれば、ヘビー級では暫定王座ながら、UFC史上初めて3階級で王座を獲得した選手となる。

最大の武器は左フックだが、ペレイラの強さは一発だけではない。
カーフキックで相手の前足を削り、構えと移動を制限したうえで、パンチを当てる距離へ追い込んでいく。

ただし、今回の相手は、ペレイラがUFCで戦ってきた選手よりも大柄で、ヘビー級屈指の機動力を持つ。

ガーヌは元UFCヘビー級暫定王者。
ヘビー級の体格を持ちながら軽快に動き、ジャブ、前蹴り、ローキックを使って相手との距離を管理する。

2025年10月には正規王者トム・アスピナルへ挑戦したが、偶発的なアイポークによって1ラウンドでノーコンテストとなった。
王座獲得には至らなかったものの、敗戦を喫したわけでもなく、再びベルトを狙う機会を得た。

両者とも打撃を得意とするが、戦い方は異なる。

ペレイラは相手をケージ際へ追い、足を止めて強打を当てたい。
ガーヌは左右へ動きながら攻撃を散らし、ペレイラに狙いを定めさせたくない。

焦点となるのは、ペレイラのカーフキックがガーヌの機動力を奪えるかだ。

ガーヌが広い距離を保ち続ければ、前蹴りやジャブでペレイラを追わせ、ヘビー級での体格差と運動量を生かせる。
一方、ペレイラが前足を削ってガーヌを止めれば、左フックが届く時間は確実に増える。

ガーヌには、打撃だけでなく、体格を生かして組みやテイクダウンを混ぜる選択肢もある。
ペレイラがヘビー級の体重と圧力にどう対応するかは、まだ試合で証明されていない。

ペレイラの歴史的挑戦か、ガーヌのヘビー級暫定王座返り咲きか。

ペレイラの一瞬の強打と、ガーヌの継続的な距離管理。
二人の異なる打撃哲学がヘビー級暫定王座を懸けてぶつかる。

メインイベント イリア・トプリア vs ジャスティン・ゲイジー

大会を締めくくるのは、ライト級王者イリア・トプリアと暫定王者ジャスティン・ゲイジーによる王座統一戦だ。

トプリアは17戦全勝。

フェザー級ではアレクサンダー・ヴォルカノフスキーをKOして王座を奪い、マックス・ホロウェイにもキャリア初のKO負けを与えた。
その後ライト級へ転向し、2025年6月にはチャールズ・オリベイラを1ラウンドでKO。
無敗のまま2階級制覇を達成した。

今回がライト級王者としての初防衛戦となる。

トプリアの打撃は、派手に動き回るものではない。
安定した構えで相手へ圧力をかけ、ボディーと顔面へコンパクトなパンチを打ち分ける。

相手が攻撃を返す瞬間にもバランスを崩さず、短い距離から強烈な左右を当てる。
さらに柔術をバックボーンとしているため、打撃を嫌った相手が簡単に組みへ逃げることも難しい。

その無敗の王者へ挑むのがゲイジーだ。

ゲイジーは2026年1月、パディ・ピンブレットを5ラウンド判定で破り、ライト級暫定王座を獲得した。
これまでにも暫定王座を手にした経験はあるが、正規王者としてベルトを保持したことはない。

長年ライト級の最前線で戦い続けてきたゲイジーにとって、今回こそ悲願を果たす最大の機会となる。

ゲイジーの武器は強烈なローキックと左右のパンチだ。
序盤からトプリアの前足を蹴り、踏み込みを鈍らせることができれば、王者のボクシングは機能しにくくなる。

一方で、ゲイジーがパンチを大きく振る瞬間は、トプリアにとって絶好のカウンターチャンスでもある。

トプリアはホロウェイやオリベイラを相手に、一瞬の隙を逃さず試合を終わらせてきた。
ゲイジーが大振りの打ち合いに長く付き合えば、トプリアのコンパクトなカウンターが先に届く危険がある。

ゲイジーに必要なのは、激闘をつくることではなく、計画的に激闘を利用することだ。

ローキックで足を削り、ボディーへの攻撃にも耐え、試合を後半まで持ち込む。
トプリアはジョシュ・エメット戦で25分を戦い抜いた経験を持つが、ゲイジーの強打を受けながら進む消耗戦は、これまでとは異なる試練になる。

トプリアが序盤に決着させれば、無敗王者としてライト級での支配を印象づける。

ゲイジーが勝てば、数々の激闘と敗北を乗り越えてきた男が、ついにライト級の正規王座へたどり着く。

二つの試合がUFCの歴史を変える

UFC Freedom 250は、ホワイトハウスで開催されるというだけでも前例のない大会だ。

しかし、大会後半の2試合は、会場の話題性に頼らなくても十分に歴史的な意味を持っている。

ペレイラは、誰も達成していない3階級での王座獲得へ挑む。
ガーヌは、過去の正規王座戦で届かなかった頂点へ進むため、まず暫定王座の奪還を狙う。

トプリアは、17戦無敗のままライト級支配を始めようとしている。
ゲイジーは、長年追い続けてきた正規王座へ近づく、キャリア後半における最大級の勝負に臨む。

一夜限りの特別な舞台で、新しい歴史をつくる者と、長い物語を完成させる者が向き合う。

ホワイトハウスの南庭で最後にベルトを掲げるのは誰なのか。

UFC Freedom 250は、二つの王座戦によって頂点を迎える。

この記事をシェア

関連記事