元ACA王者ヴァガエフがUFC初勝利 イザガフマエフの追い上げを振り切る【UFCアブダビ】

現地時間2026年7月25日、アラブ首長国連邦・アブダビのエティハド・アリーナで「UFCファイトナイト・アブダビ」が開催された。
メインカードのウェルター級マッチでは、元ACAウェルター級王者のアブバカル・ヴァガエフ(Abubakar Vagaev)と、サイギド・イザガフマエフ(Saygid Izagakhmaev)が対戦。
ヴァガエフが3者29-28の判定3-0で勝利し、UFCデビュー戦を白星で飾った。
ヴァガエフがテイクダウンから主導権
第1ラウンド、イザガフマエフが開始直後に右を振るうと、ヴァガエフは攻撃をかわしてテイクダウンに成功した。
ヴァガエフは立ち上がろうとするイザガフマエフをケージ際へ押し込み、ボディロックや足を掛ける動きから再びグラウンドへ持ち込む。
イザガフマエフは下からヒールフックを狙ったが、ヴァガエフはフェンスをつかみながら足を抜き、レフェリーから注意を受けた。
その後もヴァガエフはすぐに距離を詰めて組み直し、ラウンドの大半で主導権を握った。
ケージ際の攻防でポイントを重ねる
第2ラウンドは、イザガフマエフがローキックを当て、テイクダウンを奪う場面をつくった。
しかし、ヴァガエフはすぐに立ち上がると、体勢を入れ替えてイザガフマエフをケージへ押し込む。
中央ではボディへのパンチや肘を当て、組みの攻防では膝蹴りを重ねた。
イザガフマエフも打撃やテイクダウンで応戦したものの、ヴァガエフが前進とケージ際のコントロールによって試合のペースを維持した。
イザガフマエフが最終ラウンドに反撃
逆転を狙うイザガフマエフは、第3ラウンドに入ると右のパンチを当て、疲れの見えるヴァガエフを後退させた。
ヴァガエフもテイクダウンを成功させ、背後からコントロールする場面をつくった。
しかし、イザガフマエフはキムラを狙いながら体勢を入れ替え、終盤にヴァガエフを倒してマウントを奪った。
イザガフマエフはマウントから肩固めを狙い、さらにリアネイキッドチョークや腕十字へ移行。
試合終了まで一本を狙い続けた。
それでもヴァガエフは身体の向きを変えながら各サブミッションを防ぎ、試合終了を迎えた。
イザガフマエフが最終ラウンドに反撃したものの、ヴァガエフが3者29-28の判定で勝利した。
元ACA王者がUFCで好発進
ヴァガエフは、ACAで培ってきたレスリングとケージ際のコントロールを発揮。
イザガフマエフの終盤の反撃をしのぎ、UFC初戦を白星で飾った。
一方のイザガフマエフは最終ラウンドにトップポジションを奪い、複数のサブミッションを狙って勝機をつくったが、判定を覆すまでには至らなかった。



