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World MMA Awardsの年間最高試合はヴァン vs ロイバル|KO・一本・番狂わせ部門も発表

EasyFight運営
World MMA Awardsの年間最高試合はヴァン vs ロイバル|KO・一本・番狂わせ部門も発表

現地時間2026年7月8日、アメリカ・ラスベガスで「第17回World MMA Awards」が開催された。

選手個人だけでなく、年間最高試合、年間最高KO、年間最高一本、最大の番狂わせ、年間最高カムバックなど、MMAファンの記憶に残った試合を表彰する各部門の受賞結果も発表されている。

年間最高試合に選ばれたのは、ジョシュア・ヴァン(Joshua Van)とブランドン・ロイバル(Brandon Royval)の一戦。

年間最高KOはマウリシオ・ルフィ(Mauricio Ruffy)、年間最高一本はジェアン・ シウヴァ(Jean Silva)が受賞した。

今回は開催スケジュールを調整するため、2024年7月から2025年末までの実績を対象とした変則的な表彰となっている。

年間最高試合はジョシュア・ヴァン vs ブランドン・ロイバル

ファイト・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは、2025年6月のUFC 317で行われたジョシュア・ヴァン vs ブランドン・ロイバルだ。

ロイバルはUFCフライ級のタイトル戦線で戦ってきた実力者。
一方のヴァンは、急速にランキングを駆け上がっていた若手選手だった。

試合は開始直後から激しい打撃戦となり、両者が近い距離でパンチやヒジを交換。

ロイバルが独特のリズムと手数で攻めれば、ヴァンも正確な打撃と前進する圧力で応戦した。

ヴァンは経験で上回るロイバルを相手に最後まで攻撃のペースを落とさず、29-28、29-28、30-27の判定で勝利。

単に激しいだけでなく、フライ級トップ戦線の勢力図を大きく動かした一戦だったことも、年間最高試合に選ばれた理由の一つだろう。

ヴァンはブレークスルー・ファイター・オブ・ザ・イヤーも受賞し、今回のWorld MMA Awardsで2冠を達成している。

年間最高KOはマウリシオ・ルフィの回転蹴り

ノックアウト・オブ・ザ・イヤーには、マウリシオ・ルフィがキング・グリーン(King Green)を倒したKOが選ばれた。

両者は2025年3月のUFC 313で対戦。

ルフィは距離を保ちながら相手の動きを見極めると、回転から繰り出したホイールキックをグリーンの頭部へ命中させた。

グリーンはその場で崩れ落ち、試合は衝撃的な形で終了した。

回転技は大きな威力を生み出せる一方、動きを読まれれば背中を見せる危険もある。

ルフィは相手との距離、踏み込むタイミング、蹴りの軌道を正確に合わせ、一撃で試合を終わらせた。

技の派手さだけでなく、実戦でトップレベルの相手に命中させた完成度の高さが評価されたKOだった。

年間最高一本はジェアン・ シウヴァのニンジャチョーク

サブミッション・オブ・ザ・イヤーには、ジェアン・シウバがブライス・ミッチェル(Bryce Mitchell)を仕留めた一本が選ばれた。

2025年4月のUFC 314で対戦した両者。

ミッチェルはレスリングとグラップリングを得意とする選手だが、シウバはその相手からニンジャチョークを極め、一本勝ちを収めた。

ニンジャチョークは、相手の首へ腕を巻きつけながら、自分の体勢と圧力を使って締め上げる技だ。

シウバは打撃を武器とする選手として注目されていたが、この試合では組み技の強いミッチェルをサブミッションで仕留めた。

相手の得意分野に近い展開で一本を奪ったことも、このフィニッシュの価値を高めている。

最大の番狂わせはデ・リダー vs ボー・ニッカル

アップセット・オブ・ザ・イヤーには、ライニアー・デ・リダー(Reinier de Ridder)がボー・ニッカル(Bo Nickal)を破った一戦が選ばれた。

ニッカルはレスリングの名門として知られるペンシルベニア州立大学で実績を残し、MMA転向後も無敗を維持していた期待の選手だった。

そのニッカルに対し、デ・リダーは2025年5月のUFCデモイン大会で対戦。

2ラウンド、組みの攻防からヒザ蹴りを効かせ、1分53秒でTKO勝利を収めた。

ニッカルのレスリング能力に大きな注目が集まっていた試合で、デ・リダーは組み技だけでなく、首相撲とヒザ蹴りを使って試合を決めた。

注目の無敗選手を明確なフィニッシュで止めたことから、年間最大の番狂わせに選ばれている。

年間最高カムバックはジャレッド・キャノニア

カムバック・オブ・ザ・イヤーには、ジャレッド・キャノニア(Jared Cannonier)がグレゴリー・ホドリゲス(Gregory Rodrigues)を逆転で破った一戦が選ばれた。

両者は2025年2月のUFCファイトナイト・ラスベガス102で対戦した。

キャノニアは序盤にホドリゲスの強打を受け、苦しい展開を強いられた。

しかし、試合が進むにつれて距離とリズムを取り戻し、徐々に流れを変えていく。

4ラウンド開始直後に攻勢を強めると、連打でホドリゲスを追い込み、開始21秒でTKO勝利を収めた。

序盤の危機を耐えるだけでなく、中盤から自ら試合の主導権を奪い返してフィニッシュしたことが高く評価された。

試合部門の主な受賞結果

部門

受賞した試合・選手

年間最高試合

ジョシュア・ヴァン vs ブランドン・ロイバル

年間最高KO

マウリシオ・ルフィ vs キング・グリーン

年間最高一本

ジェアン・シウバ vs ブライス・ミッチェル

年間最大の番狂わせ

ライニアー・デ・リダー vs ボー・ニッカル

年間最高カムバック

ジャレッド・キャノニア vs グレゴリー・ホドリゲス

勝敗だけでなく「どのように勝ったか」が評価された

今回の試合部門では、ヴァンとロイバルによる激しい打撃戦だけでなく、一瞬で試合を終わらせたルフィの回転蹴り、シウバのテクニカルな一本、デ・リダーの番狂わせ、キャノニアの逆転勝利が選ばれた。

それぞれ試合の展開は異なるが、共通しているのは、結果だけでなく勝利までの過程が強く記憶に残っていることだ。

試合全体を通して観客を引き込んだヴァン vs ロイバル。

一撃の衝撃を残したルフィ。

打撃だけではない総合力を証明したシウバ。

大きな期待を背負った無敗選手を止めたデ・リダー。

そして、劣勢から試合をひっくり返したキャノニア。

第17回World MMA Awardsの試合部門は、MMAが持つ多様な魅力を表す結果となった。

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