FIGHT WEEK

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アーロン・ピコ

フェザー級

Aaron Pico

13
5
9 KO/TKO2 一本2 判定
生年月日
1996年9月23日
年齢
29歳
出身
カリフォルニア州ロサンゼルス郡ウィッティア
所属
アメリカン・キックボクシング・アカデミー→ジャクソン・ウィンクMMA
身長
173 cm
体重
66 kg
リーチ
179 cm
アーロン・ピコ(EasyFight PRIME Series カード)

アーロン・ピコは、アメリカ格闘技界で長く“超逸材”として期待されてきたフェザー級ファイターである。 幼少期からレスリングで頭角を現し、2016年の米国オリンピック代表選考ではあと一歩のところまで進んだ実績を持つ。 さらにボクシングでも高い評価を受けており、レスリングと打撃の両方に強い土台を持つ、まさにエリートアスリート型のMMAファイターだ。 プロMMAデビュー前から大きな注目を集めていたピコだが、そのキャリアは決して順風満帆ではなかった。 Bellatorで迎えたデビュー戦では、開始わずか24秒でギロチンチョークによる一本負け。 期待値が高かったぶん、いきなり厳しい現実を突きつけられるスタートとなった。 それでもピコはそこから立て直し、強烈なボディショット、右の強打、レスリングを絡めたトップコントロールで勝利を重ねていく。 若さゆえの粗さを見せる時期もあったが、試合を重ねるごとに、単なる素材型から実戦で勝てるファイターへと変化していった。 ピコの最大の武器は、爆発力のある打撃と、レスリングを背景にした圧力である。 構えた状態から一気に距離を詰め、強烈なパンチを上下に打ち分ける。 特にボディへの攻撃は破壊力があり、相手の動きを止めてから顔面へつなげる流れは彼の得意パターンだ。 さらに、相手が打撃を警戒すればタックルがあり、組みつけばトップから削る展開も作れる。 フェザー級としてはフィジカルが強く、スピードとパワーの両方を兼ね備えている点が大きな魅力だ。 一方で、ピコのキャリアには常に“危うさ”もつきまとってきた。 前に出る力が強いぶん、打ち合いの中で被弾する場面もあり、アダム・ボリッチ戦やヘンリー・コラレス戦、リローン・マーフィー戦では一瞬の隙を突かれてKO負けを喫している。 しかし、その敗北も含めて、ピコという選手の物語を形作っている。 期待された天才が挫折し、修正し、また立ち上がる。 その繰り返しの中で、彼は以前よりも落ち着いた試合運びを身につけてきた。 2026年4月のパトリシオ・ピットブル戦は、ピコにとって重要な一戦だった。 元Bellator王者であり、フェザー級の歴史に名を残す実力者を相手に、ピコは打撃とレスリングをバランスよく使い、3ラウンドを通して主導権を握った。 初回から圧力をかけ、2ラウンド以降は強い右、ボディショット、テイクダウンを織り交ぜ、判定でUFC初勝利を手にした。 この勝利は、単なる白星ではなく、Bellator時代から続いてきた“未完の大器”という評価を、UFCの舞台で前進させる意味を持っている。 アーロン・ピコは、完成された王者というより、いまなお進化の途中にいるファイターだ。 だが、その素材の大きさ、爆発力、レスリングの土台、そして打撃の破壊力は、フェザー級でも特別なものがある。 デビュー時の失敗、KO負け、負傷、移籍を経験しながらも、彼はまだトップ戦線を目指せる年齢にいる。 UFCフェザー級で本当の意味で評価を確立できるか。 ピコは今も、期待と危険性を同時にまとった、目が離せない存在である。

戦績分析

MMA戦績:1350

ファイト傾向

戦績データから見える勝ち筋・注意点

フィニッシュ型打撃決着に強み被弾リスクあり

FINISH IMPACT

勝利の決着傾向

85%

フィニッシュ率

69%

KO率

9

15%

一本率

2

15%

判定率

2

勝利内訳11フィニッシュ / 13
KO/TKO 9一本 2判定 2
72%

勝率

13/18

85%

フィニッシュ率

11/13

69%

KO率

9/13

15%

一本率

2/13

負け方

KO/TKO負け数4
一本負け数1
判定負け数0

直近5試合

左から新しい順

32
L

リローン・マーフィー

2025-08-16

W

ヘンリー・コラレス

2024-02-24

W

ペドロ・カルヴァーリョ

2023-09-23

W

ジェームズ・ゴンザレス

2023-04-22

L

ジェレミー・ケネディ

2022-10-01

ラウンド別勝敗

どのラウンドで試合が決まったか

R17/4
R22/1
R32/0
判定2/0
勝ち負け引分NC

決着時間帯

各ラウンドを0:00-2:30 / 2:31-5:00で分類

R1 0:00-2:303/2
R1 2:31-5:004/2
R2 0:00-2:301/0
R2 2:31-5:001/1
R3 0:00-2:302/0
判定2/0
勝ち負け引分NC

決着方法

何で勝ち、何で負けたか

蹴り/ヒザ0/1
絞め技2/1
パンチ/TKO6/2
判定2/0
その他3/1
勝ち負け引分NC

分類の目安

  • 蹴り/ヒザ: キック、ハイキック、膝蹴りなど
  • 絞め技: チョーク、裸絞め、ギロチンなど
  • 関節技: 腕十字、アームロック、ヒールフックなど
  • パンチ/TKO: パンチ、パウンド、ドクターストップなど

プロ戦績一覧

LOSE2025-08-16
R13:21KO(右スピニングバックエルボー)
UFCUFC 319: du Pressis vs. Chimaev
WIN2024-02-24
vs ヘンリー・コラレス
R14:53TKO(グラウンドの肘打ち連打)
BellatorPFL vs. Bellator: Champs
WIN2023-09-23
vs ペドロ・カルヴァーリョ
R13:05TKO(パウンド)
BellatorBellator 299: Eblen vs. Edwards
WIN2023-04-22
vs ジェームズ・ゴンザレス
R35:00判定3-0
BellatorBellator 295: Stots vs. Mix
LOSE2022-10-01
vs ジェレミー・ケネディ
R15:00TKO(ドクターストップ)
BellatorBellator 286: Pitbull vs. Borics
WIN2022-04-15
vs アドリ・エドワーズ
R30:55TKO(左ボディブロー→パウンド)
BellatorBellator 277: McKee vs. Pitbull 2
WIN2021-11-12
vs ジャスティン・ゴンザレス
R35:00判定3-0
BellatorBellator 271: Cyborg vs. Kavanagh
WIN2021-06-11
vs アイデン・リー
R31:33アナコンダチョーク
BellatorBellator 260: Lima vs. Amosov
WIN2020-11-12
vs ジョン・デ・ヘスス
R24:12KO(右フック→パウンド)
BellatorBellator 252: Pitbull vs. Carvalho
WIN2020-07-24
vs クリス・ハトリー
R12:10リアネイキドチョーク
BellatorBellator 242: Bandejas vs. Pettis
WIN2020-01-25
vs ダニエル・コーリー
R20:15TKO(パウンド)
BellatorBellator 238: Budd vs. Cyborg
LOSE2019-06-14
vs アダム・ボリッチ
R23:55TKO(飛び膝蹴り→パウンド)
BellatorBellator 222: MacDonald vs. Gracie
LOSE2019-01-26
vs ヘンリー・コラレス
R11:07KO(右フック→パウンド)
BellatorBellator 214: Fedor vs. Bader
WIN2018-09-29
vs レアンドロ・イーゴ
R13:19KO(右エルボー)
BellatorBellator 206: Mousasi vs. MacDonald
WIN2018-05-12
vs リー・モリソン
R11:10TKO(左ボディブロー→パウンド)
BellatorBellator 199: Bader vs. King Mo
WIN2018-01-20
vs シェーン・クルシュテン
R10:37KO(左ボディブロー)
BellatorBellator 192: Rampage vs. Sonnen
WIN2017-09-23
vs ジャスティン・リン
R13:45KO(左フック)
BellatorBellator 183: Henderson vs. Pitbull
LOSE2017-06-24
vs ザック・フリーマン
R10:24ギロチンチョーク
BellatorBellator NYC: Sonnen vs. Silva