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コナー・マクレガーが“倒したい相手リスト”に言及 ホロウェイ戦後も「全部受けて立つ」

EasyFight運営
コナー・マクレガーが“倒したい相手リスト”に言及 ホロウェイ戦後も「全部受けて立つ」

コナー・マクレガーの復帰戦に向けた発言が、再び格闘技界の注目を集めている。

現地時間2026年7月11日(日本時間7月12日)に行われるUFC 329で、マクレガーはマックス・ホロウェイと再戦する。
両者が初めて拳を交えたのは2013年。
あれから長い時間が経ち、ホロウェイはのちにUFCフェザー級王座を獲得し、マクレガーはUFC史上屈指のスターへと駆け上がった。

なぜ戻ってきたのか

マクレガーにとっては、2021年のダスティン・ポワリエ戦で左脚を骨折して以来となる本格的なオクタゴン復帰になる。
長期離脱、怪我からの回復、そして公私にわたる浮き沈み。
そのすべてを経て、なぜ再び戦うのか。
インタビューで問われたマクレガーは、オクタゴンこそが自分にとって最も自由を感じる場所だと語った。

マクレガーは、戦うことそのものを求めている。

大金を稼ぎ、名声を手にし、すでに多くのものを成し遂げた。
それでもなお戻ってくる理由について、マクレガーは「楽しみ」や「スリル」という言葉で説明している。
格闘技の中心に身を置き、ファンを熱狂させ、会場の空気を動かす。
その感覚が、自分を再びこの場所に引き戻しているということだ。

怪我についても、マクレガーは強気だった。

左脚にはチタン製のロッドが入っていると明かし、自らを「ターミネーター」と表現した。
負傷した瞬間の映像が残っているからこそ、今度はそれを塗り替える映像が欲しい。
単に回復したという話ではなく、あの敗戦と負傷のイメージを、勝利の映像で上書きしたいという意識が見える。

ブランクへの不安は当然ある

マクレガーは長く実戦から離れている。
最後にUFCで勝利したのは2020年であり、現在のトップ戦線は当時とは大きく変わっている。
年齢、試合勘、フィジカル、そしてホロウェイという相手の危険性。
どれを取っても、復帰戦としては簡単な条件ではない。

しかしマクレガー本人は、そのブランクを弱点ではなく「休養」として捉えている。

他の選手たちは長年ダメージを蓄積しながら戦い続けている。
一方、自分は時間をかけて回復し、身体を見直し、新しい自分として戻ってくる。
そうした感覚があるからこそ、マクレガーは「今こそ自分の全盛期に入る」という強気な言葉を口にしている。

ホロウェイに対しても、マクレガーらしい姿勢は変わらなかった。

ホロウェイを「タフで技術のある選手」と認めながらも、自分とはレベルが違うと断言。
スピード、パワー、ファイトIQ、コンディション、健康状態、消耗の少なさのすべてで上回っていると語った。
さらに、前回の対戦では試合中にACLを損傷しながらも勝利したと振り返り、今回もより破壊的な形で勝つつもりだと強調している。

ホロウェイの目線

2013年の敗戦後、ホロウェイは大きく成長した。
フェザー級王者となり、数々の名勝負を残し、UFCの歴史に残る選手の一人になった。
マクレガーに敗れた過去を塗り替える機会が、13年近い時間を経て訪れる。
これはホロウェイにとっても、キャリアの評価を大きく変え得る一戦だ。

そして今回のインタビューで、特に注目すべきなのが「ヒットリスト」発言だった。

英語の格闘技インタビューで使われる “hit list” は、直訳するとかなり物騒な表現に見える。

ここでいう“ヒットリスト”とは、「倒したい相手リスト」「次に狙っている対戦相手たち」というニュアンスに近い。

マクレガーは、今後戦いたい相手の“ヒットリスト”があるのかと問われると、具体的な名前をすべて明かすことは避けながらも、いくつかの名前はあると認めた。
そのうえで、自分が求めているのは何よりもコンスタントに戦い続けることだと語り、「I want all the smoke」と言い切っている。

“smoke” はこの場合、煙そのものではなく、揉め事、衝突、危険な勝負、厄介な相手との対立を指すスラングに近い。
つまりマクレガーは、「誰とでもやる」「全部受けて立つ」「強豪との衝突も歓迎する」という姿勢を示したことになる。

ここで名前が出たのが、ジャスティン・ゲイジーだ。

マクレガーはゲイジーについて、UFC 300でホロウェイに劇的KO負けを喫したことを引き合いに出しながら、調子が良い時は厄介だが、悪い時はひどいと評した。
もちろん、これはマクレガーらしい挑発でもある。
だが同時に、ホロウェイ戦後の候補として、ゲイジーの名前も話題に上がった形だ。

I want all the smoke

マクレガーは、復帰戦を単発のイベントで終わらせるつもりはない。
勝つだけではなく、再び格闘技界の中心に戻る。
そのための第一歩として、今回の再戦を位置づけている。

最後にマクレガーは、ホロウェイ戦について「破壊的な内容になる」と強気な予告を残した。
勝つだけでは不十分で、インパクトのある勝利でなければならない。
つまり、ただ判定で勝つだけではマクレガー自身が納得しないということだ。

もちろん、現実は簡単ではない。

ホロウェイは長年トップレベルで戦い続けてきた選手であり、試合経験も豊富だ。
マクレガーがどれだけ自信を見せても、長期離脱明けの初戦でホロウェイを相手にするリスクは大きい。
さらに今回は170ポンドでの試合となる。
過去のフェザー級時代とは、まったく別の条件での再戦になる。

それでも、マクレガーが静かに戻ってくるつもりがないことだけははっきりした。

そして同時に、彼が本当にもう一度トップ戦線を動かすつもりなのかを確かめる最初の試合にもなる。

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