DEEP TOKYO IMPACT指定席完売、次代を見せる

4月19日にニューピアホールで開催される「SOUMEI Presents DEEP TOKYO IMPACT 2026 2nd ROUND」は、すでに指定席が完売し、販売は立見券のみとなっている。
大会公式ページでも、VIP、SRS、指定Aが完売済みであることが案内されており、この大会への注目度の高さがうかがえる。
タイトル戦不在でも注目を集める大会
この大会を面白くしているのは、派手なタイトル戦が並ぶ興行ではないのに、指定席が完売するほどの注目を集めていることだ。
メインは安井飛馬vs森俊樹の5分3Rで、他のカードは5分2Rで構成されている。
DEEPフェザー級、フライ級、バンタム級の試合が厚めに並び、ライト級も含めて、いまのDEEPで「次に浮上してくる名前」を一気に見せる内容になっている。
JAPAN TOP TEAMの存在感
なかでも目立つのが、JAPAN TOP TEAMの存在感だ。
今大会ではメインの安井飛馬を筆頭に、中尾響、朝比奈龍希、アマチュアSルールの佐藤聖優が出場する。
さらにDEEPの大きな流れで見ると、3月20日のDEEP 130 IMPACTでは倉本大悟がライト級タイトル戦に出場し、5月4日の「DEEP 131 IMPACT 25th Anniversary」でも倉本のタイトル戦、大会追加カードの山本颯志などJTT勢が重要な位置に入っている。
4月19日のTOKYO IMPACTは、単発でJTT勢が多い大会というより、いまのDEEP本戦線の中でJTTがどこまで存在感を広げているかを確認する中継点として見るべき大会だ。
メイン・安井飛馬vs森俊樹の意味
メインの安井飛馬vs森俊樹はかなり重要だ。
今大会で唯一の5分3Rで組まれており、大会の軸とみられるカードだ。
大会全体を見ると、太田将吾、中尾響、橋本優大、安永吏成、切嶋龍輝、堂園悠ら、今後のDEEPの各階級を支える候補が並ぶ構成だ。
タイトル挑戦者をすぐ決める大会というより、「次の主役候補を観客の前でふるいにかける大会」として読むと、このカード編成の意味が見えてくる。
フューチャーキングが同日開催
今大会は、プロ本戦だけを見ても語り切れない。
同じ4月19日、同じニューピアホールで「DEEPフューチャーキングトーナメント2025」も開催される。昼の部(11:00開始)がフューチャーキング、夜の部(17:40オープニングファイト、18:00本戦)がTOKYO IMPACTという昼夜2部制だ。
フューチャーキングはフライ級からミドル級を対象にした最大16名規模の1DAYトーナメントで、JAPAN TOP TEAM、TRIBE TOKYO MMA、BRAVE GYM、THE BLACKBELT JAPANなど各ジムから選手が参加する。
この日は、アマチュアの登竜門とプロ本戦が同じ会場で地続きになっている。
TOKYO IMPACTが熱いのは、ただ試合が多いからではなく、DEEPという団体が「次の選手をどう作っていくか」まで会場で見せているからだ。
25周年に向けた中継点
2026年のDEEPは、3月20日に後楽園ホールでDEEP 130 IMPACTを開催し、5月4日には横浜BUNTAIで「DEEP 131 IMPACT 25th Anniversary」を控えている。
大箱の記念大会へ向かう途中に、ニューピアホールでTOKYO IMPACTを置く。
4月19日は単なる“つなぎ”ではない。
むしろ25周年大会前に、DEEPがどんな選手層を持ち、どのジムが勢いを持ち、どこに新しい熱源があるのかを確認できる大会と読める。
大会前の動きも活発だ。
4月3日には大会トレーラーが公開され、4月5日にはオープニングファイトの変更も発表された。
荒井夕翔の相手は田中智也の負傷欠場により、ごとう瑠海へ変更となった。
個別カードの出入りがあっても指定席が完売しているという事実は、興行全体への関心が高いことを示す材料になっている。
この大会の本当の見どころ
この大会の本当の見どころは、誰が勝つかだけではない。
安井飛馬を中心としたJAPAN TOP TEAM勢が東京大会で存在感を示せるのか。
軽量級戦線から次の本戦常連、次の挑戦者が現れるのか。
さらにその下ではフューチャーキングが動き、次の世代が育っていく。
DEEP TOKYO IMPACT 2026 2nd ROUNDは、25周年のDEEPが過去を振り返るための大会ではなく、これからのDEEPを構成する選手たちをまとめて見せる大会だ。
指定席完売という事実は、その見せ方がすでに観客に届いていることを物語っている。
大会情報
SOUMEI Presents DEEP TOKYO IMPACT 2026 2nd ROUND
日時:2026年4月19日(日)
会場:ニューピアホール(東京)
チケット:指定席完売、立見券のみ販売中
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