摩嶋一整、ギャラガーを失神一本で突破

4月12日、マリンメッセ福岡A館で開催された「RIZIN LANDMARK 13 in FUKUOKA」の第4試合で、摩嶋一整がジェームズ・ギャラガーに3R2分35秒、肩固めで一本勝ちを収めた。
名前のある相手を、一本で終わらせた
この勝利が大きいのは、ただ海外選手に勝ったからではない。
ギャラガーは、SBG Ireland所属のアイルランド人ファイターで、Bellator世界ランキング最高6位まで上がった実力者で、今回がRIZINデビューだった。
13勝3敗のうち10勝が一本勝ちという戦績が示す通り、持ち味は打撃よりもグラップリング。
リアネイキドチョークをはじめとした極めの強さで評価されてきた選手だった。
サブミッションを武器に持つ生粋のグラップラーを、グランドで何もさせなかった。
名前のある相手を迎え撃ち、しかも判定ではなく一本で終わらせたことで、摩嶋は自分の強みをはっきりと示した。
最初から摩嶋の土俵
試合は最初から摩嶋の土俵だった。
1Rから組んで上を奪い、ギャラガーのギロチンを外してマウントへ進み、パスとヒジで削る。
2Rも流れは変わらず、ガードに戻されても潰し切り、トップポジションを渡さない。
ギャラガーの顔面に出血が見られるほど、摩嶋のコントロールは重く、しつこかった。
3R、肩固めで失神
そして3R、ギャラガーが前に出た場面でも、摩嶋は切り返して再び上を奪った。
肩固めの形を作ると、そのまま一気に絞め切る。
ギャラガーは目を見開いたまま失神する衝撃的な結末だった。
「極め切る選手」としての存在感
この一戦は、摩嶋が抑える選手ではなく、極め切る選手であることを改めて印象づけた試合だった。
相手を倒し、逃がさず、削り、最後は一本で終える。
Bellator経験者を相手にその勝ち方を見せた意味は小さくない。
RIZINフェザー級で、摩嶋一整の存在感はまた一段強くなった。
試合後、摩嶋は「まだまだ格闘技を頑張ろうと思っている」と語った。
多くを語らず、作業着姿でリングに現れ、仕事を終えて去っていく。
その姿はまさに職人だった。
今回の勝利は、ここで満足するためのものではなく、さらに先へ進むための結果だったと言っていい。
大会情報
大会名: RIZIN LANDMARK 13 in FUKUOKA
日時: 2026年4月12日
会場: マリンメッセ福岡A館
配信: RIZIN LIVE / U-NEXT
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