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ムサエフ、UFC2戦目で待望の初勝利

tyamat
ムサエフ、UFC2戦目で待望の初勝利

オクタゴン2戦目で初白星

3月28日(現地時間)、シアトルのクライメイト・プレッジ・アリーナで開催された「UFCファイトナイト・シアトル」のプレリムで、トーフィク・ムサエフがイグナシオ・バハモンデスにユナニマス・デシジョン(29-28、29-27、30-27)で勝利した。
RIZINライト級GP優勝者にとって、オクタゴン2戦目にして待望の初勝利となった。

2Rにダウンを奪われるも逆転

1Rはスタンドの打ち合いで幕を開けた。
試合が動いたのは2R。
バハモンデスの左ストレートがクリーンヒットし、ムサエフがダウンを喫する。
フィニッシュを狙うバハモンデスだったが、ムサエフはここで驚異的な粘りを見せた。
ポジションを入れ替えてグラウンドを支配すると、強烈な肘とパウンドでバハモンデスの右目上を大きくカット。
ラウンド終了時、バハモンデスは顔面を血に染めてコーナーに戻ることになった。

勢いをつかんだムサエフは3Rにテイクダウンを奪い、そのまま最終ラウンドを完全に支配。
最後まで主導権を渡さず、明確な判定勝利を手にした。

UFC初戦の雪辱を果たす

ムサエフ(23勝6敗)はアゼルバイジャン出身の36歳。
2019年のRIZINライト級グランプリで優勝し、日本の格闘技ファンにはおなじみの存在だ。
しかし2025年6月のUFC初戦(ファイトナイト・バクー)では、ムフトベク・オロルバイに1Rキムラロックで一本負け。
グラウンドの課題を露呈する厳しいデビューとなっていた。

あれから約9ヶ月。
今回のバハモンデス戦では、2Rのダウンからグラウンドで逆転するという展開が印象的だった。
UFC初戦で痛感したグラウンド対策が形になりつつあることを証明した一戦と言える。

バハモンデスは2連敗

敗れたバハモンデス(17勝7敗)は28歳のチリ人ファイター。
前戦のラファエル・フィジエフ戦に続く敗北で、キャリア初の2連敗を喫した。
2Rの左ストレートで見せた打撃の切れ味は健在だっただけに、フィニッシュに持ち込めなかった点が悔やまれる。

RIZIN GP覇者の次なる一歩

RIZINライト級GPを制した男が、世界最高峰の舞台でようやく1勝目を刻んだ。
36歳というキャリア終盤でのUFC挑戦は簡単な道ではないが、ダウンから這い上がって勝ち切る精神力を見せた今回の試合は、今後への大きな足がかりとなるはずだ。
ムサエフの次戦に注目したい。

大会情報

大会名:UFCファイトナイト・シアトル(Adesanya vs. Pyfer)
日時:2026年3月28日(土)現地17:00開始 / 日本時間3月29日(日)
会場:クライメイト・プレッジ・アリーナ(ワシントン州シアトル)
配信:日本ではU-NEXTで配信

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