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杉山しずか、現役引退を発表 ベルトを取り戻した女王が日本女子MMAに一区切り

EasyFight運営
杉山しずか、現役引退を発表 ベルトを取り戻した女王が日本女子MMAに一区切り

2026年5月31日、東京・立川ステージガーデンで行われた「PANCRASE 362」で、杉山しずかが現役引退を発表した。

杉山は、長く日本女子MMAを支えてきたベテランファイターの一人だ。
第4代、そして第6代フライ級クィーン・オブ・パンクラシスト。
2024年に重田ホノカを下して王座を獲得し、2025年に渡邉史佳に敗れて一度はベルトを失ったが、2026年3月のPANCRASE 361で和田綾音に判定勝ちし、王座返り咲きを果たしていた。

女王戴冠、そして現役引退へ

その王座奪還から約2カ月半。
少なくとも、成績だけを見れば「勝てなくなったから身を引く」という形ではない。
王座を取り戻した直後に、自らキャリアに区切りをつける決断だった。

杉山のキャリアは、勝敗だけでは語れない。
打撃、組み、粘り強さを武器に、国内女子MMAで長く存在感を放ってきた。

一度頂点に立ち、ベルトを失い、もう一度取り返す。
キャリアの最後に近い時期で、それをやり切ったことに、杉山しずかという選手の強さが詰まっている。
若手の台頭が進む中でも、簡単には世代交代を許さず、最後まで勝負の場に立ち続けた。

フィットネスモデルとしてのキャリア

杉山は格闘技だけでなく、フィットネス分野でも注目を集めている。
2024年にはベストボディ・ジャパンのフィットネスモデル部門でも結果を残し、格闘家としての強さだけでなく、身体づくりへの意識の高さも示した。リングやケージで戦う姿と、競技外でも自分を磨き続ける姿勢は、多くのファンにとって杉山選手の大きな魅力だ。

今回の引退発表は、日本女子MMAにとって一つの区切りになる。
杉山は長年にわたり、パンクラス、DEEP JEWELS、RIZINなどで戦い、女子MMAが現在ほど注目を集める前からリングとケージに立ち続けてきた選手だ。
派手な言葉よりも、積み重ねた試合と結果で自分の価値を示してきた。

王座を取り戻したあとに、自らのタイミングで現役生活に幕を下ろす。
杉山しずかの引退は、寂しさと同時に、やり切った選手への敬意を感じさせる発表だった。
日本女子MMAを支えてきた女王の歩みは、これからもファンの記憶に残り続ける。

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