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RIZIN.53序盤戦は一本決着が続出 中川皓貴・平本丈・ジョリー・ダイキが勝利

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RIZIN.53序盤戦は一本決着が続出 中川皓貴・平本丈・ジョリー・ダイキが勝利

5月10日、兵庫・GLION ARENA KOBEで開催された「RIZIN.53」。
本戦の第1試合から第4試合では、中川皓貴、平本丈ジョリーダイキ・ライトイヤーが勝利を収めた。
序盤戦は判定決着から始まりながらも、その後は一本決着が続出。
RIZINの本戦序盤で存在感を示したい選手たちが、それぞれの武器を見せた立ち上がりとなった。

中川皓貴、地元で競り勝つ判定勝利

第1試合では、フェザー級66.0kg契約で中川皓貴がジェイク・ウィルキンスと対戦。
試合は3ラウンドまで進み、中川が判定3-0で勝利した。
採点は3者とも29-27。
ウィルキンスにはローブローによるイエローカードも提示されており、その点もスコアに影響した。
中川にとっては地元・兵庫で迎えたRIZINの舞台で、しっかりと結果を残す一戦となった。

1ラウンドはウィルキンスがサウスポーからの蹴りを織り交ぜ、左ハイやミドルで中川にプレッシャーをかけた。
中川も組みで前に出ようとしたが、序盤から思い通りに試合を支配できたわけではない。

それでも中川は、2ラウンド以降に自分の形を作っていく。
相手の投げを潰してマウントを奪う場面を作り、グラウンドで優位なポジションを確保。
3ラウンドには右ストレートからグラウンドへ持ち込み、横三角やアームロック、バックチョークでフィニッシュを狙った。
ウィルキンスのローブローで複数回試合が中断し、イエローカードも提示されたが、中川は集中を切らさず、最後まで攻勢を保った。

フィニッシュこそ逃したものの、グラウンドでの展開力と、荒れた展開でも勝ち切る力を見せた勝利だった。
GLADIATOR王者としてRIZINに乗り込んだ中川にとって、この判定勝ちは次につながる意味を持つ。
序盤戦の幕開けとしては、派手なKOではなくとも、MMAの地力が見える試合だった。

平本丈、ダウンを乗り越えて逆転一本

第2試合では、57.0kg契約で飴山聖也と平本丈が対戦。
平本が2ラウンド0分27秒、リアネイキッドチョークで一本勝ちを収めた。
平本は冨澤大智戦での敗戦からの再起戦であり、さらに飴山には2023年3月のアマチュアMMAでKO負けを喫していた相手でもあった。

1ラウンドは、むしろ飴山の時間だった。
飴山はパンチの連打で平本からダウンを奪い、グラウンドでもパウンドやヒジで攻勢をかけた。
平本にとっては苦しい立ち上がりとなった。

しかし、平本はそこで崩れなかった。
2ラウンドに入ると、サウスポーからハイキック、三日月蹴りを織り交ぜて反撃。
打撃で飴山を崩すと、そのままバックを奪ってチョークへ移行した。
最後は飴山からタップを奪い、逆転で試合を終わらせた。

この勝利は、単なる一本勝ち以上の意味がある。
打撃で被弾し、ダウンを奪われながらも、試合の中で立て直してフィニッシュまで持ち込んだ。
再起戦であり、過去の敗戦への雪辱戦でもあった一戦で、平本丈は大きな白星をつかんだ。
試合後には、悔しさを抱えながらも積み上げてきたことを言葉にし、ここからさらに上を目指す姿勢を示した。

ジョリー、MMA初挑戦の児玉を腕十字で一蹴

第3試合では、62.0kg契約でジョリーが児玉兼慎と対戦。
ジョリーが1ラウンド1分11秒、アームバーで一本勝ちを収めた。
大晦日の芦澤竜誠戦に続き、RIZINで連続の一本勝ちとなった。

児玉はKrushを主戦場にしてきたK-1グループのストライカーで、今回がMMA初挑戦だった。
立ち技での実力はある一方、総合格闘技の中でどこまで対応できるかが注目された。

勝負は一瞬だった。
ジョリーは組みつくと引き込み、素早く腕十字へ移行。
児玉も逃れようとしたが、ジョリーは腕を逃がさず、しっかりと伸ばし切ってタップを奪った。
試合時間はわずか1分11秒。
打撃の展開に付き合うことなく、自分の勝てる局面へ持ち込んだ完勝だった。

ジョリーはBreakingDownで名前を広げた選手だが、RIZINでは2試合続けてMMAルールで一本勝ちを収めている。
話題性だけではなく、MMAファイターとしての実力を結果で示し続けている。
試合後には、次は本格的なMMAファイターとの対戦を望むようなアピールもあり、今後のマッチメイクにも注目が集まる。

ダイキ・ライトイヤー、梅野源治を三角絞めで撃破

第4試合では、61.0kg契約でダイキ・ライトイヤーが梅野源治と対戦。
ダイキが1ラウンド2分37秒、三角絞めで一本勝ちを収めた。

ダイキは元修斗環太平洋バンタム級王者。
2026年1月の防衛戦で敗れて王座を失っており、今回は再起戦としてRIZINの舞台に上がった。
一方の梅野は、日本ムエタイ界を代表する存在として知られ、MMAでは大雅、芦澤竜誠に勝利し、今回がMMA3戦目だった。
立ち技での実績では梅野に大きなものがあるが、MMAとしての総合力、とくに組みと寝技の局面が勝負の鍵になった。

試合は開始からダイキが組みを狙う展開となった。
ロープ際でクラッチを組み、テイクダウンを狙うダイキに対し、梅野は体幹の強さを見せて押し倒し、上のポジションを取る。
ここだけを見れば、梅野がうまく対応したようにも見えた。

しかし、グラウンドで危険だったのは下になったダイキの方だった。
ダイキは下から梅野の動きを制限しつつ、ヒジも返しながら三角絞めへ移行した。
これが深く入り、梅野はタップするしかなかった。
上を取ったはずの梅野が、ダイキのガードワークに捕まり、一気にフィニッシュまで持ち込まれた形だった。

ダイキにとっては、再起戦であり、地元・神戸での大きな勝利でもある。
ムエタイの大物である梅野を相手に、MMAの技術差を明確に示したことは大きい。
結果だけを見れば一本勝ちだが、その裏には相手の打撃を警戒しながら、自分の土俵に持ち込んだ冷静な試合運びがあった。

序盤戦から見えた総合力の差

RIZIN.53の本戦序盤は、4試合中3試合が一本決着となった。
平本丈は劣勢から試合をひっくり返し、ジョリーは打撃系選手を相手に短時間で極め、ダイキ・ライトイヤーは下からの三角絞めで梅野を仕留めた。
中川皓貴も判定ながら、グラウンドでの攻勢を軸に勝利をつかんでいる。

この4試合に共通していたのは、単なる打撃の強さだけでは勝負が決まらなかったことだ。
組み、ポジション、極めの精度。
RIZINの序盤戦は、MMAにおける総合力の差がはっきり表れた内容となった。

中川は王者としての地力を示し、平本丈は逆転勝利で再浮上のきっかけをつかんだ。
ジョリーはRIZINでの連続一本勝ちにより、次の相手選びがさらに重要になる。
ダイキは梅野を破ったことで、バンタム級周辺の戦線に改めて存在感を示した。

RIZIN.53は、メインカードの前半から見どころの多い展開となった。
派手な名前が並ぶ後半戦だけでなく、序盤から勝者たちがそれぞれのストーリーを前に進めた大会だった。

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