梅野源治
Genji Umeno

獲得タイトル
梅野源治は、日本ムエタイ界を長く牽引してきた本格派ストライカーである。 東京都江戸川区出身。 若くしてムエタイの道へ進み、国内のリングで結果を重ねるだけでなく、本場タイの強豪たちとも渡り合ってきた。 日本人としてラジャダムナンスタジアム認定王座を獲得した実績は、彼のキャリアを語るうえで欠かせない。 単なるキックボクサーではなく、ムエタイの技術、間合い、首相撲、肘、膝を深く理解した“職人型”のファイターである。 梅野の魅力は、派手な一撃だけではない。 前に出る圧力、相手の攻撃を見切る目、近距離での肘、首相撲からの崩し、細かいフェイントを使った攻防の作り方にある。 パンチ主体の選手が増える中で、梅野はムエタイ本来の強さをリング上で表現できる数少ない日本人選手だ。 相手が前に出てくれば肘で迎え撃ち、距離が詰まれば首相撲で崩し、離れればミドルや前蹴りでペースを握る。 試合全体を通して、相手に不快な距離を押しつけることができる。 RIZINでは、皇治戦での“ヤバイだろ”という言葉と表情が大きな話題になり、格闘技ファン以外にも名前が広がった。 しかし、梅野源治という選手の本質は、話題性だけでは測れない。 長年ムエタイで積み上げてきた技術とプライドがあり、立ち技の価値を背負って戦ってきた選手である。 2023年には鈴木宙樹にKO負けを喫したが、同年10月には斎藤祐斗に判定勝利。 2024年にはMMA挑戦を見据え、オープンフィンガーグローブマッチで魚井フルスイングを相手に肘でダウンを奪って勝利した。 さらに大きな転機となったのが、MMAへの挑戦である。 2024年大晦日、かつてRISEで黒星を喫した大雅とMMAデビュー戦同士で対戦。 立ち技出身同士の再戦でありながら、梅野はテイクダウンへの対応、上からのパウンド、首相撲を応用した崩しを見せ、判定勝利を収めた。 ムエタイの技術をそのままMMAに持ち込むのではなく、組みやグラウンドを含めた総合格闘技の中でどう生かすか。 その試行錯誤が見えた一戦だった。 2025年9月の芦澤竜誠戦では、RIZIN MMAルールで3ラウンドを戦い抜き、判定3-0で勝利した。 打撃戦だけでなく、組みや寝技の攻防も含まれる中で、芦澤の勢いを受け止めながら勝ち切ったことは、MMAファイターとしての成長を示すものだった。 RIZIN公式の試合結果でも、梅野の判定勝利として記録されている。 2026年5月のRIZIN.53では、ダイキ・ライトイヤーと対戦し、1Rに三角絞めで敗れた。 総合の寝技面での差が結果に出た一戦となった。 梅野源治は、キャリア終盤に差しかかってなお、新しい競技に挑み続けている。 ムエタイで実績を築いた選手が、あえてMMAという不確実な舞台に踏み出すことは簡単ではない。 負ければ過去の実績まで軽く見られかねない。 それでも梅野は、立ち技の誇りを持ったまま、新しいルールの中で勝負している。 長年の技術、独特のキャラクター、そして挑戦をやめない姿勢。 梅野源治は、日本格闘技界において、実績と物語の両方を持つ数少ないファイターである。
戦績分析
MMA戦績:2勝1敗0分
ファイト傾向
戦績データから見える勝ち筋・注意点
FINISH IMPACT
勝利の決着傾向
0%
フィニッシュ率
0%
KO率
0勝
0%
一本率
0勝
100%
判定率
2勝
勝率
2/3
フィニッシュ率
0/2
KO率
0/2
一本率
0/2
負け方
直近5試合
左から新しい順
ダイキ・ライトイヤー
2026-05-10
芦澤竜誠
2025-09-28
大雅
2024-12-31
ラウンド別勝敗
どのラウンドで試合が決まったか
決着時間帯
各ラウンドを0:00-2:30 / 2:31-5:00で分類
決着方法
何で勝ち、何で負けたか
分類の目安
- 蹴り/ヒザ: キック、ハイキック、膝蹴りなど
- 絞め技: チョーク、裸絞め、ギロチンなど
- 関節技: 腕十字、アームロック、ヒールフックなど
- パンチ/TKO: パンチ、パウンド、ドクターストップなど
プロ戦績一覧
| 結果 | 対戦相手 | 大会 | 決着 | 日付 |
|---|---|---|---|---|
| LOSE | ダイキ・ライトイヤー | RIZINRIZIN.53 | R12:37三角絞め | 2026-05-10 |
| WIN | 芦澤竜誠 | RIZINRIZIN.51 | R35:00判定3-0 | 2025-09-28 |
| WIN | 大雅 | RIZINRIZIN.49 | R35:00判定3-0 | 2024-12-31 |
