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RIZINヘビー級JAPAN GP開幕 日本最強を決める戦いへ

tyamat
RIZINヘビー級JAPAN GP開幕 日本最強を決める戦いへ

RIZINのヘビー級戦線が、いよいよ本格的に動き出す。
4月23日の会見で、8月11日の『RIZIN.54』TOYOTA ARENA TOKYO大会から「RIZIN JAPAN GP ヘビー級トーナメント」が開幕することが発表された。
1回戦2試合を8月に行い、勝ち上がった2選手が11月の決勝へ進出。
さらに優勝者は、大晦日にアレキサンダー・ソルダトキンと初代RIZINヘビー級王座を懸けて戦う構想も示されている。

トーナメントの全体像——日本代表決定戦

現時点で出場が発表されているのは、上田幹雄、スダリオ剛、エドポロキングの3人だ。
残り1枠は未定だが、RIZIN側は6月6日の『RIZIN LANDMARK 14 in SENDAI』で行われる酒井リョウ vs 貴賢神に加え、5月4日の『DEEP 131 IMPACT』で組まれた赤沢幸典 vs 金田一孝介の内容も見たうえで、最終的な人選を行う方針を示している。
今回のJAPAN GPは、すでに名前が出ている3選手だけの勝負ではなく、日本ヘビー級全体の序列を改めて決める戦いになっている。

本命・エドポロキング——規格外の新鋭が一気に主役へ

このトーナメントで、現時点の本命として最も面白い存在はエドポロキングだろう。
身長204cm、リーチ217.5cmという国内でも規格外のサイズに加え、MMAでは3戦3勝。
RIZINでは貴賢神を1R KOで下し、酒井リョウ戦でも苦しい時間帯をひっくり返してTKO勝ちを収めている。
単に身体が大きいだけでなく、試合を終わらせる力と流れを変える力をすでに見せている点が大きい。
米国修行による上積みも伝えられており、「将来性のある素材」ではなく「一気に主役まで駆け上がる可能性がある選手」として見るべき段階に入っている。

エドポロキングの魅力は、完成度よりもスケールにある。
まだキャリアは浅く、寝技や長いラウンドでの組み立てには未知数な部分も残る。
それでも、国内ヘビー級では数少ない"相手に何かを強制できる体格と圧"を持っているのは間違いない。
酒井戦では苦しい流れの中から勝ち筋を引き寄せており、勢いだけで勝つ選手でもない。
ヘビー級では一発とフィジカルで全てを変えられる選手が最も危険だ。
そう考えると、今回のJAPAN GPで最も優勝に近い位置にいるのはエドポロキングだと言っていい。

実績の上田幹雄——最も計算できる優勝候補

もちろん、実績面で上田幹雄を外すことはできない。
上田は極真空手の世界王者として名を上げ、MMA転向後もRIZINで関根"シュレック"秀樹やスダリオ剛を下し、昨年のヘビー級GPでも日本勢で最も深く勝ち上がった。
空手ベースの打撃の説得力は日本ヘビー級の中でも際立っており、経験値と安定感を考えれば優勝候補の一角であることは間違いない。
エドポロキングを本命に置くとしても、上田が最も計算できる存在であることは変わらない。

一方で、上田には"最強候補だからこそ問われる部分"もある。
打撃の破壊力は抜群だが、MMA全体で見れば組みや寝技で崩された試合もある。
今回のJAPAN GPは、上田が「国内の強豪」から「世界へ挑む日本代表」に進めるのかを測る場でもある。

対抗・スダリオ剛——一発で全体をひっくり返す破壊力

スダリオ剛もまた、絶対に無視できない存在だ。
MMAデビュー戦でディラン・ジェイムスをTKOで下し、その後も関根"シュレック"秀樹、ロッキー・マルティネス、イム・ドンファン、加藤久輝らを相手にインパクトを残してきた。
波はあるが、勝つ時の迫力は日本人ヘビー級の中でも屈指だ。
身体能力と打撃の爆発力という点では、いまだに最も試合を壊せる選手の一人だろう。

ただ、スダリオは期待値の高さに対して、ここまでのキャリアが完全には噛み合っていない部分もある。
勢いに乗った時の強さは魅力だが、試合運びや組みの対応力では課題も見えてきた。
それでもトーナメントでは、そうした不安定さが逆に怖さにもなる。
上田やエドポロキングに比べて"読むのが難しい"からこそ、最も荒らす可能性を秘めた対抗馬と言える。

残る1枠——酒井 vs 貴賢神、赤沢 vs 金田一

今回のトーナメントをさらに面白くしているのが、残り1枠の行方だ。
6月6日の仙台大会で組まれた酒井リョウ vs 貴賢神は、そのまま候補者選定の材料になる。
酒井はベテランらしい経験値とグラウンドを含めた総合力が持ち味で、エドポロキング戦でも勝利寸前まで持ち込んだ。
対する貴賢神はスダリオ剛の双子の弟として知られ、相撲仕込みのフィジカルと勢いが魅力。
ここで明確な内容を見せた側は、一気にトーナメント本戦へ近づく。

さらに見逃せないのが、5月4日の『DEEP 131 IMPACT』で行われる赤沢幸典 vs 金田一孝介だ。
RIZIN会見ではこの試合も最後の1枠選定の判断材料になると明言されており、単なる査定試合ではなく「RIZIN本戦に割って入れるか」を懸けたサバイバルマッチとして見るべき一戦だ。
赤沢は独自のキャラクターも含めて注目を集める存在で、金田一は元パンクラス上位の実績を引っ提げてDEEP初参戦でメガトン級に名乗りを上げた。

日本ヘビー級の主役を決める戦い

今回のJAPAN GPの本質は、国内最強を決めることだけではない。
昨年の世界トーナメントで日本勢は世界の壁を越えきれず、ヘビー級王座もいまだ空位のままだ。
だからこそ今回問われるのは、「日本で一番強いのは誰か」よりも、「誰がソルダトキンに挑む資格を持つのか」だろう。

現時点の構図を整理するなら、本命はエドポロキング。
規格外のサイズと3戦3勝の勢い、すでにRIZINで結果を残している実績、そしてまだ底を見せていない伸びしろを考えれば、最も優勝に近い位置にいるのはこの男だろう。
上田幹雄は最も安定した優勝候補、スダリオ剛は一発で全体をひっくり返せる対抗馬。
そして最後の1枠には、赤沢幸典 vs 金田一孝介、酒井リョウ vs 貴賢神の勝者・内容次第で新たな波が入り込む余地がある。
RIZINヘビー級JAPAN GPは、ただの新企画ではない。
日本重量級の主役を決める、本当の意味での選抜戦になりそうだ。

大会情報

  • 1回戦:2026年8月11日(火・祝)/RIZIN.54 TOYOTA ARENA TOKYO
  • 決勝:2026年11月開催予定
  • 大晦日:優勝者がアレキサンダー・ソルダトキンと初代RIZINヘビー級王座を懸けて対戦する構想

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