RIZIN LANDMARK 13直前、2試合に計量トラブル

4月12日に福岡・マリンメッセ福岡A館で開催される「大和開発 presents RIZIN LANDMARK 13 in FUKUOKA」を前に、11日の公開計量で2試合に大きな動きが出た。
第9試合で萩原京平と対戦するアバイジャ・カレオ・メヘウラ、そして第3試合でヌルハン・ズマガジーと対戦予定の天弥が、ともに契約体重をオーバーした。
大会直前に2試合の扱いに影響が出た。
メヘウラ、条件付きで試合継続へ
メヘウラのオーバーは66キロ契約から1.5キロ。
RIZIN初参戦の外国人ファイターとして注目されていたが、試合前の最初の関門を越えられなかった。
萩原が受け入れたため、メヘウラが勝ってもノーコンテスト、減点2で試合実施となった。
萩原が計量をクリアしたうえで「何キロでも関係ない」と言い切ったことで、試合そのものの空気はむしろ荒々しさを増した。
天弥は3.5キロ超過、試合成立も未定
より深刻なのが天弥だ。
71キロ契約から3.5キロオーバーという大幅超過となり、公開計量後の時点でズマガジー陣営と大会運営本部が試合実施の可否を協議中とされた。
条件付き実施に即座に進んだメヘウラ戦とは違い、そもそも試合が成立するのかどうか自体が流動的な状況に入っている。
公開計量時点では、RIZIN側は決定次第発表するとしていた。
同じ計量オーバーでも、扱いはまったく違う
この2件は、同じ「計量オーバー」でも扱いがかなり違う。
メヘウラのケースは、ルール変更と相手の了承によって試合を残した。
一方の天弥は、超過幅が大きすぎることで、競技としての公平性や安全性まで含めて再判断が必要な段階に入っている。
インパクトは明らかに後者の方が重い。
タイトル戦は予定通り
この福岡大会は、試合順でも第12試合と第11試合に組まれたフェザー級タイトル戦(ラジャブアリ・シェイドゥラエフ対久保優太)とバンタム級タイトル戦(ダニー・サバテロ対後藤丈治)が2本柱だ。
この4選手は無事に計量をクリアしている。
だからこそ、複数カードで起きた今回の計量トラブルは、単なる前日ニュースではなく、興行全体の緊張感を別の形で引き上げる材料になってしまった。
計量は試合の前提条件であると同時に、選手のプロ意識を示す場でもある。
勝負はケージの中で始まるように見えて、実際には前日からもう始まっている。
メヘウラは条件付きとはいえ試合に進む。
だが天弥は、試合が残るかどうかすらまだ定まっていない。
RIZIN LANDMARK 13は、開戦前からすでに大きく揺れている。
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