パディ・ピンブレットが開始52秒で衝撃決着 サン・ドニをダースチョークで失神させる

現地時間7月11日、米国ネバダ州ラスベガスのT-Mobile Arenaで「UFC 329: MCGREGOR VS HOLLOWAY 2」が開催された。
コメインイベントでは、UFCライト級ランキング6位のパディ・ピンブレット(Paddy Pimblett)が、同5位のブノワ・サン・ドニ(Benoît Saint Denis)と対戦。
第1ラウンド52秒、ピンブレットがダースチョークによるテクニカルサブミッションで勝利した。
サン・ドニのタックルを利用して絞め上げる
試合開始直後から、両者は距離を詰めて激しくぶつかった。
サン・ドニがタックルを仕掛けると、ピンブレットはすぐに首を抱えてギロチンチョークを狙う。
そこから相手の体勢に合わせてダースチョークへと切り替え、サン・ドニの首と腕を巻き込みながら一気に絞め上げた。
サン・ドニはタップしなかったものの、チョークによって意識を失った。
タップによる一本ではなく、絞め技によって相手が試合を続けられない状態になったため、公式結果はテクニカルサブミッションとなっている。
事前に予告していた展開を実現
ピンブレットは試合後、サン・ドニがタックルを仕掛け、組みついてくる展開を事前に予想していたと明かした。
さらに、その動きに対して絞め技で仕留めることも周囲に話していたという。
実際の試合では、サン・ドニの最初のタックルを利用し、開始からわずか52秒でフィニッシュ。
相手の攻撃を受け止めるだけでなく、その動きを勝利へ直接つなげる完成度の高い内容だった。
サン・ドニは激しい打撃と組み技を武器にライト級上位まで勝ち上がってきた選手だ。
その相手をほとんど攻撃させることなく終わらせた今回の勝利は、ピンブレットにとってキャリア最大級の結果となった。
ライト級トップ戦線へ大きく前進
今回の試合は、ランキング5位と6位によるライト級上位対決だった。
人気選手として注目を集めてきたピンブレットだが、ランキングで自身より上に位置するサン・ドニを短時間で下したことで、ライト級トップ戦線でも通用する実力を強烈に示した。
このフィニッシュは大会の「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」にも選出されている。
試合後のインタビューでは、イリア・トプリアやジャスティン・ゲイジーの名前を挙げたほか、メインイベントに出場したコナー・マクレガー、マックス・ホロウェイとの対戦にも意欲を示した。
次戦が誰になるかは決まっていないが、ライト級5位のサン・ドニを圧倒したことで、今後はさらに上位の選手との対戦が期待される。
パディ・ピンブレット ○第1ラウンド 0分52秒 テクニカルサブミッション(ダースチョーク)ブノワ・サン・ドニ ●



